麻奈先生のブログ~木下式の子育て論~
by k-onkan
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作者について
木下式音感教育法認定講師
  木下麻奈
     
 木下式の基本は、幼児期に「躾・規律」を教え、高度な音楽基礎教育を施すことです。詳しくは、ホームページをご覧ください。http://www.kinoshita-onkan.com

イラスト:「ケイ&シュート」
 By ケンイチ・シライ
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カテゴリ:我が家のこと( 57 )

トットちゃんに思うこと

祝日の月曜日の12時26分ごろ、木下先生から着信が入り、出るとすぐに切れてしまいました。「なんだろう?」と思いながら、気づいたのは、あとになってからでした。それは、テレビで「トットちゃん」が始まるという合図だったのです。体育の日の祝日で、それぞれの自宅にいる私たちが、「見るのを忘れるだろう」とワンギリをしたようです。

e0143522_11172099.jpg最近、黒柳哲子さんの半生を描いた「トットちゃん」が、お昼の時間帯に放映されています。黒柳さんの父上は、NHK交響楽団のコンサートマスターも務めたヴァイオリニストで、声楽を学んでいた母上と出合うところから始まったのですが、このお父さんの「芸術家ぶり」「世間の常識には、従えない姿」が父は身につまされるようで、「音楽家というのは、本当に音楽しかできないんだよなぁ。反省しちゃうよ」と言いつつ、毎日、昼休みに一緒に見ているのです。

先週の放映では、「お金がない」という奥さんに「食べられないなら、食べなければいい。僕はバイオリンが弾ける体力だけあればいい。ぼくは音楽とキミ(駆け落ちした奥さん)のことしか、考えたくない」というお父さん。お母さんは外で、歌を歌ってお米をわけてもらったのですが、その姿を見たお父さんは、外に行って、恥ずかしいことをすることも、よその人に笑顔を見せることも気に入らず、仕事で外出する際は、部屋に鍵をかけていくのです。さすがに、父は「おれは、ここまでひどいことはしないぞ」といいますが、明けても暮れても、いつも母と一緒にいないとダメな姿は、私たちから「似たようなものよ」と言われています。

わがやの家庭の事情は、いいとしても、これからこの番組は、学ぶところが多いと感じています。なぜなら、その昔、大ベストセラーになった黒柳徹子さんの「窓際のトットちゃん」というストーリーに登場した「トモエ学園」のお話になっていくからです。

トモエ学園は、とてもユニークな学校で、個性あふれる子どもたちを集めて、情操教育をする「子どもにとって理想的な学ぶ場」であったと感じます。黒柳さんは、今の時代に生まれたら―私の父も、ですが―、なんらかの支援が必要な子どもであったかもしれません。その徹子さんがどんなであったか知ることは、「支援教育」を知るためにも、とても勉強になると思って、父とは違う理由で、毎日、この番組を楽しみにしているのです。
by k-onkan | 2017-10-09 23:16 | 我が家のこと | Comments(0)

跳ぶうさぎにはほど遠くても

最近、2年生の甥Kは、母である瑠音先生から久々に大目玉をくらいました。なんでも、1ヶ月後にせまった成果発表会に曲を、「間違っていたから、もう一度、弾きなさい」と言うと、「なんで、やらなくちゃいけないんだぁ」と突っ伏して泣いて抵抗したようなのです。その姿に瑠音先生は大激怒!!。

e0143522_17174673.jpg「Kちゃん、にぃにが2年生の時は、ピアノも勉強も、今のKちゃんの3倍はやらせていたよ。にぃには、どんな時でも、泣きながら最後までやった。でも、Kちゃんは、たくさんやらせるとすぐに、怒って泣くから、最小限しかやらせたことは、ないのよ。それなのに怒って泣いて嫌がる人は、もうやらなくていい!!」。

瑠音先生が、突然、切れると、私や木下先生さえ、恐れるほどこわいのです。事後報告で話を聞いても神妙な気持ちにさせられるのですから、その場にいた兄甥はさぞかし、震え上がったことでしょう。しかし、一度、怒らせたら、これまで、沈黙していたことも一緒に出てきたようです。

