麻奈先生のブログ~木下式の子育て論~
by k-onkan
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作者について
木下式音感教育法認定講師
  木下麻奈
     
 木下式の基本は、幼児期に「躾・規律」を教え、高度な音楽基礎教育を施すことです。詳しくは、ホームページをご覧ください。http://www.kinoshita-onkan.com

イラスト:「ケイ&シュート」
 By ケンイチ・シライ
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事故なく帰ってきました!

合宿では5日間を通して、班の友達と協力できるように班ごとに「チェーンリング」を集め、その数を競います。「いいこと」をするとリングは増えて、悪いことをするとリングは減ってしまいます。リング班長が首からぶら下げているペンにチェーンをつけて貯めていきます。そして、最後の朝に、お互いのリングの数を発表して、リングの数が多いグループが賞品を手にします。
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リングがもらえるのは目立って力を発揮したり、合唱で木下先生に褒められたり、小さい子に優しくしたり、誰かのために頑張っている姿を見かけるなど、特別な時です。反対に、「話を聞いていない、勝手な行動をする、騒ぐ、いじわるをする」など等が減点の対象です。

その中で、先生の手伝いをした後に、「手伝ったから、リングを頂戴」とねだる男の子がいました。「リングが目的」でいいことをするのは、あまりに打算的です。「リングねらい」にいいことをするのは、ダメとお断りしました。

最終的にマラソンで第1位から第3位まで独占した男子班は、減点ポイントが多かったにも関わらず、ポイントを稼ぎ、総合的には、「男子班」の勝ちとなったのですが、問題は、その後です。ご褒美を渡した途端、食事中にも関わらず、大騒ぎをする1年生。それを注意しない班長に「やっぱり、男子班にご褒美は出したくない」ということになりました。せっかく、チームで競いあってご褒美を与えたのに残念ですが、急遽、個人で頑張った子のご褒美とすることにしました。

まず、5日間、まったく泣かなかった幼児部の3人に与えました。その後に、男子班で「誰が一番、頑張っていた?」と聞くと、「音楽班長!」という声があがりました。確かに5日間、とても頑張ったのですが、最後の日にネットで見たという「下ネタの歌」を歌っているのを私に見つかったので、「どんなに音楽を頑張っても、下ネタは全てを台無しにする!」ということで、珍しく、音楽班長にご褒美はありませんでした。「俺は?」「デリカシーのない発言が多いからダメ」「Mくんは?」「うるさいからダメ」等々、それぞれ何かしら欠点がありました。

その後、「Kちゃん!」という声があがりました。私は「麻奈先生の甥だから、贔屓したって思わない?」と確認しました。すると「2年生なのに頑張っていたから、贔屓じゃない」というのでKに与えました。そして、今年は去年より頑張っていた2年生の男子に与えました。

女子班では、初めて参加したのに大人の手を煩わせなかった女の子や、影で頑張った班長、副班長、そして、最後に残った一つは、マラソン大会で入賞するのは想定外だった総班長に与えました。

さて、今年の子どもたちとの5日間の生活では、ネットの恐ろしさを強く感じました。今回、6年生の男児がYOU TUBEで「下ネタ」の歌を覚えたという話にも驚きましたが、昨年は6年生の女児がネットで知らない男性から話しかけられて困っていると聞いて、「軽はずみなことはダメ」と注意したことを思い出しました。高学年になると、大人が知らない間に、いろいろなことができるようになり、情報網も広がっていくものです。「うちの子に限って」は禁物かもしれません。

さて、子供たちは、無事に帰京し、楽院にて「ただいまコンサート」を行い、親元に帰ることができました。ここに、合宿に際して、ご協力くださった皆様に御礼申し上げます。
by k-onkan | 2017-07-31 23:17 | 楽院だより | Comments(0)

先生も早くおうちに帰りたい・・・かも

4日目の午前中は、曇り空の中、ジョギングをして、その後は合唱練習をしました。尾瀬に着いてから断続的に雨が降っていますが、昼過ぎに一瞬、太陽が出たのを利用して、川遊びに出かけました。前日までの雨で増水した川で遊ぶのは危険ですが、宿舎の中ばかりで体力を持て余しているため、浅瀬がある場所を探していただき、19人の子どもたちに、8人の大人が立ち入れる場所を制限し、一緒に川の中に入りました。子どもたちが川に流されたり、事故に合わないように細心の注意を払って、浅瀬で水遊びを楽しみました。

e0143522_2337624.jpg合宿も4日目にもなると、男女共に互いに協力したり、面倒を見る余裕が出てくるのですが、最初の数日は自分のことに精いっぱいで他人のことまで目を配る余裕はありませんでした。特に、高学年の男子は「自分が面倒を見ると決まった子」以外は、同じ班なのに、まったく関わろうとせず、現代社会で人に思いやりを育んだり、協調することを知るのは、本当に難しいと感じています。

