麻奈先生のブログ~木下式の子育て論~
by k-onkan
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作者について
木下式音感教育法認定講師
  木下麻奈
     
 木下式の基本は、幼児期に「躾・規律」を教え、高度な音楽基礎教育を施すことです。詳しくは、ホームページをご覧ください。http://www.kinoshita-onkan.com

イラスト:「ケイ&シュート」
 By ケンイチ・シライ
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大人も頑張って育つもの

3日間の講習会が終わり、先生たちが帰られました。今回は3月ということで、新卒の先生が大勢、参加する会とでした。はじめて木下式の指導法を学ぶと、「こんなに大きな声は出せない」と躊躇されたりするものです。幼児の前でよく通る声が出せなければ、幼稚園や保育園の先生は務まりません。子どもたちの安全を守ったり、意欲を持って何かを取り組ませようと思うと、小声では効果が少ないからです。

e0143522_17573713.jpg今年は新卒の中で「黒いリクルートスーツ」に身を包んだ方たちを木下先生が重点的に指導し、クラスの端まで届く声を覚えていただきました。まぜ、受講生の前に出て、自分の名前を言わせます。木下先生はそれぞれの先生の声を聞き「話声位」を比べ、それぞれの声を観察します。その後、高い人から低い人の順で並べ替えて、それぞれ、声を出させていきます。

不思議なことですが、幼児と同じく先生たちに順序を付け、互いの声を聴いていると、知らず知らずのうちに、競い合いになり、その中から、最初より声を高くする人が出てくるのです。そんな中、一人だけ、どうしても声が上がらない人がいました。自分の殻を破って自己表現を難しいようです。

しかし、二日目に、木下先生から前に呼ばれ、「女性で声が低い人の特徴」として、「口を開けない―母音認識がない―」「発声行動に意欲気概がない」「反射性の欠如」「模倣能力の欠如―他人を観察できない―」「自分の声とピアノのを聴く―音高の記憶―」と、マイナス面を厳しく言われたことで、奮起したのか、声を出すようになっていきました。

3日間の講習会期間中、何かあるごとに「黒いリクルートスーツ」を前に呼んでは、「高くなった声」を再現させているうちに、先生たちもそれぞれ、自分の殻を破って上手になっていきました。

新卒の先生でも、こうして手をかけて、「頑張れ、頑張れ」と言われていると、出なかった声が出るようになります。どうか、新年度に新たに入園されるお子さんたちの声も、声域を広げて、歌上手を育てていただきたいと思ったのでした。
# by k-onkan | 2017-03-25 17:58 | 木下式音感教育法 | Comments(0)

次の人におすそ分けを!!

講習会は、午前10時から午後4時までと、長丁場が3日間続きます。ですが、本当にたいへんなのは講習会が終わってからの2時間です。検定試験を受ける先生、初参加の新人先生が個別に質問をしたり、指導を受けたいと並ぶのです。

e0143522_9282812.jpg先生たちが熱心に木下式を勉強してくれるなら、長く教えることはちっとも苦ではありません。ただし、他人の時間を使って何か得たら、その恩恵は、自分だけに留めるのではなく、後輩や園児たちにも、教えてあげる優しさを持っていただけたら、嬉しいです。

今回は3名の先生が、検定を受けます。皆さんにとって、一番の課題は「音感かるたの説明」であるため、私は毎日、いろいろな人の「説明」を聞いています。その中には力強く堂々と先生らしい説明をする人もいれば、確信が持てず、フワフワとつかみどころがない説明をする人もいます。また、強引に力強さだけで教え込もうとする説明の人もいる中で、少しでも木下式が理想とする「幼児にとってありがたい説明」に近づくように指導します。

私は、先生たちの「音感かるたの説明」から、それぞれの先生の気質のようなものを感じます。たとえば、事前の用意が周到にできる人かどうか、用意したものを上手に使いこなせるのか否か、的外れに手を貸してしまう人か、他人の助言を素直に聞くタイプか否かなど、エセ占い師のようですが、感じます。

たとえば、どんなに指導しても、いっこうに自分のやり方を変えられない先生は、「頑固だって言われたことはない?」「あります」「頑固でもいいのよ。裏を返せば、芯が強いのは悪いことではないから。でも、物を習う時はダメよ。他の人のいうことにも、耳を貸さないと上手にならないの。音感の指導は先生と子どもの関わり方が大事だから、『誰かとお付き合い』するのと、一緒。自分は正しいからといって正論ばかり相手に押し付けてしまうと、相手の心が離れていても、気づかないことがあるでしょう? いまのかるたはそういう感じがする・…・」。その先生は、とても素直に「心当たりがあります」と言って、どうしても変えられなかった自分の説明を変えてくれました。