「お父さんが、毎日、楽しくて会社に行っていると思っているの?お父さんだって、会社に行きたくない日だってあるのよ。でも、子どもが二人いて、ちゃんと育ててるために働かなければいけないから、Kちゃんたちのために頑張っているんじゃないの!?お母さんだって、ご飯を作らなくていいなら作りたくないわよ。そんな人は、もう知らない!!!」と自分の部屋に閉じこもったそうです。しばらくして、ピアノを練習したKが「お母さん、ごめんなさい」と謝りに来たそうです。

その後は、こんな話になったようです。「『うさぎとかめ』に出てくるうさぎの中には、休むウサギもいれば、跳ぶウサギもいるのよ。Kちゃんは、カメはもっと遅いからと、お休みをしてしまうウサギよ。そういうウサギは、頑張っているカメに負けてしまうのよ。ニィニは、跳ぶウサギではないけれど、休まないウサギよ」。実は、陸上部で頑張る兄甥からも「Kは、僕よりスペックは高いけれど、努力をしないから……」と、やんわり非難されていたようです。

「幼稚園の時は水泳が、一緒のクラスだったXくんは選手コースで頑張っているから、どんどん、Kちゃんより上手になっているでしょ? Xくんは跳ぶウサギなのよ」。数年前、Kも選手コースのお誘いをいただいたことがありますが、「お母さんがやって欲しいならやる」といって「お母さんのため、ではなくて、自分でどうしたいかを決めなさい」と言われ、「やっぱり、たいへんだからやめる」と辞退したのでした。

兄甥がいうように、第二子は、第一子より、器用で運動神経もよく、感覚も優れています。しかし、なぜか、感覚が優れていると、自分の力を出し惜しみするのか、最小限の努力で乗り切ろうとしているように見えるのです。

心配症の兄なら、大事なことがある前日は、「大丈夫かな、ちゃんとできるかな」と不安で、最後の最後まで、練習したり、復習したりするのですが、楽天的な我が家の血が濃い弟甥は、「大丈夫、大丈夫」と言って大事な場面で、結果が出せないことが多くあります。

これからも「休むウサギ」のまま、努力をしないで方針なのか、少しは兄を真似て努力することを覚えるのか、それは、分かりませんが、とりあえず、その日は、いつもは「Kちゃんはいい」と遠慮する家族一緒のランニングに参加して、尾瀬の3キロマラソンの練習をしたようです。

心配症の兄は努力家で、多彩な弟は無理強いすると逆切れするタイプです。それでも、「弟が嫌がるから」と言って瑠音先生が最低限は諦めずに、継続させるのには理由があります。それは、三人きょうだいの末っ子として、自分がピアノも水泳も泣いて嫌がった時に、「そこまで嫌がるなら、やらせなくていい」と根負けした父に、心密かに「泣いても、怒っても、ちゃんとやらせてくれたらよかったのに」と少し恨んでいるからなのです。

どんな性質であっても、同じ親の子である兄弟は、特定の子だけが評価されたり、特定の子だけが問題児扱いをされることで、兄弟間に軋轢が生まれたり、親を恨んだりするということを私たちは経験から知っているのです。特に、瑠音先生の子どもの頃に姿形も性質も、何から何までそっくりなKゆえに、せめて、たまに休んでも前に進むウサギに育てる努力をしているのでしょう。
by k-onkan | 2017-06-22 20:38 | 我が家のこと | Comments(0)

こどもの日は童心にかえって

こどもの日は千葉の両親のところに遊びに行っていた2年生の甥Kを迎えに、妹一家と出かけました。途中、「いちご狩り」をしたり、「月の沙漠の像」がある御宿の砂浜で遊んだりと、「子どものため」の一日を童心にかえって過ごしました。

e0143522_10401287.jpg数日前に中学2年になって初の陸上部の記録会で良い成績をおさめた兄甥Yは、木下先生にその「走り」を見せることになりました。家から50メートル手間にY、その15メートル先に自転車の私、その3メートル先に妹とKが並び、一斉に走り出しました。

