麻奈先生のブログ~木下式の子育て論~
by k-onkan
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作者について
木下式音感教育法認定講師
  木下麻奈
     
 木下式の基本は、幼児期に「躾・規律」を教え、高度な音楽基礎教育を施すことです。詳しくは、ホームページをご覧ください。http://www.kinoshita-onkan.com

イラスト:「ケイ&シュート」
 By ケンイチ・シライ
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せっかくの5本指なのだから

体験指導をしている保育園で32回目のレッスンがありました。この保育園に通うようになってから、毎回、私と担任の先生で園児や木下式について気付いたことや質問事項を日誌に書いて情報交換してきました。そこに、保育園の先生から、「ショックを受けたこと」が記されていました。

e0143522_14453584.jpgそれは、地域の小学校へ園児を連れて、学校見学に行った時のことだったそうです。トイレが水洗になって、きれいになった所まではいいのですが、手洗い水道まで自動になっており、小学校に入れば手指を使う機会が増えると信じていた担任の先生は、相当ショックを受けたといいます。

木下式を開始した当初は、5歳児でありながら、手指が使えないお子さんが多くいました。鉛筆で字が書く以前に二本の指で支えることができなかったり、音感かるたを指で掴んで高く掲げることも難しかったのです。1年間の音感教育の成果で、自分の名前を書いたり、音符書きなどはしていますが、それでも、卒園制作の際に工作でピンがさせない子がいて園児の手指の未熟さに愕然とされたようです。

先日、見知らぬ人のブログで「保育園での出来事」が書かれたものを目にしました。書いているのは子どもがいるお母さんで、子どもの保育園での話でした。保育園に行くとお母さんたちは全員、軍手を二枚、重ねてつけるように先生から指示されたそうです。その後、先生の指示通りに、折り紙を折るのですが、どんなに「早く、早く」とせかされても、器用に折れず途中までしか出来上がらなかったそうです。

未熟な幼児にどんなに「早く、早く」とせかしても、子どもの手指は未熟で親御さんが思うほど、上手には使いこなせないことをお母さん自身に体感させたという話でした。そのブログは「うちの子の手はこんなに不便だったんだ」とお母さんが反省したところで終わっていました。

本来なら軍手を脱ぐように、子どもが手指を自在に使いこなせるように、大人が手をかけ、発達を促すことが大事なのですが、世の中は、それとは逆の方へ進んでいるように感じます。何しろ、軍手を二枚重ねしたような未熟な手でも、難なく生活ができるように、自動で水が出たり、立っただけでドアが自動であくようになったりするのですから。

もちろん、そうなる背景には「水の出しっぱなし」とか「蛇口がかたい」などの問題を取り除くという目的があったのだとは思いますが、それでも、せっかく私たち人間が与えられた便利な5本の指は、保育園だけ、家庭だけ、お稽古ごとだけという一つの場所でなく、さまざまな場所で使う機会を大切にしておかなければと思ったのでした。
by k-onkan | 2015-02-17 23:43 | 子育て | Comments(0)
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