麻奈先生のブログ~木下式の子育て論~
by k-onkan
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作者について
木下式音感教育法認定講師
  木下麻奈
     
 木下式の基本は、幼児期に「躾・規律」を教え、高度な音楽基礎教育を施すことです。詳しくは、ホームページをご覧ください。http://www.kinoshita-onkan.com

イラスト:「ケイ&シュート」
 By ケンイチ・シライ
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2017年 11月 02日 ( 1 )

しつけは家庭で親がしよう!

親子二代にわたって教えている孫弟子6名は、私にいろいろなことを教えてくれます。その一つは、「親しいと言っても他人であり、できる躾には限りがある」ということのようです。

e0143522_15273927.jpg孫弟子にとって親御さんも通った楽院は、他のお友達と比べると馴染み深い場所です。たとえ、お母さんやお父さんにとって「厳しくて怖くて大嫌いな場所だった」としても、何十年を経て心を許せる場所は、そうあるものではありません。当然、子供たちも無意識に「何をしても大丈夫な場所」と認識しているかもしれません。

子供が心を許せば、「悪いこと」をしてみるのも、早くなります。結果的に、私たちから「コラ!」「ダメ」と怒られることになって、「この教室はいやだ」と泣いてみたり、「お稽古はしたくない」等の抵抗を示したりもするのです。しかし、楽院では、「叱られても、いやでも、やることはやる」以外の選択肢がないことを学んでいくことになります。

大人でも、子供でも、真の姿を相手にさらけ出して関わり合うと、互いの特徴を見抜くようになります。2~3歳の孫弟子は、言葉巧みに、それを言い表す能力はまだありませんが、「麻奈先生は音感の時間にルールを守って、やるべきことをやっていれば、後のことはあまりうるさくない」。「瑠音先生はニコニコしているけれど、友達に迷惑をかけたりすると、結構、怖い」と無意識に理解しているはずです。最近、これを利用して、孫弟子が上手く立ち回っているように感じています。

孫弟子たちは私にとって甥たちに近い距離感ですが、一つだけ決定的に違うことがあります。それは、甥たちが悪いことをすれば、音感の時間以外も親族として遠慮なく叱れますが、孫弟子たちは楽院にいる時間さえ、やり過ごせば後は怖いものがないことです。このことで、孫弟子たちが「怖い人の前だけ、うまくやり過ごせばいい」と学ぶのではないかと私は気になっています。

卒業生のお母さんたちは、私がこういうと、「どうぞ遠慮せずに、甥くんたちのように叱ってください」と言われますが、そこは、私ではなく「両親や家庭」に頑張ってほしいところです。なぜなら、どんなに近しい孫弟子も、やはり「よその家のお子さん」であり、それぞれの家庭には異なる考え方や流儀が存在すると思うからです。わが子に「どういう躾がしたいか、何を大切にするか」、それを決めるのは親御さんや家庭であってほしいのです。

楽院は音感を教える際に、合せて躾を行なう教室ですが、これは、物を学ぶ上で、躾が欠かせないと長年の経験から知っているからです。ですが、躾は「音感の時間」だけ行ったのでは効果はないのです。楽院にいるより、他の場所にいる時間の方が長いからです。

たとえば、親御さんが不在の場所で、子供が友達から悪いことに誘われたとします。その時に、「これをしたらお母さんが哀しむ」と想像できるかどうかは、平素の「家庭の躾」次第と言えます。

もちろん、生徒として楽院に通う限りは、私たちもできる限りの躾をすることは変わりません。しかし、残念ながら、他人の私たちとは縁が切れてしまうことがあるからこそ、簡単には縁が切れない両親や親族に、責任を持って躾を行うことこが、とても大事なことだと思うのです。
by k-onkan | 2017-11-02 15:26 | しつけ | Comments(0)