自転車だからといって油断していると短距離が得意なKを追い抜けないので、真剣に自転車をこぎました。Kと妹を抜いて安心していると、その横をダダダダダという音とともに、Yが追い抜いていきました。長距離選手のYは加速するまでに時間が必要だそうですが、波に乗った時の速さは電動自転車よりも速くなります。

思わず、「こんな速さで自転車の横を駆け抜けていったら、ひったくり犯だと思われるかもしれないから、練習の時は気を付けて走りなさいね」というほど、追い越される時には、一瞬の恐怖を感じました。

去年の尾瀬合宿のマラソン大会の道のりを10分強で走った時よりも、更に速くなっている甥の姿に、これまでは「陸上を何キロも走って、何が楽しいのだ?」といぶかっていた木下先生が「これだけ走れるなら、達成感があって楽しいだろう」と納得させられていたのでした。

「一生懸命、物事を全力でやりきる楽しさ」は、その経験がないと、分からないものかもしれません。けれど、自分の限界を目指して、一生懸命、何かに取り組む気持ちには、共通点があるように思います。

最近はなにごとも、踏み込まず、熱くなり過ぎず、力を入れ過ぎず、ということばかりが目につきます。そんな中にあって「一生懸命、力を出し切れること」もまた、大事な資質だと思うのです。そして、それは、やはり、幼児期から児童期の習慣で、受け入れられるかどうかが、決まるような気がするのです。
by k-onkan | 2017-05-05 23:35 | 我が家のこと | Comments(0)

伯母バカですが・・・・・・

甥Kが我が家にお泊りしている間の一番の行事は、友人のホストファミリーの観光のお供でスカイツリー観光をすること、そして、我が家で最後の食事会を開くことでした。自ら、アメリカで暮らした経験とさまざまな国を旅した経験から、外国の方が喜ぶ「おもてなし」はプライベートな場所で日常的な時を一緒に過ごすことと感じていました。そこで、妹に料理のほとんどをお願いしてテーブルいっぱいのメニューを用意して「日本での最後の晩」を演出することにしたのです。

e0143522_1224421.jpg今回、外国からのお客様を迎えて確信したことがありました。それは甥兄弟の気質の違いです。弟甥は誰の懐にでも入り込み、自然に可愛がられる性質です。私の大学時代の友人にもすぐに懐き甘えていました。また、英語もできないのに、自分からアメリカ人のご夫妻に近づき、「これ、どうぞ」などと言って可愛がられます。一緒に観光地を歩いていても、「あれ、まだ来てないよ」とか、「どっかへ行ってしまったんじゃない?」と探してみたり、自然に相手を思いやる様子を見せます。

反して、兄甥は元来、「大事にしている少人数」にだけ自分の本質を見せ、狭い世界で生きるのが好きなタイプです。特定の誰かと仲良くなるには、1対1の長い時間が必要なため、一期一会の場で自分をアピールするのは苦手です。ただ、「自己紹介くらい、自分でしてね」と言っておけば、事前に文章を作って記憶しておくなどの努力ができるのが兄甥の長所です。

私が、甥たちにうるさく、「次はあれをやって、これを持ってきて」と命令する様子に学生時代の友人たちは「本当に麻奈は甥たちが可愛くて仕方ないのね」と呆れられています。しかし、実は甥に限らず生徒たちにも同じように「先生風」をふかせて、命令しているだろうと思います。そして、甥や生徒たちが私のいうことを聞いてくれるのは、そうなるまでに、それだけ手をかけて一緒に苦楽をともにして、可愛がったという自負はあるのです。

スカイツリー観光の後、学生時代の一番の友人から「麻奈が甥っこたちを可愛がりたくなる理由が分かった」というお言葉をいただきました。甥たちは決して「なんでもいうことをきく、『いいこ』」ではありません。しかし、大人と一緒の時に「子どもだから」と無茶なわがままを言ったりしません。また、自分の考えは持っていますが、大人の方にいきなり生意気な口をきくこともないと思います。