楽院に通う男子は、音楽に関しては、真剣に取り組んでいます。普段、どんなにふざけていても大事な時には格好いい自分でいたい、という思いがあるのでしょう。しかし、「自分のことをしっかりできる」から、小さい子の世話をしたり、優しくすることが、難しいようです。できる子は、できない子の気持ちは、よく分からないということもあるかもしれません。

午前中の合唱が終わると、6年生の副班長が「言ったのに忘れるのは、自己責任」と班長に言っている声が聞こえてきました。1~2年生に「持って帰れ」と言ったレインコートが置きっぱなしにされていたようです。そこで、「学校の合宿は自己責任かもしれないけれど、楽院の合宿で低学年の忘れものは自己責任ではなく、班長と副班長の責任」という話をしました。

6年生ばかりのクラスなら、先生に言われて、それをしなかったら自分の責任かもしれません。しかし、楽院は縦割り班で、今年、初めて児童部として参加した子には、知らないことがたくさんあります。その子たちに「忘れものは自己責任」というのはかわいそうです。

「班長がお父さんだとすると、副班長はその班のお母さんです。自分たちの子どもが忘れものをしたときに、『自己責任だ』という親はりにひどい。忘れものをするなら、しない方法を考えるのが、班長と副班長の責任」と伝えました。

6年生も「なるほど」とその場は、納得したと思ったのですが、問題はその後です。合宿所でも、川でも、「お母さん、Mくんをお願いね」「そっちは、お父さんがやって」と言い合っていることに気付きました。「単なるたとえ話だったのに、そのまま、呼び合って」と小ばかにされたような気がしましたが、それでも、笑ってしまいました。

夜は小雨がぱらつく中、前日に中止になった花火大会の花火をあげて、キャンプファイアーも無事に行うことができました。雨が本格的に降り出す前にキャンプファイアーを終えるため、合唱もスタンツも駆け足で行いましたが、先生たちが、毎晩、夜遅くまで練習した「先生のスタンツ」も、今年は中止としました。

部屋に入って、寝る支度と帰京の準備をしていた時に、女子班の班長が、「班長がこんなに大変だと思わなかった。何度、言っても、誰も聞いてくれなくて……」。4日目になって疲れて限界が近づき、少しずつ不満もたまってきたのでしょう。「でも、これで、お母さんの苦労が分かったでしょう? お母さんは、こうやって子どもの世話をしながら、ご飯も作って、洗濯もして、お仕事もしているのだから……」。

合宿最後の晩になり、「早く家に帰りたい」という子もいれば、「全然、寂しくない」という子も多くいるようですが、私たち大人に限界が近づいています。明日の朝のマラソン大会を無事に終えて、早くおうちに帰りたいのは、子どもたちだけではないようです。
by k-onkan | 2017-07-30 23:37 | 楽院だより | Comments(0)

簡単なことは知っておこう!

朝からボタボタという雨の音で、残念ながら、尾瀬の山登りには出かけることができませんでした。代わりに午前中は合唱練習、午後からは屋内版インディアンハイク、はがき書き、その後、合唱練習やスタンツの練習をしました。夜になっても雨は一向に止まず、花火大会の代わりに、お楽しみ会をしました。

e0143522_23485365.jpg今回の合宿で気になったのは、小学生の子どもたちの中に、何も考えずに「なんで?」「どうして?」と口にする子どもが増えたことです。しかし、よく考えると、3歳になる前から長時間の集団生活をしてきた子どもは、親御さんに「なんで?」「どうして?」と尋ねて、好奇心を満たすという経験は少ないかもしれません。

3歳頃は、何度も同じことを、「なんで?」「どうして?」と尋ね、理由づけを求める時期です。同じのことを何度もしつこく尋ねるため、大人は「前にも教えたじゃない」とうんざりしますが、これが、子どもの好奇心を育むことになります。しかし、こうした経験がないまま、子どもたちは、いろいろな塾やお稽古事に通っていると感じます。

