麻奈先生のブログ~木下式の子育て論~
by k-onkan
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作者について
木下式音感教育法認定講師
  木下麻奈
     
 木下式の基本は、幼児期に「躾・規律」を教え、高度な音楽基礎教育を施すことです。詳しくは、ホームページをご覧ください。http://www.kinoshita-onkan.com

イラスト:「ケイ&シュート」
 By ケンイチ・シライ
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10歳から必要な男の子教育

幼児期からいろいろな刺激を与え、さまざまな訓練を行ったお子さんは、10歳ごろから、少しずつ変化があります。言葉が少しずつ乱暴になってきたり、親に挑戦的な態度をしたかと思うと、可愛い面を見せて、甘えてみたり、子ども自身も自分の変化に戸惑い、いらいらを感じるのかもしれません。個人差はありますが、少しずつ、自我が芽生え、親とは別人格だと主張を始める、それが10歳ではないかと感じます。これまで、目の中に入れても痛くなかったお母さま方には、少し寂しい、そんな10歳からの男の子の教育で、私が気をつけていただきたいことがあります。

e0143522_2216185.jpg一つは、失敗から立ち直れる人間に育てること。男の子は、女の子に比べ、神経質な面や、プライドが高い面があり、失敗することを嫌うことがあります。お母さんも、子どもが失敗したり、転ぶ前に、注意して手を貸して育ててきたかもしれません。しかし、これからの長い人生には、失敗はつきものです。大人になったら、親が手を貸すことはできないため、自分で立ち直れるように育てる必要があります。そのためには、子どもの内に小さな失敗を経験して免疫をつけておくことが大事です。優秀で打たれ弱い子はささいな失敗で立ち直れなくなることもあります。打たれ強く育てられるのは、子どもが幼いころしかありません。

10歳ごろになると、中学受験も視野に入れるご家庭もあります。それぞれの家庭の考え方や価値観、そして、子どもが将来、進みたい方向まで視野に入れて、子ども自身が進路を考えて、親御さんと共に決めるのが一番よいと思っています。しかし、忘れていただきたくないことがあります。それは、希望校の受験は通過点であり、合格だけをゴールにしないことです。

せっかく、第一志望に合格しても入学時で息切れがしたら、その後の学校生活が続けられません。反対に、残念ながら、第二志望に入学することになって、「行きたい学校でない」とすねてきちんと取り組めない人は、どんな場所でも努力ができないことを暗示しています。長い人生でも、「何かのせい」にして、希望を実現する努力ができないようで心配になります。

一生懸命、受験をする子どもに、「もし、ダメだったら」などと言う必要はありませんが、実は、一番ショックを受けるのは、他でもない親であったりするものです。いざというときのために、親御さん自身が、「心の準備としてプランB(Aがだめだった時に他の考え)を持つ余裕」も大事です。子ども自身がプラスに考え、前向きになるためには、親御さんに大らかに構えていただきたいのです。また、希望校に合格しても子どもに問題が出るのは、たいてい、親御さんの考えや価値観にぶれが見えたときであることも忘れないでください。

10歳を過ぎた子どもは、生意気な口もきくようになり、何でもできるような口をきくのですが、実は理解しているようで、分かっていないことがたくさんあるものです。そこで、
子ども自身を自立させるといっても、親が家庭生活の中で、教えるべきことはたくさんあります。

また、子どもが自分の責任を果たさないときには、償ったり、反省するなど、親御さんも一緒に嫌な思いをして、子どもに責任の取り方、償い方を教えることも大事だと思います。たとえば、日曜日の朝に、わが子の無責任な行動をしたなら、その後の予定があっても、「無責任な行動をとるわが子を育てた親も一緒に反省する」という観点で、どこにも行かず、家族で心静かに過して反省することで、連帯感が生まれることもあります。

もう一つは、自立した人間に育てる準備を始まること。その練習のために、子ども自身に旅行の計画、時刻表を読み、電車を調べ、どんな観光をするか、宿はどこが良いかなどの計画を立てさせ、家族でそれにしたがって行動するような機会も大事です。子どもが親の力借りずに、自分で決断する機会を与えるのです。こうした時に、頼りになるのが、男親です。部下を育てるように、わが子の長所、短所を観察して、社会人として足りないことがあったら、小学校のうちに教えていただきたいと思います。

10歳までは、お母さんが一生懸命、慈しんで守り育ててきたわが子です。その一方で母性に守られ、甘えやかされてきた面も多々あります。これからは、社会の一員としての男親の目線で、社会で通用する強い男に育てることにシフトしていく必要があります。守ってきた愛から、社会に出るための準備をする愛情です。この時期に、お父さんが一緒に苦労したり、いろいろな経験をしてくだされば、子どもにとってこんなに幸せなことはありません。たとえ、反抗期が来て、無口になって「親父なんか嫌い」と口をきかない時期があっても、やがて、父上に感謝するときがくるはずです。何より、子どもが父親になったときに、同じことを、わが子にしたいと思うのではないかと思うのです。
by k-onkan | 2013-10-08 22:16 | 子育て | Comments(0)
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