低学年の弟甥は楽しくなると調子に乗って叱られることもありますが、二人とも子どもらしいところと大人びたところが混在し、よその方が短時間、付き合うのであれば、比較的、苦にならない子どもです。そのことを、「かわいがりたくなるのが分かる」と言われたに違いないと、伯母バカの私は思っているのです。
by k-onkan | 2017-03-30 23:57 | 我が家のこと | Comments(0)

子供の成長ははやい

楽院も春休みになり、1年生の甥Kが我が家にお泊まりにきています。普段はいい加減ですが大事な時に結果を出す兄甥とは違って、今ひとつ、信用がおけない弟甥。でも、兄とは異なる才能があるようです。それは、「人を観察する力」と「人に愛される性質」のようです。

e0143522_10451057.jpg数週間前にもこんなことがありました。それは職員室で宿題をしていたKに「何か菓子パンを買ってきてくれ。Kもおやつに何か好きなものを買ってこい」とお金を渡したそうです。すぐ近くにある顔見知りのコンビニでKはクリームパンを買ってきたようです。

菓子パンを割って、開口一番、「なんか、黒いものが入っているぞ」という父に、「大丈夫だよ。食べられるよ。そういうパンもあるんだよ」と言ったようですが、子どものいうことが信用できず、恥ずかしながらコンビニまで行き、店員さんから「そういうクリームである」と説明されて帰ってきました。

後から話を聞いた私と妹は、「それはバニラビーンズというもので、そうやってすぐに文句をいう人のことを『クレーマー』というのよ…」とからかいながら、同じことを二度としないように、説明しました。

後日、この話をKに確認してみました。「じぃじが、Kちゃんの買ってきたクリームパンがおかしいってコンビニに言いに行ったんですって?」「ぼくは次の日に具合が悪くなってから言えばいいのに、と思ったよ」「でも、次の日に具合が悪くなっても、クリームパンが原因かはわからないんじゃない? それで、Kちゃんはその時、じいじになんて言ったの?」「大丈夫だよ。そういういうクリームもあるんだよ。食べちゃえば大丈夫だよ。って言ったのに『そんなことあるか』と言って聞きに行ったんだよ……」。赤ちゃんだと思っていたのに、冷静で大人びた口調に、少し驚いてしまいました。

ところが、この話にはオチがありました。それは、妹一家が、父方の祖父母宅に遊びに行った時のことでした。いただいたホワイトチョコレートを割った途端、「あ、何か黒いものが入っている」とKは大騒ぎをしたといいます。そして、おばあちゃまから「それは、バニラビーンズよ」と言われ、一緒にいた妹から、「いやだぁ。Kちゃんたらジィジにそっくりじゃない」と言われて「そんなことないよぉ」と甘えていましたが、父もKも次男坊だからなのか、よく似た性質を持っています。

たとえば、我が家にお客様があっても、Yは細かなことに頓着しませんが、Kは「花は応接間だけじゃなくて玄関にも飾ってね…」とか、「ここをもっときれいにしないとダメだよ……」とまるで父に監督されているようです。この間、生まれた赤ちゃんだと思っていたのに、もう「将来、この子と付き合う女性はたいへんだ」と想像をめぐらすほど、子供の成長ははやいということなのかもしれません。
by k-onkan | 2017-03-29 23:43 | 我が家のこと | Comments(0)

国際交流ごっこをしました!

三連休の最終日は、留学時代にお世話になったアメリカ人ご夫妻と、学生時代の友人たちと我が家で夕食をいただくことになりました。現在、英語に苦戦中の甥たちも呼んで、国際交流ごっこができました。甥たちは、「英語で話すの? アメリカの人がくるの?」と緊張の面持ちで、日本人の私の友人への挨拶も忘れてしまうほどでした。とりあえず、「なんでも、いいから挨拶はしなさい!」と私に叱られながら、卓上鍋でのすき焼き作りや配膳の手伝いをして「いい甥」のふりをしていました。

e0143522_12482243.jpg最初から甥たちに「練習してきた英語の自己紹介」をさせるのは気の毒なので、伯母として甥たちを紹介しました。中学生になって英語の勉強が始まったが苦戦中であること、合気道を習っていること、陸上部で中聴距離走の選手であることなどをお話しました。ホストファミリーのお父さんも、ハーフマラソンを走るということで、話は通じないながらも、共通点があったようです。