私たちは、子どもたちの知識や特殊技能と、知らないことやできないことのギャップに驚かされています。たとえば、ピアノは弾けるのに、自分の髪の毛を3つに分けて編むことが、すごく難しかったり、生意気な口をきく年頃なのに、自宅の住所も知らない子どもが何人もいました。

「お手紙書き」のはがきは、表面に住所を書いたものをご用意いただいているのですが、無地のはがきを持ってきた子がいたので、「住所は自分で書きなさい」と促すと、「電話番号は分かるけれど、家の住所は知らない」「○○駅まで、連れていってもらえば帰れる」という答えが返ってきました。

震災から6年、喉元を過ぎると熱さを忘れるといいますが、親子が離れている時に災害にあわないとは、言いきれません。「万一のとき」を想定して、どうするかを相談したりしておくことも大事な気がします。その基本は、小学生なら自分の家の住所や電話などの連絡先を諳んじていることかもしれません。

さて、3日目の夜は、益々、激しい雨が降っています。明日は、何ができて、何ができないか、まだわかりませんが、子どもたちが、みんなで楽しく協力できるように、最善を尽くしたいと思っています。
by k-onkan | 2017-07-29 23:47 | 楽院だより | Comments(0)

言霊を大切にしよう

午前中は雨があがったのですが、虫取りを終えた後に降り始め、飯ごう炊飯とカレー作りは屋根のあるキャンプ場で行いました。雨の降る中男子は飯ごうでご飯を炊き、女子はカレー作りのための野菜の皮をむきました。

e0143522_23513925.jpg今回、子どもたちと付き合って強く思ったことは、「自分の言葉に責任がある」ことを教えたいということでした女の子たちは―男の子もですが―、本当は「好き」なのに「好きじゃない」と言ったり、本当は嬉しいのにブスッとした態度で嬉しくない態度をすることがあります。

難しい年頃と言えば、それまでのことですが、日本では古くから「言霊」というものがあって、声に出したことが現実の事象に影響があると言われています。子どもたちが口に出す言葉は、マイナスではなく、プラスなことであって欲しいと願っています。特に、幼児期、児童期の子どもには、素直に好きなことは好き、嬉しいことは嬉しい、悲しいことは悲しいと言える健全な心を育みたいものです。

2歳のAちゃんは、5ヶ月前に弟が生まれて、子ども心に寂しい思いをしているのでしょう。本当はお母さんが誰より好きなのですが、お母さんを好き過ぎて、お母さんと一緒にいられない時に「お母さん、あっち行って」と言ってしまうことがあります。でも、本当は、大事で大好きなお母さんなのです。「本当はママが大好きなのよね。でも、そんなことを言ったら、ママは悲しいから、言ってはダメよ」と伝えています。

この合宿では、ある女の子が第一声部の一員に抜擢されました。その際、本当は嬉しいのかもしれませんが、顔をゆがめて不機嫌な様子を見せてしまいました。照れ隠しなのだと思いますが、せっかく、第一声部の仲間入りをした時には、素直に喜ぶ心も大事な気がするのです。

飯ごう炊飯の後のナイトウォーキングでしたが、雨が強くなり、急遽、屋内で肝試しをしました。子どもたちは、普段、大人に不遜な態度をする子ほど、ただ掃除用具までお化けに見えてしまうようです。

中でも、普段、軽い気持ちで「ママは嫌い」とか「弟や妹なんて、いなければよかった」と口にする子は、激しい怖がり方をしていました。心の中に、何か「後ろ暗いこと」があるのかもしれません。

忙しく働く親御さんやきょうだいの存在は、必ずしも、自分の思い通りになることばかりではないものです。それでも、そうした人の存在があって、自分がいるのです。軽々しく「きらい」といった途端、親しい誰かが突然、いなくなったら、その後悔は、想像できません。

楽院で「肝試し」や「お化け大会」をするのは、「自分一人で大きくなった」と思い、生意気になったり、不遜になる時期の子どもたちに「自分は一人では生きられないこと」に気付かせるためかもしれません。

「泣き過ぎて寝られない」という女の子たちは、いつもは2部屋に分かれて寝るのですが、一つの部屋に6枚の布団を敷いて、みんなで手を握り合って寝ることにしました。この「肝試し」のおかげで、家族以外の誰かと、互いの弱さを受け入れたり、助け合ったりすることができたようです。
by k-onkan | 2017-07-28 22:55 | 楽院だより | Comments(0)