それぞれ、どんな性質を持っていても、それを否定するつもりはありません。ただし、幼児の前に立ったら、自分の欠点を隠して「好ましいかるたの説明と模範唱」をしてほしいと願っています。それは、子どもたちに「音感教育」をする先生たちの最低限の責任だと思うからです。「自分はこういう性質だから仕方ない」と開き直ったり、ありのままをさらけ出すより、少しでも、欠点を見えないように心を配ることこそが、音楽に求められる「心のお化粧」かもしれません。

子どもは、力強い、堂々とした説明が好きですが、何度も反復する中で、時には先生の優しさが垣間見えたり、時に細やかな様子が見えたりすると、「お、今日の説明は、いつもと違う?」と幼児の心が躍ったりするものです。

若い先生に、いろいろな助言をする私も、実は、父からは「ちゃらんぽらんでいい加減」と性格を分析されていて、自分にもその自覚があるのです。だから、かるたの説明をする時、音感を教えるために子供の前に立つ際は、その「ちゃらんぽらん加減」が最大限、見えないように注意を払ってはいるのです。それでも、時々、いい加減さが顔を出しますが、欠点を知っているから、気を付ける一助にはなっています。

エセ占い師のような私が、一番、見たくないのに見えてしまうことがあります。それは、先生たちが「誰のため」に勉強をしているか。上の方々から検定試験を受けるように言われて、受け身な気持ちで勉強する先生もいれば、検定を合格するために勉強する先生もいます。また、純粋にクラスの子どもを教えるために学ぶ先生もいます。誰かの指示でイヤイヤ学ぶよりは自分が恥をかかないために、貪欲に学ぶ方がいいでしょう。けれど、自分のためより、自分が受け持つ園児のために頑張る先生が、一番、上手になっていくのです。
# by k-onkan | 2017-03-24 23:24 | 木下式音感教育法 | Comments(0)

心もちを観察しよう!

今日から3日間、楽院のホールでは、「木下式音感教育法の指導法を幼稚園、保育園の先生が学ぶ講習会」を開催します。遠くは沖縄、福岡から飛行機で――。新幹線ができて近くなったといっても2~3時間はかかる富山、大阪、名古屋、岐阜、宮城からも総勢75名が参加されています。

e0143522_1225544.jpg木下式を実践する幼稚園、保育園に務める先生たちは、はたから見ると「先生になってからも勉強をさせられてかわいそう」と思われているかもしれません。けれど、「先生になってからも勉強できる環境を与えられていること」は、実は、とても幸せなのだと私は思います。勉強したくても、常に子供を預かっていて、勉強する暇もない、園があるからです。

大学で保育の勉強をして資格をとって園児に向き合っても、現場では「どうしたらいいか、分からないこと」だらけです。「先生」と呼ばれても本当に「先生」として自信を持てるまでには、学ばなければならないことがたくさんあります。その費用を負担して勉強させてくださる園は、厳しいかもしれませんが、ありがたい場です。

色々な考えがあるので、「それでも、大人になってまで勉強したくない」と考える方もあるでしょう。しかし、正直、「大人だから何事も完璧」というわけにはいきません。幼児たちは年齢は幼くても、ちゃんとよく観察しています。口ではっきり言わないだけで(たまに、いう子もいますが)「どの先生の教え方が上手か、どの先生が今一つか」ちゃんと見ています。ある教室で発達障害を持つ2年生のお子さんが「麻奈先生は怖いけれど、分かりやすい」と言われたことがありました。

この言葉は、優しいけれど、分かりにくい先生の存在を示唆しています。子どもは、教えてくれる「先生」を等しく「先生」と呼んでいても、個人差があることを感じる怖い存在です。その子どもを教える私たちも、ずっと学び続けないと、子どもに教えることが枯渇してしまうと感じています。

今回の講義は「音感かるた」と「歌唱曲ドレミはみんなの仲良しさん」で、木下式の根幹の部分ですが、毎回、講習会で若い先生たちは、音感かるたの説明に苦戦します。私たちも、「そんなに難しい?」と、子どもの心をつかむ説明を教えることに苦労しています。創始者は、「それぞれ人の顔が違うように、キミたちと私では、かるたの説明を言う心が違う!」と嘆いていますが、心が違うことを教えるのは難しいものがあります。

受講生も、「木下先生と違うこと」はたぶん分かっていると思います。でも、具体的にどうしたら、心が変えるかが難しいのです。語調や抑揚、声の調子や高さを変えられても、「心持ち」は目には見えません。

そんな中、私は講義の後、声は美しいのに無表情で面白くない「音感かるた」の説明をする教諭の指導をさせていただき、気づいたことがありました。それは、説明をする先生自身が、本気で「教えたい」と思わないと、どんなに技術だけ学んでも、上手にはならないということでした。

私もかつて「なぜ、こんな紙芝居のお姉さんみたいなことを本気でしなくちゃいけないの?」と思っていたことがありました。しかし、自分の中で何かが変わったのは、ある男の子のお蔭でした。それは、3年生になって「学校で音楽の時間がつらい」という理由で、途中入学してきた遅鈍な男の子を教えさせていただいたからでした。