実は、私は、甥が学ぶ「合気道」を英語で説明するために、いろいろと調べて予習していたのですが、なんと、私たちが昔、住んでいた田舎町にも「合気道」の道場がいくつもでき、「合気道なら、知っているよ。国際色が豊かな町になってね」と言われて、せっかくの予習はあまり役に立ちませんでした。

途中、用意していた英語の自己紹介をさせ、甥たちは特技?のピアノを披露しました。ピアノの出来はともかく、「外国からのお客様を家庭でもてなすエンターテインメント」としては喜んでいただけたようです。兄甥Yは9分近くもある長い曲を弾き、ご夫妻から「こんなに長い曲を弾けるなら、英語はその半分の努力で、話せるようになる」とも言われていました。「じゃぁ、5年かかる。ピアノは10年、勉強したから・・・・・・」とのYの答えに、確かに、私も生粋のアメリカ人と政治から痴話ゲンカまで、対等に話せるようになるまでには、5年くらいかかったことを思い出したのです。

「僕の英語が壊滅的だという話をしているとか、みんなが言っていることはわかったけれど、何をどう言っていいかわからなかった」と残念そうにする甥に、(そう感じたなら、いつか喋れるようになる)と思いました。語学は相手に伝えたいことがあるから、学びたいと思うものですから。

英語の勉強は、テストのために文法と単語を覚えるだけでは楽しくものではありません。これは「法や単語」は必要ないという意味ではなく、受験英語もかなり役立つのですが、それでも、「この言葉を使って、自分のことを言いたい」と思う気持ちが単語や文法を覚える一助になると思うのです。

私はといてば、最近は、母音「アエイオウ」がはっきりした日本語で「音感かる」の説明ばかりしているためか、英語を話すために必要な舌の筋肉、口周りの筋肉が衰えて、自分が考えている速さと話す速さに均衡が保てず、楽器も英語も、できるようになっても、勉強を続けないと意味がないことを、実感させられました。唯一、甥に偉そうにできる英語も負ける日が来るかもしれませんが、少しでも、先伸ばしできるように、自分も英語の勉強を再開する時なのかもしれません。
by k-onkan | 2017-03-20 12:48 | 我が家のこと | Comments(0)

分からない子に教えるほど面白い!

音楽祭の翌日から学年末試験が始まるとのことで、合唱練習の合間に試験勉強に余念がないのが中1の甥Yです。社会や国語などの教科はカリカリと勢いよく問題集をこなしているのに、英語になると、いっこうに進んでいないようです。「これで合っている?」と私のところに「参考書」の問題を質問にきたYに中3で名誉団員Mちゃんがすごく驚いて「Yは英語は壊滅的なんだね? 私も得意ではないけれど中1の基本がすべてだからしっかり!」と励ましてくれました。

e0143522_0593964.jpg「文法はくもんのプリントで勉強しています」という小3のKちゃんもYの横に座り、いろいろと教えてくれるのですが、本人がはっきり「どこが分かって、どこが分からないか」が把握できないまま、答え合わせをしていくので、益々、混乱していっているように見えます。楽院には早期から英語を学ぶ子どもも多い中、特別な英語の予習も与えずに、中学に送り出したこと少しだけ申し訳なくなりました。

話は飛びますが、わが家は「言った人が責任を取る」という暗黙の了解があります。「幼稚園でいじめに負けないように合気道に通わせよ!」と言った父は、10年経った今でも甥たちの合気道の援助をしています。私も「この格好で音楽会に出るの?」などと言うと甥Kには「麻奈先生がいいと思う服を着るよ。だから買ってね」と言われるかもしれません。「英語の勉強、大丈夫?」。この言葉を口にしたら最後まで責任を持たねばなりません。だからこそ、これまで忙しさにかまけ見ないふりをしてきたのです。でも、「壊滅的な英語」は伯母として放置できません。