尾瀬は霧雨です

合宿初日の朝は出発式から始まりました。「お父さん、お母さん、元気に帰ってきますので、お迎えをよろしくお願いします。では、いってまいります」という挨拶とともに、バスに乗り込みました。

e0143522_23553696.jpg初参加の子どもたちもニコニコと楽しく、自己紹介をしたり、ゲームをしたりとバスの旅を楽しみました。途中で雨が降った様子が見られましたが、無事にサービスエリアで昼食休憩をとり、その後、宿泊所に向かいました。尾瀬は、霧雨が降っていてとても涼しく過ごしやすいですが、5日間、充実した活動ができるよう、天気になることを願うばかりです。

宿舎に到着して、荷物整理の後は、班ごとにスタンツの練習をしていました。班長に指導力があるとスタンツは上手にまとまりますが、下級生や副班長に主導権を握られるとうまく動きません。今年の女子班の班長は4年生で、班長としては低年齢ですが、これまでの経験でうまくまとめています。

お風呂の後は工作の時間です。今年は「牛乳パックロケット作り」に挑戦しました。コンパスを使って円を書いたり、4㎝四方の型を取ったり、低学年には難しかったようですが、子どもたちには新しい挑戦だったようです。

今回、4~5年生の男児たちが0歳の赤ちゃんを「抱っこさせて」「ボクも……」と集まってくるのがとても不思議でした。しかし、よく考えると、4~5年生は誰かの世話になるには大き過ぎて、下級生の世話をするには幼いのに口だけは生意気になる年頃です。

本当は、「自分も可愛がってほしい」「スキンシップがうらやましい」という欲求を「赤ちゃんを抱っこする」ことで代替しているのかもしれません。赤ちゃんも迷惑がらずに、お兄さんたちに抱っこされてくれていますが、やはり、相手は乳児なので目は放せません。結局、一緒に構うことになるため「構ってほしいのかな」と感じています。

晩御飯の後は、ゲーム大会をしました。各班の班長が考えてきたゲームをみんなで楽しむのですが、問題はその説明の仕方です。上手に順序立てて説明できる子もいれば、何を言いたいか、分からないまま、なんとなく、進めてしまう子もいて、つくづく文章を組み立てる練習は日常の作文力、会話力に左右されると感じています。

最後はお通じをよくする「金魚体操」と、喉にうるおいを与えるための「ライオンのポーズ」を行い、「おやすみなさい」をしました。お布団の用意をしていると、数名の女子が、「麻奈先生、絶対、夜中の2時に起こしてください」と言いにきました。神経質になり過ぎなのかもしれませんが、心の平穏のために、私たちが寝る前に、トイレに行かせなければと思っています。
by k-onkan | 2017-07-27 23:00 | 楽院だより | Comments(0)

明日から尾瀬へ行ってきます

木下式の指導法を学ぶために、幼稚園、保育園の先生が研鑽される三期講習会が終わって、1日明けると、楽院の生徒を連れて、5日間にわたる尾瀬合宿です。


e0143522_831264.jpg今年は、年中から中学生まで20名と、卒業生の一家と看護師の先生がご一緒です。途中、名誉団員のお姉さんが、訪ねてくれることになっています。

怪我や病気がないように、そして、お子さんたちの能力を最大限に引き出してきたいと思っています。5日後に成長した姿をお見せいたします。お迎えをよろしくお願いします。

また、合宿の様子は、その日のうちに、ブログにあげる予定です。そちらの方からも、尾瀬合宿の様子を知っていただければと思います。
by k-onkan | 2017-07-26 23:28 | 楽院だより | Comments(0)

子供も大人になるから・・・

講習会の最終日は、小学校が夏休みになった2年生の甥Kに「幼児役」を頼み、「かるた取り」の実践を行いました。若い先生たちが、一生懸命、考え、考え指導するのに付き合い、真面目な顔で惑わされることなく、正しい声で歌おうとするKの姿を頼もしく思いながら、「あぁ~。大人になっちゃったんだなぁ」と少し寂しくもありました。

e0143522_16372135.jpgなぜなら、まだ3歳だった頃のKは、講習会に来る幼稚園の先生の発展途上の指導に、木下先生が怒るより先にKがイライラして白目をむいたものでした。きっと子ども心に「一体、何度、間違えるの? Kちゃんは何回、歌えばいいん……」と怒っていたのでしょう。

