麻奈先生のブログ~木下式の子育て論~
by k-onkan
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作者について
木下式音感教育法認定講師
  木下麻奈
     
 木下式の基本は、幼児期に「躾・規律」を教え、高度な音楽基礎教育を施すことです。詳しくは、ホームページをご覧ください。http://www.kinoshita-onkan.com

イラスト:「ケイ&シュート」
 By ケンイチ・シライ
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平等が難しい時代になった

北関東にある幼稚園に指導にうかがいました。地域に密着したこの幼稚園には、最近、発達の凸凹によって支援を受けるお子さんが増えているように感じます。それだけ、地域の方の信頼が厚いのだと思いますが、発達の凸凹が大きいお子さんほど、集団の中で、一緒に生活できるためには、大人の手がたくさん必要です。

e0143522_9494567.jpg木下式は、発達凸凹のお子さんにプラスになる教育ですが、だからといって、クラスに何名も走り回るお子さんがいたり、先生に抱きついて離れられないお子さんがいると、普通にルールを守って生活ができるお子さんが、一生懸命、取り組めなくなってしまうこともあります。すると、「落ちこぼれを作らない」ことをモットーに作られた木下式であっても、効果は半減してしまいます。

発達の凸凹のあるお子さんは、音感を勉強する域に到達していないこともあります。まず、音感かるたの説明を聴くより、絵カードの名称を教えたり、じっと立っているより、たくさん走るなど、身体を整えることが、先決です。そうしたことができて、はじめて、お友達と一緒に、音感の勉強をして「楽しい」と感じられるようになります。

一般にも、特別支援が必要なお子さんが増えている手ごたえを感じますが、それでも、幼稚園や小学校という集団に入ったら、みんなで行動できるようにしていかないと、教育現場の手は十分ではありません。大人に支援を求めるだけでなく、子ども自身にも、育ってもらわないと、一緒に生活する園児も教諭も、共倒れになってしまいます。

将来的に、みんな平等の教育を受けさせるために、当面は「音感の時間」に関しては、年少児であれば、集団で音感のお稽古に取り組める子のグループと、大人の手が必要で、音感かるたを勉強する以前に、必要なことを重点的にするクラスに分けて、対応することを、おすすめしています。

しかし、実は、凸凹のある子が好む絵カードや身体を動かす課題は、本当は、どの子どもたちにも必要なことなのです。でも、「身近な名称」を知らせる絵カードや、体幹を育てるために、走り回ったりする課題も、あえて、自分に合ったグループの中で行うことで、それぞれが、自分に自信が持てるように行っていただきたいと思っています。

幼稚園の主体となる教育が「木下式」であると、幼児期の3年かけて、音感かるたを勉強することになります。一般に学齢が同じなら一緒に生活することが、当たり前であり、平等だと思いがちですが、そこに個人の発達差があると、一緒のことをすることが、必ずしも、平等とは限りません。

発達が早いお子さんには、「もう自分でできるよ」と過保護に感じることも、手助けが必要なお子さんには先生の手助けは何より、ありがたいものです。そうした、背景を考えると、それぞれの幼児を理解して適切な指導をするめには、今後、益々の工夫が必要だと感じた幼稚園の指導でした。
by k-onkan | 2017-09-11 23:48 | 教育 | Comments(0)
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