麻奈先生のブログ~木下式の子育て論~
by k-onkan
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作者について
木下式音感教育法認定講師
  木下麻奈
     
 木下式の基本は、幼児期に「躾・規律」を教え、高度な音楽基礎教育を施すことです。詳しくは、ホームページをご覧ください。http://www.kinoshita-onkan.com

イラスト:「ケイ&シュート」
 By ケンイチ・シライ
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後悔のない子育てを

若くして亡くなった学生時代の友人を思い出し、ご家族に連絡を取ってみることにしました。どうしても、お墓参りがしたくなったのです。しかし、携帯電話もつながらず、実家も引っ越していることが分かりました。私は恐る恐るオーストラリアに国際電話をかけ、「もしもし」と日本語で話しかけました。すると、たどたどしい日本語で「ちょっと待ってください」との返答。そして、懐かしい友人のご主人が出てきました。家族との縁が切れていなかったことに、安堵しました。

e0143522_23342387.jpgオーストラリアで暮らしていた友人は子どもを連れて、日本の実家を訪ねている最中に、帰らぬ人となりました。彼女は41歳、二人の息子は7歳と9歳でした。子どもたちは、楽しい旅行の途中でお母さんが亡くなることも、帰りの飛行機には居ないことも、予想はしていなかったと思います。慌てて、ご主人も帰国して、友人のお葬式となりました。

葬儀で何より涙を誘ったのは二人の子どもたちの無邪気な姿でした。近くに親戚もいない遠い異国で、これから、父子三人で暮らすことを想像すると、みている方がつらくなってしまいました。ところが、幼い子どもたちが、とても気丈なのです。「お母さんの死に化粧をした」と誇らしげな長男の姿に、私は彼女が全身全霊で子育てをしてきたことを思い出しました。

「子どもたちが十歳になるまでは、子どものこと、家庭のことだけ考える。でも、その後はバリバリ働くから」。これが彼女の口癖でした。日本の食材を手に入れるのも難しかったはずの異国で、「体に良いのは和食」といつも手作りの料理を食卓に並べていました。子どもたちとは真っ黒になるまで自然の中で遊び、いつも明るく前向きな人でした。その反面、挨拶やしつけには厳しく、自分が世話をしなくても、よそ様から可愛がられるように育てていったのだと、感じます。

友人の早過ぎる死はとても悲しいできごとでしたが、残された家族3人、なんとか無事に過ごしていること。そして、片言の日本語で電話に出たのが当時7歳で人懐こかった次男坊だったと知り、あまりに感慨深く、電話を切った後に溢れ出る感情をどうしてよいのか分からなくなりました。

運命の前では私たちは非力です。毎日が当たり前にやってくると思っていますが、明日、何が起こるかは誰にも分かりません。一日、一日を大切に、そして、親は子どもが自分から放れる日を想定して、子育てしなければと思います。たとえ、健康であっても、子離れの時期は必ず、来るのですから。
by k-onkan | 2013-06-09 23:34 | 子育て | Comments(0)
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