麻奈先生のブログ~木下式の子育て論~
by k-onkan
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作者について
木下式音感教育法認定講師
  木下麻奈
     
 木下式の基本は、幼児期に「躾・規律」を教え、高度な音楽基礎教育を施すことです。詳しくは、ホームページをご覧ください。http://www.kinoshita-onkan.com

イラスト:「ケイ&シュート」
 By ケンイチ・シライ
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2017年 04月 12日 ( 1 )

同じ教育を受けても・・・・・

子どもの頃は悪いことをして叱られてばかりだった子が大学を卒業して立派に成長しているとの報告を受けることもあれば、小さい頃は優秀だったのに大学に行った後にフラフラしているとの噂が耳に入ることもあります。こうした違いに、「同じ教育を与えたのに難しい……」とのご意見をいただくことがあります。

e0143522_13112639.jpgですが、私には思い当たることがあります。それは同じように楽院に通って、同じ教育を受けているように見えても、それぞれの家庭の考え方は異なるものです。楽院の「音楽教育」に魅力を感じて、音楽の能力の成果だけを求める方もあれば、「躾がしてほしい」「小学校受験に有利」との考え方もあります。また、オペラや音楽祭などの舞台に魅力を感じる方もあれば、音感を通した「人間としての教育」に共感される方もあります。同じ教育を受けても、その目的が異なれば、その結果が異なるのは当然かもしれません。

木下式は、親が自分の子どもが「生きていくため」に作られた教育です。そのため、一般の音楽教育よりは、厳しいところがたくさんあります。そして、そこには、単に音楽だけでなく、いくつかのメッセージがあります。それは、親は先に逝くものなので親がいなくても①身の回りのことを自分でできること、②心身ともに強いこと、③与えられた場で責任を果たせる力を持つ、④自分にしかない能力を持つ⑤自分の考えを持つ、などです。

楽院に通いながら、比較的に素直に物事に取り組むと、こうしたことを当たり前のように受け入れられ、大人になっても、いろいろな場面で結果を出してくると感じます。もしかすると、親御さんが「こうあって欲しい」と夢見た姿と同じではないかもしれませんが、本人は「自分のやりたいこと」を見つけ、充実した人生を送っているように見えるのです。

反対に、長く楽院に在籍していても、親御さんが「努力や練習などしなくても、結果が出せる天才のような人間に育てたい」と現実離れした考えを持っていると、楽院の本質的な考えとは差があり過ぎて、子どもが自分の道を探すのは、難しそうに感じます。

昔は、「楽院に通いたい」といわれても、根本的な考え方や異なる価値観を持つ方は、面接でお断わりしていた時代もありました。価値観や考え方が違う中で、お子さんをお預かりすると、その成果に差が出ることを知っていたからだと思います。

現代は、「やりたい」と言われる方に広く門戸を開いていますが、通学の途中で考え方や価値観に相違を感じる際には「他のお教室を探していただいた方がよいのでは?」とご提案することもあります。結局、同じ教育を与えても、その成果は側面支援する親御さんの関心の高さ、家庭と教育現場の共通した価値観や考え方、そして、親から子への社会的相続によって、子供の成果は、良くも悪くも変わる、ということかもしれません。
by k-onkan | 2017-04-12 23:08 | 教育 | Comments(0)