麻奈先生のブログ~木下式の子育て論~
by k-onkan
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作者について
木下式音感教育法認定講師
  木下麻奈
     
 木下式の基本は、幼児期に「躾・規律」を教え、高度な音楽基礎教育を施すことです。詳しくは、ホームページをご覧ください。http://www.kinoshita-onkan.com

イラスト:「ケイ&シュート」
 By ケンイチ・シライ
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親子の絆が一番・・・・・・

1ヶ月ぶりの保育園指導がありました。長期休暇がない保育園は、夏休みでも音感指導に出かけているため、「1ヶ月も音感をしない」のは私にとって初めての体験です。久しぶりの通勤電車の中で「子どもたちが、音感のことを覚えていますように」と願いながら向いました。

e0143522_13291894.jpg最初は3歳児のクラスで、「音感かるた」や「歌唱曲」を指導すると、運動会を経て成長した子と、運動会を受け身で過ごした子どもに大きく二分されたことに気付きました。もともと月齢差や育つ環境によって、積極的な子もいれば、受け身な子もいましたが、音感の時間だけは、みんな自分から声を出すようにしてあったのです。

しかし、残念ながら、1ヶ月に及ぶ運動会の練習は、半数の子の意欲は引き出し、半数の子はすっかり受け身にしていました。みんなと一緒に参加する運動会は、まわりの子と同じことをしていれば、目立たないため、「意欲的に取り組む子」「人の後ろからついて参加する子」の差は見分けにくいのかもしれません。

一般には、好ましい教育を「平等」に与えれば、子どもが自然に伸びるという考え方がありますが、同じ教育を与える以前の環境差や発達差によって、子どもの伸び方は決して平等ではありません。これを「遺伝子の差だから」と言って、できない子のことを諦めては教育の意味がなくなります。幼児期の小さな差は、大人が手をかけることで解消できることも多々あると、個人的には感じています。

4歳児のクラスは、音感を勉強して2年目なので、声を出すこと、歌を歌うことを忘れたりはしていませんでした。しかし、全体的に自分から積極的に取り組むより、ダラダラ時間を過ごそうとする姿勢が見られました。安全を守られ、衣食住が整い、受け身で遊びを与えられる都会の子どもたちに、いかに好奇心を持たせ、自分から学ばせるかが、課題です。

感心したのは、5歳児のクラスでした。3年間、音感を継続して勉強した積み重ねがあるため、1ヶ月もレッスンをしていなかったのに、「音感かるたの意味づけ」「音符の読み書き」、そして、「聴き分け」もまったく忘れていませんでした。

自信に満ち溢れた姿から、運動会でも親御さんから賞賛の声を浴びただろうことが想像できました。そして、やはり、継続は力で3年かけて音感教育を行う意義を痛感しました。幼児期は覚えるのも早いが、忘れるのも早いため、定着するまで反復することが大事なのです。

私は、この保育園で6つのクラスを教えてきました。それぞれ3歳児だった時、4歳だった時、5歳だった時を比較すると、同じように一生懸命、音感教育を行い、歌を歌えるようにしていますが、それぞれのクラスには確実な違いがありました。それは、親御さんと一緒にいる時間が長いお子さんが多いクラスが幼児教育を行いやすく、朝から晩まで、長く保育園で生活するお子さんが多いクラスは、音感を教える等、教育以前の課題があったのです。

長時間保育を受けるお子さんは、スキンシップに飢えて、通りがかりの私の手にすがりついたり、自分に構ってほしいと大泣きしたりすることが、多いため、音感教育をする以前に、身体を使った遊びを教えたり、担任の先生と、スキンシップを持っていただくなど、大人の言葉に耳を傾けるための時間が必要でした。

幼児期の子どもたちの能力差は、日常生活の中で身近で信頼できる大人から身につける知恵があるかないかのように私には感じられます。幼い子どもが「これ、なぁに?」と疑問に思った時に、「それはね…」と答えてくださる身近な人がいるかどうか、それが、子どもの発達や理解力を異にしていると思えてなりません。

結局、幼児期の子どもの成長は、親御さんが関心を持ってくださるかどうか、が一番、大事なのかもしれません。やみくもに「頑張れ」とお尻を叩いてほしいわけではありませんが、働くお母さんにも、「保育園でどんなことをしたの?」「お母さんに教えて?」と子どもの日常に興味をもっていただきたい、毎週、音感を指導しながら、思っているのです。
by k-onkan | 2017-10-17 23:26 | 保育園 | Comments(0)
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