麻奈先生のブログ~木下式の子育て論~
by k-onkan
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作者について
木下式音感教育法認定講師
  木下麻奈
     
 木下式の基本は、幼児期に「躾・規律」を教え、高度な音楽基礎教育を施すことです。詳しくは、ホームページをご覧ください。http://www.kinoshita-onkan.com

イラスト:「ケイ&シュート」
 By ケンイチ・シライ
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2017年 10月 02日 ( 1 )

親が鬼より下ではいけない!

3歳の男児を持つ卒業生が、面白いことを教えてくれました。それは、スマホには「鬼から電話」という無料アプリがあり、「男児を持つお母さんはぜひ、持っていた方がいい」とママ友から勧められたという話でした。

e0143522_16391738.jpg男の子が1歳後半だった頃は、絵カードにもあまり興味を示さず、言葉も遅く、卒業生はとても心配したようです。言葉を話さなくても、絵カードを教え絵本を読み、たくさん話しかけ続けたら貯めていた言葉を文章で話すようになったと言います。今では2歳の男の子にしてはよく話し、お母さんの口調にそっくりに、少々、生意気なことも言えるようになったようです。

「絵カードは全然、聞かないし、何を聞いても答えなかったけれど、諦めずに続けていたら、結構、覚えていたんだと、話せるようになってから、分かった」とお母さん。「麻奈先生のアドバイスと『折れない子ども……』の本を参考にしていなかったら、とんでもない子育てをしていたかも」というメッセージが届きました。

楽院の2歳児もそうですが、親御さんに愛されている自信を持ち、言葉を話すようになって、自信が芽生えたら、次にしなければいけないことが「しつけ」です。「いいことはいい、ダメなことはダメ」をきちんと、教えること。ですが、子どもというものは、毎日、一緒にいるお母さんの言葉には少しずつ慣れて、軽んじてしまう傾向があります。

絶対に、「これだけは言うことを聞かせなければ」という時には、東北地方の「やまんば」のような存在が必要で、「鬼から電話アプリ」もその一つの手法なのでしょう。但し、乱発は禁物、だと思います。小さいことで、すぐに「鬼から電話」が来ていたら、子どもは怖くなくなり、何も言うことをきかなくなってしまうでしょう。

卒業生も一度だけ、「歯磨きをしなさい」と言っても、男の子が言うことをきかなかった時に、「鬼から電話」に頼ったそうです。しかし、その晩はトラウマのようになり、スマホに触れることもできなくなり、お母さんが心配になるほどだったそうですが、翌日から、「歯磨きしないと、鬼がきちゃうもんね」と自分で歯磨きをするほど効果的だったようです。

幼い子どもがどうしても、心を決められなかったり、わがままを抑制できない時の最後の手段としては、「鬼から電話」や「ライオンの部屋」、「なまはげ」、「肝試し」は有効だと感じます。ですが、すべてを「怖いもの」に頼り親はしつけをしなくていい、ということではありません。

なぜなら、本来、「しつけ」は、「鬼」や「怖い人」にしてもらうものではなく、家庭で両親や祖父母などがするものだからです。

子どもが悪いことをしたら、「鬼」のように怖くなるのは、「スマホ」ではなく、親や親族であってほしいと思うのです。

子どもはやがて「鬼から電話」も「ライオンの部屋」も架空のものだということに、気づくはずです。その時になって、「鬼なんて、本当はいないじゃん」と、悪い行動に歯止めがきかなくなったら、善悪の区別も社会のルールを反しても、平気に思うかもしれません。

「鬼がくるから、やめて」ではなく、「お母さんの子どもは、そんなことをしてはいけない」という言葉で、自己を抑制できるように、少しずつ、諦めずに育ていきたいものです。

by k-onkan | 2017-10-02 23:37 | しつけ | Comments(0)