麻奈先生のブログ~木下式の子育て論~
by k-onkan
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作者について
木下式音感教育法認定講師
  木下麻奈
     
 木下式の基本は、幼児期に「躾・規律」を教え、高度な音楽基礎教育を施すことです。詳しくは、ホームページをご覧ください。http://www.kinoshita-onkan.com

イラスト:「ケイ&シュート」
 By ケンイチ・シライ
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人口飼育にならないように

最近、生後2ヶ月から保育園へ通いながら、おけいこごとに通うお子さんたちが、どんどん増えています。楽院も例外ではありません。もちろん、通ってさえいれば、楽院で教えることはできるようにしますが、私が気にかかるのは、彼らに共通して目線が定まらないことと無表情なことです。目に喜怒哀楽がないと、意思の疎通が難しいからです。

e0143522_95333.jpg私は、そういうお子さんを見ると、「なんとか反応させよう」と思い、頭や肩などをツンツンとして、笑わせてみます。反応しないまま、子どもに発声を教えることは、ざるに水をくむような作業に感じるのです。父が、その昔、脳障害のあるフミ君と始めてであったときに、ぶつかっても、落ちても泣かずに笑う彼に驚いたと言いますが、無表情な眼も長年、寝かせっぱなしにされた赤ちゃんに共通すると感じます。

私はお医者さまではないので、「目に表情がない」という現象をどのように表現すべきか分かりませんが、生まれてからたった数年間に、発達していない何かがあるというSOSではないかと思うのです。それは、反射神経を養う遊びかもしれませんし、言葉がけかもしれませんし、小さいときの十分な抱っこかもしれません。私が「赤ちゃんには、目に表情があるはず」と確信があるのは、小学1年生のときに生まれた妹の相手が面白くて、毎日、眺めて遊びの相手をしました。

赤ちゃんの目は、かなり早いうちから、光に反応したり、話しかける人の声に反応して動くものなのです。動かないとしたら、動かす必要がなかったということになります。私は、3歳の子の目に表情が出るように、自分の目を隠しながら授業をしたり、工夫して反応させます。すると、子どもの目に喜びの表情が見えるようになります。しかし、本当は、大好きなお母さんに生まれてすぐにしていただきたいことです。

どんなに保育園を増やし、子育て支援をしても、それは大人の都合を満たしているに過ぎず、子どもに必要なものは与えられていないのかもしれません。子どもが成長するのに必要なのは、親御さんの愛情や関わり、教えです。朝起きてすぐに保育園に出かけ、夜遅く自宅に帰って寝るだけの生活では、赤ちゃんは、その家の子どもとして、何の絆もないまま、成長します。それは、あまりに悲しいことです。

最近、子育て上手のパンダの記事を読みました。なんでも、一つの動物園で六頭も飼育されているのは、本場中国以外では、和歌山のアドベンチャーワールドだけだといいます。そして、そこには、困難と言われる双子の子育てのほとんどを自分で行う母パンダがいるのです。

たいていの動物はお腹の中で子どもを育てて自立歩行ができるようになって生まれますが、パンダは親が100キロなのに対して、赤ちゃんは100グラムと超未熟児なので、育てるのが難しいそうです。そのため、育児放棄をするのです。特に人工飼育で育ったパンダは自分も子育てはできないため、本国ではすぐに人口飼育に切り替えて、次の繁殖に備えるようです。しかし、和歌山の動物園は、出産は二年に1回と決めて、親に子育てをさせる時期を十分に与えるといいます。親に育てられたパンダは、自分も同じように子育てができるといいます。

この話を聞いて、私は人間の子育てに重ねてしまいました。少子化は問題です。しかし、支援をする場所ばかり増やしても、子育てができない親御さんを増やすことが、果たして本当に幸せなのでしょうか。本当は、子どもを可愛がることが幸せと思える人間に育てることの方が大切だと思うのですが。
by k-onkan | 2013-09-13 09:51 | 子育て | Comments(0)
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