親族の家業だから、中学生になっても文句も言わずに小学生の合唱練習に参加して、指揮を学び、小さな子の相手をするYは、正直、私が中学生のころより、ずっと「いいこ」だと思います。そんな彼に私がしてあげられることは、「苦手科目・英語」を少しでも他の教科とおなじ背丈まで伸ばすことです。

最近、読んだ「下剋上受験」のお父さんは、娘さんの中学受験のために、一緒に勉強して力を付けていました。私も中学1年の英語全単元を復習して、「短時間で分かりやすく教える方法」を考えて甥に教えはじめました。正直、私に習うと「ダメ出しが怖い」とYは震えますが、「その科目ができない子」に教えるには、「できる人」より「できずに苦労した経験をもつ人」の方が適していいます。分からないところが分かるからです。音楽祭を前に、新たにはじまった面白い挑戦が私の負けん気に火をつけてしまったようです。
by k-onkan | 2017-02-13 23:57 | 我が家のこと | Comments(0)

家族が幸せでいられますように・・・

縁起のいい初夢を見て、その後は、勝浦の誕生寺にみんなで初詣に出かけました。純子先生のお母さんに「初詣で何をお願いしたの?」と聞かれた1年生のKは、「家族が幸せでいられますように……」と答えて「いい子だのぉ」と褒められていました。しかし、そんな素敵な願いごとをしたというには、あまりの態度で「本当に、そんな殊勝なことお願いしたの? 自分のことばかりお願いしたんじゃないの?」とつい、からかって怒らせてしまいました。

e0143522_1862286.jpg何しろ、お寺の境内で「ダメよ」というのに砂利を蹴ったり、「触ってはダメ」というものに触れようとしたりして、みんなから注意されてばかりだったのです。その度に、兄甥Yに「あ、Kちゃん、ポイント~」と言われて、「にぃにだって、5ポイントじゃない!」と言い争っていました。この兄弟は仲良く遊んでいるかと思えば、お互いを陥れたり、仲が良いのか悪いのか、とにかく騒がしい二人です。

そんな二人に、「なんのポイントがたまっているの?」と聞くと、「お坊さんポイント」という答えが返ってきました。なんでも、勝手行動をしたり、失礼な態度を取ったり、食べ物を残したりすると、ポイントが増えて、「10ポイントになったら、夏に近所のお寺に修行に行く」ということのようです。私としては、「ポイントの有無に関わらず、行かせた方がいい!!」と思いますが、Kは「10ポイントになったって、絶対にいかないんだも~ん」と態度を改める様子はありません。

素直に大人の言葉を聞いて、最終的にはやるべきことをやっている兄Yと、自分の感情と心が赴くままに好きなことをする弟Kの二人に囲まれて、今年も口うるさい伯母になるのが確定したような新年の始まりだったのでした。
by k-onkan | 2017-01-03 23:01 | 我が家のこと | Comments(0)

ボートゲームで感じる成長!

毎年、お正月は千葉の両親のところへ年始に行きます。千葉まで2時間かかる自動車の中、甥たちとうるさいながらも楽しい時間を過ごしています。ついこの間、生まれたと思っていた甥たちがずいぶん、大人びたことを言うようになったことに驚きますが、中身はいつまでも小さかった頃と同じく可愛く感じるから不思議です。

e0143522_13184069.jpg千葉につくとすっかり真っ暗です。妹一家は、午前中から父方の実家に挨拶にいって、昼食の時間を一緒に過ごして千葉へと移動するので、どうしても、到着は夜になります。年末に甥たちが掃除を手伝って落ち葉一つなくなった美しい庭を見ないまま、家の中に入り、お屠蘇、そして、恒例の「木下家のお節」をいただきました。

我が家のお正月は大勢の人が集まり、楽しいイメージなのですが、その前に庭掃除とお節料理の手伝いというたいへんなことがあります。今は、甥たちが手伝ってくれるので、本当に助かっています。