相手は、子どもでも侮れません。なぜなら、子どもとはいえ、先生の指導がスムーズで、どの先生は歌いにくいなど幼児であっても、一瞬にして見抜く力があるのです。そして、木下式の講習会に検定試験があるのも、新卒であっても「先生」と呼ばれたら、その責任を果たさなければなりません。

今回は、試験を受けた先生の中で、「文句のつけようがない先生」もあれば、「あともう少し、頑張って」という先生もいます。「あともう少し!」の先生は、現在の課題点だけを、重点的に勉強していただき、追試験を行います。

できれば、一回で合格する力をつけて受験してほしいと思う反面、追試だった先生が、少しずつ上手になっていく様子を見ると、「追試制度」は、一度で苦手意識を持って諦めないために大切なものだと思います。

でも、最終的に、一番、大事なのは、どの先生も、子どもの前に立ったら先生らしく、指導できることです。子どもにとって大事なことは、「担任の先生が試験に合格しているかどうか」より、目の前の課題を的確に教える力を持っているか、どうかだと思います。いいかえると、試験に合格しても、十分な力が伴っていないと、子どもに迷惑をかける、ということです。どうか、講習会を受けている先生たちにも更なる進化を遂げてほしいと願っています。
by k-onkan | 2017-07-25 23:34 | 木下式音感教育法 | Comments(0)

報われない努力はない

女優であり、最近、偏差値の高い私立中学に合格した芦田愛菜さんが、王貞治選手の「努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのなら、それはまだ努力とは呼べない」という言葉を胸に、これまで頑張ってきたという話を聞いたことがあります。

e0143522_9575440.jpg講習会に参加する幼稚園、保育園の先生たちは、「検定試験」のために、毎日、遅くまで残って勉強しています。でも、「努力の仕方が違うのでは?」と心配になることがあります。

木下式の講習会で、「検定試験」があるのは、幼児の前に立って、先生らしくない模範唱(手本)を示したり、先生らしくない「話し方」をしたりすることがないように、先生としての技術を身につけるために、行われています。

決して「受けること」に意義があるわけではないので、あまりに、未熟な状態であると「勉強不足」「まだ、受ける段階に達していない」と厳しいこともいうことになります。不合格を申し渡して、泣かれるよりは、恥をかかせる前に受けることを止めるという親心でもあるのですが、若い先生は、「受けさせてもらえない」ことに涙してしまうようです。

「努力は必ず、報われる。もし報われない努力があるなら、それは、まだ努力と呼べない」。
明日、試験を受ける8名の先生たちに、この言葉を送りたいと思います。
by k-onkan | 2017-07-24 23:57 | 木下式音感教育法 | Comments(0)

三期講習会が始まりました!

木下式を指導する幼稚園、保育園の先生を対象にした講習会が始まりました。今回は、幼児の発声不良を改善するための「刺激度」、そして、幼児が大好きな「かるた取り」の講義が中心となります。

e0143522_9171313.jpg手前味噌ですが、幼児期に木下式を行うと、集中力が長くなったり、自分から連想したり、記憶する力が向上すると感じます。何より、一番、声域が広くなり、歌が上手になることは、子どもにとって、プラスになるようです。音楽を楽しめると幸福感が増すと言われているからです。

一般には「歌なんて歌えなくてもいい」と考える方もいると思いますが、木下式の歌唱指導は「言語訓練」が基本になっているので、この訓練を受けると、ハキハキと鮮明に話せるようになるため、音楽以外で評価されることの方が多いようです。

子どもの頃から、「木下式」と共に生きてきた私は、以前は、この教育を受けていなくても、なんらかの方法で、幼児期に誰もが同程度の能力を身に付けて、小学校にあがるものだと漠然と信じてきました。事実、私が子どもの頃は、同じ幼稚園、同じ小学校に通っていた中で、それほど大きな能力差を感じたことはありませんでした。音楽だけでなく、書道、バレエ、家業など、それぞれの育つ環境の中で必要に迫られて、集中力や記憶力を身に付けていたと感じます。

しかし、今は、保育園の時代です。早いお子さんは生後数か月から、長ければ一日十時間以上、預けられて育ちます。どこの保育園でも、「乳幼児」の特性を理解して衣食住を整え、好奇心を持って遊んだり、挑戦したり、それぞれの子どもに必要なことが身に付けられる環境であってほしいと願いますが、保育士の人数や経済的な理由など、さまざまな理由から難しいことの方が多いように感じます。そんな中で、子どもたちが、将来、社会で生きるために最低限必要になる集中力、記憶力、好奇心をもって学ぶ力は、意図的に与えないと、子どもが自然には身につけられないように感じます。

