麻奈先生のブログ~木下式の子育て論~
by k-onkan
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作者について
木下式音感教育法認定講師
  木下麻奈
     
 木下式の基本は、幼児期に「躾・規律」を教え、高度な音楽基礎教育を施すことです。詳しくは、ホームページをご覧ください。http://www.kinoshita-onkan.com

イラスト:「ケイ&シュート」
 By ケンイチ・シライ
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原因は大人にあるかも!?

三連休の中日は、三重県の教室に指導にうかがいました。0歳児ベビークラスと1歳児ベビークラス、音楽祭で独唱候補の小学生、そして、シニアクラスを行ってきました。3か月ぶりのベビークラスでは、それぞれのお子さんが成長していました。
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中でも、これまでお母さんの後ろに隠れていた1歳9か月のKくんが、大きく成長していてうれしくなりました。何より感激したのは、音感かるたの「しかさんが目から涙を流して泣いているのは、しかられたのシだったね」という説明を言葉として理解できるようになっていたことでした。

「説明なのだから、言葉を理解するのは当然」と思われるかもしれませんが、通常、0~1歳のお子さんは音感かるたの説明を聞くと、その言葉の抑揚を音楽のメロディーように楽しんでいるのであって、一つひとつの単語の意味を理解しているわけではないことが多いのです。

ですが、Kくんは、何も言わずに、かるたの絵柄だけ見せて、「取ってきて」というより、「泣いているシカさんを、取ってきて」と言って音感かるたを見せた時の方が、確実に記憶しています。「泣いているシカさん」という言葉を覚えているため、私が持つ音感かるたを見なくても、その図柄を記憶し続けられているようなのです。Kくんにとって、早期に言葉が理解できることは、これからの強みになるはずです。なぜなら、言葉の受け止めがいいことによって、本が好きな子に育つ確率が高くなるからです。

Kくんのお母さんは小学校の先生です。普段から本を読んだり、語りかけも多くしていらっしゃるのでしょう。また、前回のレッスンで「ルールは明確に短い言葉で」「語尾にアクセントおくと、言葉尻に印象が残って全体を覚えられないので、お母さんが話し方に気を付けましょう」などのお願いも気を付けて生活してくださっていました。

ですが、今回、新たに気になった課題もありました。それは、一般に幼稚園や学校の先生は「教育をすること」を重視する傾向があるため、幼い子どもにとって大切な「遊びから学ぶこと」「自分で失敗する経験」「できるようになるまでの過程を楽しむこと」などを一足飛びに済ませようとしてしまうことにあります。

教育の最終目的は自立であるため、大人は子供につい「正解」を求めたくなりますが、子どもは「間違えたら、何が起きるか」を探求するために、わざと間違えたりして実験することもあります。特に、0~2歳は日々の生活の中で楽しみながら学ぶことが大事です。自分で失敗してみたり、間違えたりしながら、自分の身体を通して色いろと気づくことこそが課題であり、学習なのです。私たち大人も赤ちゃんよりもっと賢くなって、赤ちゃんが何を考えて行動しているかを観察する必要があるのです。

今回、いろいろな課題に取り組む際、何度かKくんが机から物を落とす場面がありました。お母さんは無意識に拾って机の上にのせていましたが、私なら、「落としたら、自分で拾って」と言うでしょう。

落とした時に、拾うのが自分であるなら、次から落とさないように気を付けると思いますが、何も言わずにすぐに誰かが拾ってくれなら、全然、不便ではないでしょう。もしかすると、「どうして落としてもすぐに戻ってくるのか?」が気になって、わざと落としているかもしれません。

お母さんに、それを指摘すると、「普段から食卓から物を落とすことで、悩んでいました」と言われ、「私が、落とす原因を作っていたのですね」とハッとされたのです。幼いお子さんが悪い行いをしても、たいていは、そこに悪意があるわけではありません。ただ大人の対応から、誤った学習をして、その行為を継続することをKくんは教えてくれたのでした。
by k-onkan | 2015-11-22 23:54 | 子育て | Comments(0)
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