お節料理を食べてウィーンフィルのニューイヤーコンサートを聞いた後は、甥たちと一緒に、「ことわざかるた」や「百人一首」、最後に「モノポリー」もしました。こんなゲームの中でも、子どもたちの成長を感じます。

「Kちゃん、偉くなったね。負けても怒らなくなって」というと「そんなことでいちいち怒ったりするわけないでしょ!」という答えが返ってきました。しかし、数年前までは、トランプでババを引いてしまったり、兄の方が取り札が多かったりすると、頬を膨らませてブンブン怒っていたものでした。その姿も、今、思えば懐かしく可愛かったと感じますが、本人は「そんなこと、するわけないでしょ!?」と思っているようです。

ボートゲームやカードゲームを大勢で一緒にするのがお正月の醍醐味です。ゲームの勝ち負けで一喜一憂したり、相手の気持ちを読んだりするのは、遊びを通して学びがあると感じます。最近は、いろいろなゲームもネット上で一人で機械相手に対戦できるようになってきました。それはそれで、時間つぶしにはなりますが、やはり、自分の手指を使って並べたり、相手と関わる楽しさを経験するのは、コンピューターではなく、人と人との関わりのように思ったのでした。
by k-onkan | 2017-01-02 23:17 | 我が家のこと | Comments(0)

子どもの成長は喜びと寂しさがある

孫弟子の遠足で静かに活躍したのが甥兄弟です。兄甥Yは11か月になるTくんを抱っこひもでお腹にくくりつけ、弟甥Kは1歳10ヶ月のAちゃんと一緒に動物園を巡りました。幼いころから、大勢の人間の中で成長する甥たちはごく自然に、小さい子と関わり、当たり前のように接します。それぞれに「お兄さん、お兄さん」と孫弟子に慕われている姿が小さい疑似親子のようで微笑ましく感じました。

e0143522_17174715.jpgそれぞれに優しい甥たちですが、実は、性質はまったく違います。長男は一見、優等生らしく見えるのですが、結構、強い我があり、頑固なところがあります。反して、強そうに見える次男が、実はとても気弱で優しい面があり、それぞれの第一印象と性質はまったく違ったりします。

さて、いざ「ぞうの国」を出ると言うときに、弟甥は、「お土産を買ってきていい?」と聞きにきました。「どうぞ」というと、「ドヤ顔をした小さなレッサーパンダがついたキーホルダー」を買ってきました。自分へのお土産かと思うと「お母さんの」だと言います。

「可愛いことをいうなぁ」と思いつつ、最終的には、本人のものになるのだろうとみていると、「ニィニは、お母さんに何も買わなかったんだね」と少し批判めいた言葉を兄にかけていました。ですが、中学生にもなると、親にお土産を買うより、無駄遣いをしない方が喜ばれることを感じているのかもしれません。

弟甥は、妹と出会うや否や、「お母さん、これ、お土産だよ」と甘い声を出していました。
何も持っていなかった兄甥は、私の鞄の中に入れたミカンの皮入りレジ袋を、冗談で渡そうとしていましたが、そんな冗談は女性には受け入れられないと思い、「やめておきなさい」と止めておきました。

兄甥は急に、申し訳なくなったのか「ごめんね。お母さん、Kちゃんはあっという間に選んでいて、ぼくは何も選べなかった」と言い訳をしていました。兄甥も小さい頃は、どこかへいくと、親にお土産を買っていた時期もありますが、成長とともに、自分にお金がかかるようになって、お母さんへのお土産を簡単には買えなくなってきたのかもしれません。妹は、「これも親離れの一歩」と自分に言い聞かせていました。子どもの成長は楽しみでもあり、同時に寂しさも感じるものです。そして、一緒に出かけた孫弟子もきっと、あっという間に大きくなっていくのだと思うと、今の時期を大切に、大切にしてほしいと思うのです。
by k-onkan | 2016-11-05 23:16 | 我が家のこと | Comments(0)