麻奈先生のブログ~木下式の子育て論~
by k-onkan
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作者について
木下式音感教育法認定講師
  木下麻奈
     
 木下式の基本は、幼児期に「躾・規律」を教え、高度な音楽基礎教育を施すことです。詳しくは、ホームページをご覧ください。http://www.kinoshita-onkan.com

イラスト:「ケイ&シュート」
 By ケンイチ・シライ
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2017年 04月 10日 ( 1 )

三重県総合文化センターにてー2-

講演が始まる前、小西先生から「幼児期に木下式を受けた人は、あがらないのでしょう?」と言われ、「そうですね。基本的には普段通りで、そこまであがったことはないかもしれませんね」とお話していたのですが、この講演で私は、生まれてはじめて「パニックしそうな気持ち」という感覚を体験することになりました。

e0143522_9452694.jpgそれは、立ち見の方があるほど満員だった客席に話しかけた時でもなければ、5名の幼児の音感指導した時でも、独唱の伴奏を弾いていた時でもありませんでした。私が話をはじめた時に、いきなり、5歳の生徒が客席で「ドドドレミはなかよしさん」とよく通る声で歌い始めた時だったのです。

木下式の訓練は、一つひとつの課題は、5分から10分と短いものが多いのですが、課題が多いため、カリキュラムを全て行うと2~3歳でも、一時間強かかるのです。しかし、そのすべてを講演でお見せすると、講演ではなくなってしまいます。そこで、主軸となる「音感かるたと歌唱曲ドレミはみんなのなかよしさん」課題を二つ、お見せしたのですが、子どもたちには「不完全燃焼」で、もっと勉強をしたかったのでしょう。

その子はこだわりが強いタイプなので「歌いたい」と思ったら、まわりに誰がいても歌い続けることは、容易に想像できました。まわりの大人が是正するには限界があります。また、幼児というものは、誰か一人が楽しく歌えば、自分も歌いたくなるのが当たり前です。その状態を放置したらどうなるかを一瞬で想像し、「自分の講演」にまったく集中できなくなりました。同じ部屋に幼児、特に生徒がいると、私は自分より、子どもが気になってしまうタイプなのでしょう。

そこで、小西先生とお手伝いくださったN先生にはたいへん申し訳ないことをしてしまいましたが、子どもたちを別室に移動させ、東京から持参した「ご褒美おやつ」で静かにしていただくようにお願いしました。

自分の話に集中できるようになると、次に気になるのは聞き手の反応です。どのように受け止められているか観察しても、一般の方は表情が変わらず、よく分かりません。そんな中、ありがたかったのが、最前列に座った3名の女子中学生です。数年前に小西教室を卒業した生徒が、わざわざ、足を運んでくれたのです。3人が表情豊かに、適時に微笑んだり、驚いたりと、興味を持って話を聞いてくれたので、楽しく、話すことができました。

この3人に助けられたことが、もう一つありました。それは、私が話しはじめてすぐのことです。私は人前で話すことはまったく苦にはなりませんが、「無駄な動き」が多いのです。音楽祭では極力、気を付けていますが、今回は幼児もいて、すっかり自分のことが考えられていなかったようです。

私が話し始めると、中1のMちゃんが私の手振りを真似て、お姉さんになにやら言っているのが見えました。どうも、私のマイクを持つ左手が、言葉の速度に合わせて無意識でリズムを取っていたようです。

小さい頃から音感を教えた子には、「いろいろなこと」を観察して指摘して、時に嫌がられても踏み込んで指導してきました。そのため、私に対しても本当に「よく気づく」と感心します。長い間、深く関わり、お互いを知っているからこそ、木下式を教えた子どもは共通して愛しいと感じるのかもしれません。
by k-onkan | 2017-04-10 23:51 | 木下式音感教育法 | Comments(0)