麻奈先生のブログ~木下式の子育て論~
by k-onkan
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作者について
木下式音感教育法認定講師
  木下麻奈
     
 木下式の基本は、幼児期に「躾・規律」を教え、高度な音楽基礎教育を施すことです。詳しくは、ホームページをご覧ください。http://www.kinoshita-onkan.com

イラスト:「ケイ&シュート」
 By ケンイチ・シライ
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2017年 05月 02日 ( 1 )

いつの時代も音楽があった

このゴールデンウィークは、昔、楽院に通った生徒や保護者の方とお目にかかることが多くありました。20年近く前に楽院を巣立った卒業生は、10年後に遊びにくると「楽院の先生たちがやさしくなった」と言い、10年前に楽院に通った卒業生がやってくると「今はこんなに優しいの?」といぶかしがります。しかし、どの時代も通った生徒は共通して、「小さい頃は音感の先生がすごく怖かった」という共通認識があるのが、面白いところかもしれません。

e0143522_6185076.jpg20年前に楽院に通ってきた保護者は、「わが子のために、楽院のレッスンが必要」と腹を決めて通うタイプの親御さんたちが多かったように感じます。それだけ、お互いに真剣に「お預かりした子どもを教育する」ことをしており、楽院に預けながらも、家庭でも教育に対する理想や責任をもって、子育てをする時代だったように感じます。

時に、親が頑張り過ぎて、ボタンのかけ違いが生じることもありましたが、親が間違っていれば、子供が容赦なく抵抗して、親子の関係を微調整したのも、この時代だったの親子の特徴だったかもしれません。

10年前に楽院に通ってきた保護者は、「音楽によってわが子の人生を豊かにしたい」という願いとともに「子どもが喜ぶことをさせたい」というタイプが増えました。子どもに「できないこと」などがあっても、親御さんが家庭で手を出すことは少なく、「子ども」は物事を自分で解決する時代になりました。

この時期は、「ゆとり」といわれる時代に重なっていましたが、楽院の生徒たちは、オペラ公演、外国公演など音楽を通して自分たちの力を120%、発揮するという機会に多く恵まれ、その分、私たちも長く深く関わる機会があり、世の中は「ゆとり」でも楽院は多くの行事があり、子供とともに多くの困難を乗り越えた時代でもありました。

そして、今、「両親が働きながら、よりよい教育を与える」という時代になり、益々、通ってくる生徒の保護者の存在を感じる機会が減ってきました。子どもにできないことがあったら親御さんに報告するよりも、気づいた大人がどんどん解決しないと追いつかない、そんな時代です。10年前にようにオペラ公演や海外公演など、きらびやかな体験を共にするのではなく、わが家で一緒に料理やゲームをしたり、合宿以外に、千葉の海に連れていったり、遠足をしたり、そういう体験が益々「貴重」になっているようです。

20年前の生徒なら「合宿以外で、音感の先生と時間を過ごす」などと聞くと「よくそんな怖いことをさせる」と思うかもしれませんが、子供たちは「音感の厳しい先生」ではなく「構ってくれる大人」として私たちを認識しているかもしれません。言い換えると、私たちの真の怖さにまだ気づいていないともいえます。

時代が変わって楽院の役割も変わっていますが、一つ絶対に変わらないことがあるとしたら、いつの時代であっても、音感教育を通して、最大限、子供の能力を引き出すためには、どんなこともする覚悟であること、かもしれません。また、楽院に通ってくる家庭は、どんな時代でも「音楽」を通して子供を幸せにしたいという願いをもち、それぞれの時代の幸せな子どもたち、なのかもしれません。
by k-onkan | 2017-05-02 23:16 | 親業 | Comments(0)