麻奈先生のブログ~木下式の子育て論~
by k-onkan
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作者について
木下式音感教育法認定講師
  木下麻奈
     
 木下式の基本は、幼児期に「躾・規律」を教え、高度な音楽基礎教育を施すことです。詳しくは、ホームページをご覧ください。http://www.kinoshita-onkan.com

イラスト:「ケイ&シュート」
 By ケンイチ・シライ
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親になるための予備訓練?

30代になる卒業生のMちゃんに数ヶ月ほど前に、赤ちゃんが生まれました。最近、やっと落ち着いてきたとのことだったので、お祝いを持って会いに出かけました。恵まれたMちゃんには、どんなプレゼントも珍しくないと思い、0歳児のためのクラシックの名曲CDと、音程が合っているおもちゃの鉄琴に音感かるたのシールをつけてプレゼントしました。

将来、楽院に入ったときに、音感がよくなるように、ピアノで和音を聞かせていることを聞いていたからです。赤ちゃんの頃は、面白くない和音をただ聴かせるより、美しいメロディー、きれいな音に触れることの方が大切であると感じます。和音の訓練は、そうしたことの先にあるべきなのです。ただし、世の中の美しいおもちゃの楽器の中には、音程に関係ないものも、多数、出回っていることも、知っておいていただきたいと思います。

e0143522_71563.jpgMちゃんは、もう「ちゃん付け」で呼ぶには失礼なほど、落ち着いたお母さんになり、赤ちゃんの布おむつを替えたり、あやしたりする姿がありました。子どもをいつくしみ、育てるMちゃんは、大人として、弱いものを守ろうとする母としての貫禄がありました。赤ちゃんが生まれて、一番、変わったのは、携帯と関わる機会が減ったことなのだそうです。

携帯はとても便利ですが、人と電話でやり取りしたり、ネットを見ていると、赤ちゃんの一挙手一投足を見逃してしまいます。赤ちゃんの変化が気になって、かかってくる電話やメールが後回しになるのだとMちゃんは笑っていました。携帯がおざなりになるほど、幸せなお母さんになっていて、本当によかったと思います。

赤ちゃんを持つお母さんが、だれでも、母性を持って、子育てを楽しめるわけではありません。昔と違って、家族に、大勢、人がいない分、子育てとそれに伴う雑事も、全てお母さん一人でこなさなければならない分、中にはそのイライラからわが子に手をあげる若いお母さんも最近はとても多いのです。お母さん自身に余裕がないのでしょう。

子育てを「子どもと共に成長する楽しいことがら」と思う余裕があれば、子育てほど楽しい作業はないと私は思いますが、わが子に対して、「自分を犠牲にして、わずらわしい存在」と感じてしまうと、それは相当、つらい作業になるだろうと想像します。特に、家で母子二人きりの生活をしていると、気を紛らわすことがない分、追い詰められてしまいます。世の中には、お腹を痛めて生んだわが子に、自分の感情がコントロールできずに、イライラして手をあげてしまうお母さんも相当多いようです。

Mちゃんは、腕に赤ちゃんを抱きながら、子どもの頃、楽院で経験した合宿やオペラなど、懐かしい思い出話をしてくれました。そして、毎夏、参加した合宿が、低学年がいかに楽しかったか、という話になりました。高学年になって班長という役割を持たされた途端、私たちに、叱られたり、注意されることが増えたからというのがその理由でした。

それは、まさしく守られる側から、守る側に移行したという意味なのです。自分のことだけ考え、自分だけが結果を出していればよかった幼い頃と違って、大人に近づくと、自分のまわりにいる小さな者を上手に導くことも求められます。そうして、自分より弱いものを守った経験を持って、自分の子どもを育てることができるのかもしれません。「子育ては親育て」といわれますが、学校の勉強やお稽古事を一生懸命取り組むのは、自分だけのことです。他者とかかわる練習、自分より弱いものの安全や健康を守ったり、自分勝手に行動しないことを覚えるのも、大人になるまでに、練習しておかないと、大人になったからと言って、親にはならないのかもしれません。
by k-onkan | 2012-10-26 23:00 | 子育て | Comments(0)
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