麻奈先生のブログ~木下式の子育て論~
by k-onkan
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作者について
木下式音感教育法認定講師
  木下麻奈
     
 木下式の基本は、幼児期に「躾・規律」を教え、高度な音楽基礎教育を施すことです。詳しくは、ホームページをご覧ください。http://www.kinoshita-onkan.com

イラスト:「ケイ&シュート」
 By ケンイチ・シライ
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大人ほど子供はつらくないかも・・・

あるお母さんから他の教室でのお子さんの様子についての悩みをうかがいました。その教室では10人の幼児が一緒に数学系の課題に取り組むそうですが、話をきけない子どもたちが授業についていけない、とのことでした。

e0143522_12162966.jpg担当の先生に相談したところ、「話をきかない子はそのままで進みます。できるようになるまで、このクラスを受講してください」との回答にお母さんの気持ちが弱ってしまったようです。

木下式は「親が子どものために」と作られた教育法です。そのため、子どもが嫌がっても「追いかけて」でもその日にやるべきことは最低限させるのが楽院です。昔の親は子どもが嫌がっても「必要なこと」と思えば、親が本気で関わったものだったからです。しかし、ほとんどの教室や幼稚園、小学校はそういう場所ではありません。現在、楽院で口うるさく同じことを反復しているのも、よその教室や幼稚園、学校で、「口うるさい人」がいなくても、自分から取り組めるようにするためです。

幼児期であれば、「好ましい友達のいる教室」や「教え方の上手な先生」を選んで、お稽古事に通えるかもしれません。しかし、実際、幼稚園、小学校に入れば、それが私立であっても、いろいろなクラスメートがおり、中には経験が浅い先生もいるはずです。どんな環境でも、他人に責任転嫁せずに、わが子が自分から吸収できる人に育てるために、「幼児期の限られた時期」にできる経験は、多い方がいいと感じています。

また、見ている保護者は、心が折れそうでも、本人はその時間を結構、楽しんでいたりもするものです。大人は「何も身についていない」と思うと「時間の無駄」と思いますが、家庭で、10人の子供から受けるのと同じ刺激を与えるのは、難しいものです。また、ある日突然、自分から「一生けん命、やろう」と思う時期がくるかもしれません。

楽院は追いかけてでもやらせる教室ですが、だからといって、何どもかんでも、無理強いしてやらせることが、正しいとは思わないのです。本人の気持ちが入っていないと、表面的に取り組んでいても、何も吸収されていないこともあるからです。

実は、私は木下式を指導する際、場所によって、変えている姿勢があります。それは、楽院なら預かったお子さんには、その日の内にやるべきことは最低限、やらせますが、保育園で指導する際は、「やりたくない」という子には無理強いをしないようにしています。その日は、あえて「見ないふり」をしてあげると、子供が「自分もできそうだ」と確信をもった時に一緒に参加するようになったりするからです。

能力差がある中で、「自分から取り組むため」には、「他の子と対等にできる」と子供が自信を持てる時だけなのです。だからこそ、同じことを繰り返し、丁寧に指導することは、先に吸収した子どもには余裕になり、後からついていく子どもは、他の子に追いつく時間を与えられているのだと感じます。

話をきかない子は置いていかれるお稽古事を「続けるべきか」「辞めるべきか」は、親御さんの考え次第です。しかし、最初は優秀だと思っていたお子さんが途中で息切れしたり、最初は遅れていても、後から本気を出していい結果を出す子どももいることから、途中の出来、不出来にはそこまで一喜一憂しない方が、よいと個人的には思います。そして、どんな紆余曲折があっても辞めずに続けた人が、結果的には一番、力がついているものなのです。
by k-onkan | 2017-04-14 23:13 | お稽古事 | Comments(0)
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