そ木下式を採用する幼稚園、保育園の先生方が「指導法」を学んでいる理由は、幼児に「教えること」は先生が手本を示せるようにしなければならないからです。これは、たとえ、新卒の先生であっても、幼児の前に立ったら「先生」なので、例外はありません。

しかし、不安に感じていることもあります。それは、毎年、少しずつ、短大を卒業して幼稚園、保育園の先生になる若い方たちに、変化を感じるからです。私が、若い頃は、「幼稚園の先生」になる方は、子ども好きで明るくて、「自分はこれを子どもに伝えたい」というアピールのようなものがありました。しかし、最近は、人生でまったく声を出したことがない、主張したいこともない、他人の後ろの隠れる遠慮がちなタイプも増えてきました。個々人がどんな性質を持ち、どんなタイプであることも自由でしょう。しかし、幼稚園、保育園で園児に「先生」と呼ばれる間だけは、自分の内気な性質を隠しし自信を持って先生らしい声を出し、教えたり、諭したり、できるようにしなければと思います。

三期講習会で、幼稚園、保育園の先生たちが講習を受けて、木下式を学ぶことは、音感教育を実践する以前に、「先生らしく子どもの前に立つ」ための重要な役割をしめているとかもしれません。
by k-onkan | 2017-07-23 23:08 | 木下式音感教育法 | Comments(0)

絶賛、ナマハゲ中!!

数日前の日中交流演奏会には、卒業生と孫弟子たちも応援に来てくれました。その中で、感心したのが、1歳7ヶ月の男児でした。ちょうど1週間前の成果発表会では、ホールの客席で泣き声を出してしまったのですが、今回は泣いたり、声をあげることなく、とてもよい子にしていました。

e0143522_19405038.jpg帰りの車の中では、疲れてグズってたいへんだったと聞きましたが、「大勢の知らない人がいる場所で、わがままを出さずに我慢すること」に挑戦してやり遂げたのですから、お母さんと二人きりになったら甘えの気持ちが出るのは、1~2歳の間は仕方ないことだと思います。大好きなお母さんだから、甘えられるのだと思って、受け入れてあげてほしいと思います。

実は、その前日、望クラスのレッスンの中で、「楽院の教室にいる間は、主導権は男の子ではなく麻奈先生にあること」を知らせたばかりでした。そのため、交流会に来た時には、私が手を出すと少し迷惑そうな顔で、でも「仕方がない」という風情で抱っこをさせてくれました。

表情はキリッとして、目で私をにらみ、わがままを言わない代わりに、甘えもしない、という分別のようなものがありました。この姿を見たから、「たった1歳でもしつけは大事」と感じたのです。

幼い子に「しつけをする」というと「かわいそう」という大人もいますが、何も1日24時間の全てを大人に従わせてほしいわけではありません。たとえば、よそのお宅や公共の場など、自分の家庭と同じように振る舞えってはいけない場所が存在することを知らせ、「切り換え」させるために、大人が手を貸しているにすぎません。

幼児期は、子どもが自分で自分を抑えることが難しいため、あまりに目に余る行動をするなら、私が「ナマハゲ役」でいいと思っています。最近は、秋田のなまはげも「子どもがかわいそう」「トラウマになる」と言って廃止されそうだという話を聞きます。でも、楽院には、子どもが、自分で自分を律せられるようになるまでは、「なまはげ」はいるのです。

この演奏会でもお手伝いにきてくださった卒業生の3歳の女の子が、「ママ、ママ」とお母さんを求めて泣き叫んでしまいました。最初は様子を見たのですが、誰にも止められそうにないので、私がサッと抱き上げると、普段、音感を教わっているため、「まずい」と思ったのでしょう。静かな声で「麻奈先生を怒らせたいの?」というと、「わかった。もうしない」と自分をコントロールしていました。

幼児部の頃は、私を「猛獣使い」のように怖がっても、小学生になって、自分に自信が芽生えると、生意気なことを言ったり、口答えもできるようになります。しかし、それまでは、私が「猛獣使い」です。でも、本心を言えば、本当は「怖い人」は一家族に一人、家庭にいた方がいいと思います。他人との縁は切れることがあるからです。そして、その怖い人は、厳しいと同時に愛情を持っていると、信じたいと思います。
by k-onkan | 2017-07-22 19:40 | しつけ | Comments(0)