3年生であっても、楽院に入学したら、最初に学ぶのは、音感かるたです。この男の子は、訓練で、少しずつ声が上がり、絶対に出ないと思っていた高い声が出るようになり、一般の曲が歌えるようになった時、私ははじめて「本気で教えてやろう」という気持ちを、実感として知ったのです

音感かるたの説明は、表面的に決められた文章を記憶してなぞるのではなく、幼児に「音感かるたの説明を覚えると、本当にいいことがある」と信じて教えられるようになると、心もちが少しだけ、創始者の「教えてやろう、教えてやりたい」という気持ちに通じるかもしれません。
# by k-onkan | 2017-03-23 23:33 | 木下式音感教育法 | Comments(0)

大切にするから厳しいのかも

何気なく、木下式のホームページのチェックをしている際に、インターエデュという教育関係のサイトに「年少の息子のために、音楽教室を探しています木下音感楽院とY音楽教室の違いを教えてください」という文字を見つけてしまいました。きっと「厳しい、怖い」と書かれているのだろうと、心の準備をしてみると、そこには「見学をされると、まったく違うことが分かると思います。木下式は近所のピアノの先生が採り入れてたくさん優秀な人を育てていると評判の教育法です」と好意的なことが書かれていました。

e0143522_934342.jpg私のブログもそうですが、良くも悪くも「本当のこと」を書いているつもりです。その私がいうのも恥ずかしいですが、「これほどまでに個々人を大事にする教室」だと思っています。ただ、個々人を大事にするというのは、全員を甘やかすという意味ではなく、個々人を大切にするからこそ、それぞれに厳しい教室だと思っています。

たとえば、凸凹があったり、母国語が日本語でないなど、手助けが必要な事情があれば、積極的に、手を貸し、他のお子さんとの差をなくす努力をしますが、それは、あくまでも「一人立ち」が目的であり、ただ、保護しているわけではありません。ですから、事情がある親子にとっても、チャレンジであり、つらいことも多いと思います。

反対に、自分でしっかりできている方には、「あの子にばかり、手を貸すのは、ずるい私にももっと手をかけて!」と不満に思われるかもしれませんが、「自分でできるのだから、しっかりやってください」と申し上げることもあるはずです。これを「冷たい」と感じる方もあるでしょうが、できている人に手を貸し過ぎると、本来、自分でできたこともできなくなってしまうのは、能力を最大限に引き出す、というお約束から離れてしまうのです。

ここで、最初の「木下音感楽院と大手音楽教室の違いは?」という問いに戻り、私が簡潔にお答えするなら「音楽と真剣に向き合わせ、一生ものの音楽能力を身に付ける教室と誰でも気軽に音楽と親しむ雰囲気を味わえるフレンドリーな教室」だと思っています。数年前、家庭でまったく練習せず、楽譜も持たずに通えるピアノ教室が長蛇の列を作るほど、人気があるという記事を見かけたことがありますが、楽院はその対極にあると思います。

子どもに音楽の能力をつけるために、必要であれば、たとえ生徒と保護者に迷惑がられても踏み込んで教えます。それゆえに、親御さんが期待した以上の能力をつけて卒業されることもあるでしょう。また、音楽を学ぶ過程で身に付いたさまざまな能力が、社会に出て必要だったと、実感すると、「自分の子どもにも」と親子二代で通う方も多くいる、そんなちょっと変わった音楽教室が、木下音感楽院です。
# by k-onkan | 2017-03-22 23:33 | 音楽 | Comments(0)

卓球も脳を活性化するかも!

先日、卒業された6年生のご家庭から、「皆さんで使ってください」と卓球用のラケットなどを卒業の記念にいただきました。子どもたちは、毎年、音楽祭の特別練習になると、休憩時間に卓球をして遊んでいますが、年々、酷使され、ラケットがボロボロになっていると親御さんに報告したのかもしれません。

e0143522_1572266.jpg早速、授業がお休みで講習会の準備をしている楽院ホールで、木下先生と純子先生で、卓球台を出して使ってみました。決して人に褒められる運動神経を持たない私でも、球を落とさないようにラリーで打ち返す卓球は、音楽のリズムに乗るのと似ているので、嫌いではありません。

ただし、年のせいか若い頃より、球の進む先を予測できなくなっているような気がします。それはちょうど楽譜を見ながら、「鍵盤のここらへん」と手を跳躍させたのに場所がずれて違う音をさせるような感覚です。卓球も楽器と同じく、脳の活性化にいいことを実感してしまいました。

さて、発達障害のお子さんと家庭のテーブルで簡易卓球をしてラリーをすることで、他人との距離感をつかんだり、協調性を育むことに役立つと、聞いたことがあります。楽院の子どもたちも、いざ、卓球をすると、いきなり、打ちにくいところに返したりして、リズムに乗れない子が増えています。ぜひ、春休みに、家庭でも子どもの相手をしてみていただければと思います。
# by k-onkan | 2017-03-21 23:04 | 運動 | Comments(0)