麻奈先生のブログ~木下式の子育て論~
by k-onkan
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作者について
木下式音感教育法認定講師
  木下麻奈
     
 木下式の基本は、幼児期に「躾・規律」を教え、高度な音楽基礎教育を施すことです。詳しくは、ホームページをご覧ください。http://www.kinoshita-onkan.com

イラスト:「ケイ&シュート」
 By ケンイチ・シライ
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2017年 08月 27日 ( 1 )

結果と向き合おう

ご自身も楽院の卒業生であるお母さんが、夏休み明けのレッスンで木下先生から、「息子を甘やかし過ぎ」と注意を受けたようです。

e0143522_2103772.jpg実は、お母さんは私のブログで「海のお泊り会」の様子をご存知だったので、砂浜で手渡されたおにぎりやお菓子をすぐに落としてしまったり、「タネのある果物は食べたことがないから、スイカは食べない」と言ったり、砂に埋められるとすぐに「フー」と悲しい溜息をついて、大人が手を貸すのを待っていた姿を木下先生が不甲斐なく感じたことはすでにご存知でした。そして、「最後まで、子どもが何かをやり遂げるまで待っていなかったこと」はとても反省されていたのです。

でも、子どもが一人で何もできない姿は、大昔に生まれ育った木下先生には、「親御さんの甘やかし」に感じたのだと思いますが、両親ともに忙しく働き、普段は、保育園(学童)や祖父母に預けられる、現代の子どもたちは、忙しい大人の時間で動いているため、「最後まで何かをやり遂げるまで待ってもらう経験」がないようです。

親御さんが手元に子どもを置いて、育てた時代であれば、小学生になった子が一人で何もできなければ、一緒にいるお母さんやお祖母ちゃんが大切して手を貸し過ぎたということもありますが、現代の共働きの子育ては、大人が多忙な上に、そのことが不憫にならないように、家庭でも保育園でも、生活を整えることで、結果的に子どもが「一人ではできないことがある」という事態に陥っているともいえあそうです。

ご家族が甘やかしたのか、最後まで子どもの行動を待てないかは、「同じ事象ではない」かもしれませんが、小学生になっても一人では何もできないように育つという結果は、厳しい言い方ですが、同じです。

共働きのお子さんの多くは、親御さんがたいへん忙しく、その間、保育園や学童に預かっていただくことになります。保育園や学童保育では、働く親御さんの子どもたちが不自由な思いをしないように、みなが平等に、いやな思いをしないように生活を整えられています。

たとえば、子どもが万が一、食べ物を落としても大丈夫なように、余分を考えて用意するかもしれません。そのため、「落としたらもうない」ということもたぶん、ないでしょう。「保育料を払っているから食べられて当たり前」と言われたらそれまでですが、「食べ物を大切にすること」「落としたら、無くなることがあること」などを経験する機会がないまま、子どもは成長していきます。

これが、家庭で起きた出来事なら、数に限りがあれば、家族で分けて食べるなどを経験して、「落とさないように気を付ける」とか、「食べ物を大切にすること」を考える機会があるかもしれません。

現代の子育ては、甘やかしているようで、実は早期から子どもを集団生活に置き、一見、自立させているように見えながら、個々の子どもの発達や成長を観察して、それぞれに適した時間を費やすという大事なことができていないことが、多いようです。

昔は、子育ての失敗は、「甘やかし」が原因でしたが、現代の子育ての心配は、親が子どもときちんと向き合う時間を持てないことにあるように思えます。親御さんが働くことも、人に預けることも、それぞれの自由です。ただし、選んだことには結果があります。その結果に目をそむけずに、子育てやわが子に向き合っていかなければと思うのです。
by k-onkan | 2017-08-27 23:59 | 児童 | Comments(0)