麻奈先生のブログ~木下式の子育て論~
by k-onkan
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作者について
木下式音感教育法認定講師
  木下麻奈
     
 木下式の基本は、幼児期に「躾・規律」を教え、高度な音楽基礎教育を施すことです。詳しくは、ホームページをご覧ください。http://www.kinoshita-onkan.com

イラスト:「ケイ&シュート」
 By ケンイチ・シライ
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子供は守るために本当のことを!!

私が指導に出向く園では、「音感かるたの説明」の際に、子供たち全員を少し高い場所に立たせて話を聞く練習をしています。首都圏の幼稚園、保育園には決して広い園庭があるわけではありません。幼児に必要な運動量が足りない子どもたちの足首や腰を、音感を通して少しでも育てられれば、これから生きる上で、いろいろな運動に役立つと思うからです。

e0143522_19291962.jpgしかし、バランス感覚が未熟な年少、年中の子どもたちを高いところに立たせるのは心配があります。わざとでなくても、友達によろけてぶつかったり、押したりすることがあるからです。そのため、子供の後ろには補助の先生についていただき、細心の注意を払っています。

豊富な経験があれば、幼児であっても、「落ちたら怪我をする」「頭をぶつけでもしたら」と想像ができるようですが、体験が少ない子は、「なぜ、高い場所で、押したりふざけたり、意地悪をしていけないか」が分からないものです。そこで、「落ちたら、大きな怪我をすることもあるから、気をつけなさい」と、繰り返し伝えています。それでも、好奇心が旺盛な男児は、つい「いけないこと」や「危ないこと」をしてしまうものなのです。

そんな時に、役立っているのが卒業生のCちゃんの息子Yくんの写真です。つい1ヶ月ほど前に、お母さんの言うことを聞かずに走り回り、机の角に頭をぶつけて病院に運ばれた時のものです。「大人が『ダメ』と言ったら、どうして聞かないといけないか、分かる? ある男の子が、お母さんの言うことを聞かずに怪我して病院で手術したのよ。この子は「走り回っちゃダメ」とお母さんに言われたのに、いう事をきかなかったのよ」とお話しました。

普段、話を聞かない男の子たちが、一生懸命、私の顔を見て話を聞きます。「作り話じゃないのよ。本当の話よ。その子の写真もあるんだから」というと、ふざけん坊の男の子たちが一斉に、「見たい」「見たい」と言い出しました。そこで、「見たい」と言った子にだけ、1歳半の男の子の痛々しい包帯姿の写真を見せたのです。包帯をしているので、どこを怪我したか傷が見えるわけではありません。それでも、男の子が大泣きした後の真っ赤な顔から、いかに、辛かったかは、幼児でも分かるようです。「音感の時間に、怪我をしたら、たいへんだから、先生が「やってはいけない」ということは、気を付けてね」と話しました。

包帯姿の子供の写真を見せる指導を「好ましくない」と思われるかもしれません。しかし、子供を預かる一人の人間として、誤解を恐れずに、言わせていただくと、子供の身の回りに、危険はたくさん潜んでいます。どんなに大人だけで一生懸命、子供を守ろうとしても、その子供に、善悪の区別や躾がされていなければ、安全を守るのは、とても難しいことなのです。

幼い子どもたちは、純真無垢な分、未熟で知らないことが多くあります。また、いろいろな経験が足りない分、想像力も乏しいものです。大人が「ダメ」と教えることももしかすると、、「自分がやりたいことを、先生が意地悪で邪魔をしている」と思っていることもあります。

実際、保育園で半日過ごすと、幼児たちは、悪気がなくても、尖った鉛筆の芯を友達の目に近づけてみたり、自分の感情のまま、ほしいものに手を出して、友達を押しのけたり、叩いたりすることは、よくあることです。その中で、安全を守るためには、子供にも、危ないことをしないというルールを理解させ、大人の話を信用して、聞くことを教えなければな、幼稚園、保育園、お稽古事の先生は、子供たちの安全を守ることは不可能かもしれません。

また、大人が一緒にいれば、比較的、安全は確保されますが、子供たちはじきに大人の目が届かない場所で行動をする機会が増えています。その時に、大けがをしたり、友達を危ない目に合わせたりしないためにも、幼児に「ほんとうのこと」を伝えるのは大事なことだと感じます。

わが子を大切にするということは、子供がやりたいことを、やりたいだけさせることでも、好奇心の赴くままに自由を与えることでもないと、私は思っています。たとえ、いっとき、子供に迷惑がられたとしても、子供が外の世界に出た時に、大人が不在でもわが身を守れるように教え育てることも、また、大切な子供を守ることだと思うのですが……。
by k-onkan | 2016-05-16 23:17 | 子育て | Comments(0)
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