麻奈先生のブログ~木下式の子育て論~
by k-onkan
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作者について
木下式音感教育法認定講師
  木下麻奈
     
 木下式の基本は、幼児期に「躾・規律」を教え、高度な音楽基礎教育を施すことです。詳しくは、ホームページをご覧ください。http://www.kinoshita-onkan.com

イラスト:「ケイ&シュート」
 By ケンイチ・シライ
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子どもに選択肢を与えていますか!

お腹を痛めてわが子を産んだお母さんは、「子どもはきっとこう思っている」と自信を持っているはずです。お母さんの自信も大事ですが、それでもお母さんと子どもは別人格です。きちんと自分とわが子の間に線を引き、子どもにも選択の自由を与える訓練をしていきましょう。

e0143522_9341987.jpg子どもの中には、お母さんに全幅の信頼を寄せて、「何でもお母さんの答えが一番、正しい」と思っている子もいます。ですが、あまりにお母さんが正しいと、子どもは自分で考えることを放棄してしまいます。また、何か問題があった時にお母さんに責任転嫁をしてしまいます。そこで、お母さんだけで物事を決めるのではなく、4歳を過ぎたら、「お母さんはこうしたいけれど、あなたはどうしたいの?」ときちんと子どもの意見も聞く習慣を持ってください。

子どもに選ばせるからと言って、子どもの都合のいい答えだけを選択するわけではありません。お母さんにも都合があるでしょう。まわりの大人にも予定があります。そうしたことを一つずつ説明して、最後に「お母さんの意見」に到達するなら、それは「子どもの気持ちも考慮した(お母さんの)意見」になるのです。

一つの例を考えてみましょう。音感は2年前から、ずっと続けてきたお稽古で、親御さんは途中でやめさせたくないと思っているとします。しかし、自宅が遠いため、音感は祖父母の家に泊まって通っています。学年が小さいときは時間に余裕があり、楽しく意欲的に通えましたが、年齢が大きくなり、保育園や他のお稽古ごとも忙しくなり、スケジュールがつまってきて、子供はいつも疲れています。特に、途中で園を早退して電車で長い時間かけてたどりついて、すぐに音感の授業は私でも嫌だと思います。子どもはだんだん、無表情、無感情になり、ダラダラとレッスンに取り組みます。

こんな時、大人は「時間が経てばよくなる」「体力がつけば」「ハードなスケジュールになれれば」と思ってしまうものです。しかし、子どもの目が無表情、無感情になったらSOSだと思っています。まず、きちんと本人の気持ちを言葉で聞かなければなりません。どんなに祖父母が優しくて「お泊まりが楽しい」「おじいちゃん大好き」と言っても、それでも「お泊まりにいくのは大丈夫?お母さんから離れてさみしくない?」と聞いてほしいのです。人は時間や日によっても気分は違うものですし、感じ方もいろいろあります。元気なときは難なくできることも、疲れていると絶望的な気持ちになることもあります。自信がある時は、ドヤ顔できたことも、自信がなくなるとまったくできなくなるのが子どもです。

子どもの意見を聞くと「大人に都合が悪いこと」も出てきます。大人のスケジュール上、不可能な希望を言うかもしれません。そんな時に、ぐずられると、「何も考えなくていいから、お母さんの言うことを聞いていればいい」という態度を見せたり、子どもの気持ちに気づかないそぶりをてしまうのかもしれません。ですが、それでは、大人になっても自分で物事を判断できない人間を育てる結果となります。

たとえ、親子であっても、子どもは親と違う気持ちを持つ権利はあります。この例でいうと、「勉強はたいへんだから、音感も他のお稽古もしたくない」と言うかもしれません。その気持ちはまず受け止めてください。「音感は時間も長いし、難しいことが多いし、たいへんだよね」など等。しかし、そこで「じゃぁ、やめていいよ」ではないのです。

「ママが、音感に通わせているのはね…」とママの考えを伝えた上で、「だから、がんばってほしいんだよね」。優しい言葉で納得するかもしれませんし、また別の日にぐずることもあるでしょう。わがままがひどいと感じる時は「ママもパパも、お仕事をがんばっているでしょう? うちの家族は一生懸命、がんばる家族なの。だから、○○にもがんばってほしい。でも、どうしても、がんばるのが嫌なら、別のおうちの子ー勉強をしなくてもいいおうちの子になるなら、しなくてもいいよ」と教えることもできます。

少し、支配的に聴こえますが、子どもの希望があるように、親にも希望があります。その中で、お互いに折り合いをつけることが価値観の継承だと思います。扶養されている間は、子どもはその家の方針の中で、暮らし、それが、しつけにつながっています。

気をつけなければならないことは、たいていのお母さん方は極端で、寄り添うというと寄り添い過ぎ、子どもをコントロールするとなると、しすぎる傾向にあることです。上手に両方を適時に使いわけるのは、「子どものため」であり、大人の都合で振り回すためではありません。こうしたことは、子どもの精神状態が健全なときから、生活の中でしていただきたいと思います。

子どもとの会話の中、物事には、メリットデメリットがあることを教えましょう。それが子どもの想像力や思考力、論理的に考える力につながります。また、わが子が口にした言葉を、「一度、言ったことだから撤回させたくない」とかたくなにならないようにしましょう。成長過程にある子どもはいろいろな経験、感情の変化を経て発達するものです。「お母さん、嫌いあっち行って」と言ったと思えば「お母さん、大好き」というのが子どもです。そのことを忘れずに、気分の変化が激しい子どもの気持ちに、振り回されることなく寄り添いつつ自立させていただきたいと思うのです。
by k-onkan | 2015-05-22 23:33 | 子育て | Comments(0)
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