麻奈先生のブログ~木下式の子育て論~
by k-onkan
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作者について
木下式音感教育法認定講師
  木下麻奈
     
 木下式の基本は、幼児期に「躾・規律」を教え、高度な音楽基礎教育を施すことです。詳しくは、ホームページをご覧ください。http://www.kinoshita-onkan.com

イラスト:「ケイ&シュート」
 By ケンイチ・シライ
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2017年 08月 30日 ( 1 )

音感の指導をしても好かれていい!

先日、地方のある保育園でこんな話を耳にしました。それは、「木下式を指導する担任は、教育やしつけに対して厳しいので、子どもたちが優しい副担任に逃げ込んでしまうが、担任は憎まれ役だと腹をくくって頑張っている」ということでした。

e0143522_18595647.jpg確かに、保育園のようにクラスに担任がと副担任、そして、補助の先生がいる教室では、担任がしっかり指導する分、副担任や補助の先生が、優しく接して、バランスを取ることもあるでしょう。ちょうど、古きよき時代の少し怖いお父さんと、優しく間を取り持つお母さんのような関係かもしれません。

ですが、私は、担任の先生にも、音感で教育やしつけを妥協なくする代わりに、遊びの時間や自由時間に、思いっきり子どもたちを可愛がったり、スキンシップを取ったり、優しい言葉をかけていただきたいと、お伝えしています。

古き良き時代なら、お父さんが「頑固おやじ」で家族に優しい言葉のひとつもかけなくても、一生懸命、外で働いてく経済的に家族を支えてさえいれば、それでよかったかもしれません。それでも、時々、子どもがぐれたり、家族が崩壊したりすることはあって、寡黙で厳しいお父さんの全てが許されたわけではないようです。

そして、今や実のお父さんでさえ、わが子との絆を深めるために、一緒に遊んだり、お風呂に入れたり、家族旅行をしたり、子どもに「お父さん」として受け入れてもらうための努力をします。

木下式音感教育法を担当する担任も「厳しいところ」ばかりを担当するのではなく、おおらかな愛情で、子どもを可愛がらないと、子どもに嫌われてしまうこともあるかもしれません。子どもに心を閉ざさせてしまうとどんなにいい教育やしつけをしたいと願っても、受け入れてもらえないこともあるでしょう。

実は、私も20年ほど前は、音感を教える際は、厳しくても、教えるべきことを教え、責任を全うしていれば、いつか、子どもはそれを理解してくれると信じていた時期がありました。しかし、それが子どもに伝わるには、8年以上の年月が必要でした。それほど、長く子どもと関わる時間があるなら、いつか、互いを理解しあえることも可能ですが、幼児期の数年間の限られた時間で、関わるなら、直接、「子どもが頑張ると先生も嬉しいこと」を子どもの理解できる言葉で伝える必要を感じます。

また、私も木下先生も、音感を教える時間以外は、かなり、子どもに甘い大人だと思います。毎年、木下先生が、千葉の海に、長く楽院に通っている生徒や、合宿で特に厳しく鍛えている子たちを招待するのは、少しでも楽しい思いをさせることで、楽院の先生たちに心を開けるようにと、思ってのことです。

幼い頃から、保育園などに預けられているお子さんたちは、どんなに恵まれて親御さんから愛されていたとしても、それでも、やはり、大人の愛情に飢えていると感じます。それは、夏休みは毎日、母親と一緒にいた甥兄弟を見ていて感じることです。

甥兄弟は、中学2年と小学2年とずいぶん大きいですが、常に「お母さんは、にぃにのことばかり、勉強を見たり世話をやいている」とか「お母さんはKちゃんにばかりやさしくして、少しはボクにもやさしくしてよ」などと、はたで聞くと恥ずかしいことを理由に愛情の取り合いをしています。保育園に通うお子さんは、もっと年齢が幼く、親御さんと離れている時間が長い分、愛情やスキンシップ、優しい言葉がないと荒んでしまいます。保育園で関わる先生は、音感を教える時間は、厳しくても、それ以外の時間は、面白かったり、優しかったり、子どもに好かれる先生でいていいと思うのです。

親御さんが、他人の愛情を必要としないほど、べったり手元で可愛がった時代なら、「おけいこごと」や幼稚園保育園の先生は、厳しさだけを担当すればよかったかもしれませんが、今や、教育もしつけも幼い頃から、親以外の幼稚園や保育園の先生やお稽古ごとの先生が担当するなら、「先生」と呼ばれる私たちも、厳しさだけでなく、親が持つ優しさや甘さも、兼ね備える必要があるかもしれません。
by k-onkan | 2017-08-30 19:00 | 保育園 | Comments(0)