麻奈先生のブログ~木下式の子育て論~
by k-onkan
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作者について
木下式音感教育法認定講師
  木下麻奈
     
 木下式の基本は、幼児期に「躾・規律」を教え、高度な音楽基礎教育を施すことです。詳しくは、ホームページをご覧ください。http://www.kinoshita-onkan.com

イラスト:「ケイ&シュート」
 By ケンイチ・シライ
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劇的に叱るか伸び悩むか!?

孫弟子のSちゃんが家庭で「お父さんを嫌い!という話」を聞いた木下先生は、教え子であるSちゃんのお母さんに「君がちゃんと叱らなければ」と少し厳しく諭していました。昔に生まれた木下先生にとって、「大黒柱である父親に面と向かって嫌いという子どもがいるなど、あってはならないこと」に感じたのでしょう。

e0143522_19471314.jpg実は、私も木下先生ほど、厳しい言い方はしたことがありませんが根本的には同じ考えです。自分のお父さんを「嫌い」と言う3歳の女児は、どんなに賢く理解力や言語力、歌唱力があっても、基本的なしつけが足りていないと感じます。

私は、3歳の子どもが「お父さんを嫌い」といったことを叱りたいわけではありません。子どもの目線で考えると、単に「お父さん」より、「いうことを聞いてくれるお母さんがいい」という意味でしょう。でも、その言動を両親のどちらも取り締まれていないことに「家庭教育」の不全を感じるのです。なぜなら、両親ともに、娘のその言葉を受け入れてしまっているからです。

子どもが悪い言動をしたり、不遜な態度をすると、「その子本人が悪い」と評価されますが、未成年の子どものすることは、「それを許してきた親やまわりの大人の責任」だと個人的には感じています。この子の「お父さん嫌い」という言葉も、子どもの責任とは思っていません。それでも、レッスンが終った時に「Sちゃんにご飯を食べさせるために、一生懸命、働いてくれているお父さんに、そんな失礼なことを言う子は、麻奈先生は嫌いよ。これからは、二度と「お父さんは嫌い」なんて言ってはダメよ」と私の膝の上で話して聞かせました。

昔と違って、よその子が悪いことをしても、「他人が叱ると恨まれる」とか、「本当のことを理解できる相手にしか、本当のことを言えない」時代になったことで、子どもが叱られる機会はどんどん減っています。でも、そんな時代だからこそ、どんなに耳が痛くても、わが子が悪い行いをしたら、きっちり叱れる親や先生がいなければ、と強く思います。

実は、このSちゃんは、音感の指導こそ、私にさせてくれますが、「鉄棒やうんてい」など、運動器具の補助は、「お母さんと!」と言って決して私には補助をさせません。2歳の母子同伴クラスの間は、意図的に母子で関わるように仕向けてきましたが、3歳になって集団の「音感のレッスン」になったら、お母さんではなく先生から学ぶことに少しずつ、慣れさせなければなりません。

それでも、毎回、必ず「お母さんと一緒がいい」となるのです。時々、イヤイヤながら「麻奈先生でもいい」というのは、「これ以上、わがままを言うと叱られそう」と敏感に感じるときだけであり、素直に心を開いていないことを感じます。

「お父さんが嫌い」と「麻奈先生じゃなくて、お母さんがいい」という言葉は同じところに根っこがあります。それは、「わがままを聞いてくれるお母さんでなければ、何もしたくない」と言っているのです。でも、もう3歳です。幼稚園に入れば、お母さんの助けがなくても、先生やお友達と関わらなければいけませんし、いつまでも、「自分が世界の中心」といわけにはいかないのです。

楽院には孫弟子が何名も通っていますが、正直、「孫弟子は平等に可愛いですか?」と聞かれて、「平等」と答えたら嘘になります。たとえば、レッスンにやってきて、「麻奈先生」と腕を広げて抱きついてくる弟子と、「麻奈先生はイヤ、あっちへ行って」という弟子がいたら、抱きついてくるほど馴染みがある弟子の方が「かわいがりやすい」と言えます。そして、子どもは、可愛がらせてくれるから、可愛くなっていくのです。

私は、他人なので「嫌い」と言いながらでも、やるべきことをやってくれるなら、嫌われても構いませんが、少なくとも自分のお父さんには「嫌い」などと言わずに、素直に可愛がってもらえる娘になってほしいと願っています。さもないと、近い将来に、私が劇的な叱り方をして改心させるか、もしくは、表面的に私の言葉に従ったふりをして、将来、音感で伸び悩むかのどちらかだと、覚悟しているのです。
by k-onkan | 2017-09-06 19:43 | 幼児 | Comments(0)
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