麻奈先生のブログ~木下式の子育て論~
by k-onkan
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作者について
木下式音感教育法認定講師
  木下麻奈
     
 木下式の基本は、幼児期に「躾・規律」を教え、高度な音楽基礎教育を施すことです。詳しくは、ホームページをご覧ください。http://www.kinoshita-onkan.com

イラスト:「ケイ&シュート」
 By ケンイチ・シライ
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幼児にわかりやすい方法

木下式は「音感かるた」を使って歌唱力や音感能力を付けます。一見、単純に見える音感かるたですが、実は、とても奥深い訓練です。なぜなら、幼児たちは、音感かるたを通して「視覚から理解すること」と「聴覚の情報から理解する」という二種を体験するからです。

e0143522_15434323.jpgこの訓練を「絵あてかるた取り」といいます。幼児たちは「シカさんが出てきましたよ。目から涙を流して泣いていますね」と説明された後に、「シカさんが目から涙を流して泣いているかるた」という詳細によって「茶色のシカが泣いている図柄(しかられたのシ)」を想起しなければなりません。

幼児たちの中には、音感かるたを見れば「しかられたのシ」と言えても、「泣いている、シカさん」と聞いて「しかられたのシ」の図柄が思い出せないお子さんがいるのです。たいていの子は最初から分からなくても、長く反復すれば理解できるのですが、人の何十倍も時間を要する子がいるのです。それは、外国出身のお母さんを持つ幼児たちです。きっと、音感かるたの説明の中に出てくる言葉の意味を真からは理解できていないということなのでしょう。

外国語を学ぶと、相手が言っていることは分かっても、自分が正しく話すことはできない、という状態が起きたりします、これは、「聞く力」と「話す力」が同等ではないということになりますが、双方のバランスがよくないと、真の意味で言葉を理解しているとは言い難いように私は思います。

音感かるたもそれと同じで、目で図柄を見ても、耳から想起語を聴いても、視覚、聴覚の双方から、「かるたの意味づけと図柄」を理解できてはじめて、「音感かるた」によって、音感能力を付与できるのです。

先日、お母さんになった卒業生が2歳5ヶ月になった娘のレッスンを見ながら、幼い頃に自分も勉強した教材を懐かしんでいました。その目の前で、わが子が、線上音の音符書きを理解するプロセスを見て「自分が教わっていた時には、気づかなかったけれど、本当に幼児が理解しやすいように、作られているのね」と、木下式の指導法に感心してくれました。

卒業生は、自分自身、幼ない頃からこの教育を受けて、音符の読み書きができたり、歌が歌えるようになっています。しかし、子どもだったゆえに、それが「どのようなプロセスと方法で、与えられた能力か」は考えたこともないのでしょう。わが子を通した追体験によって、木下式の指導法の細やかさに気付いてくれたら、これほど、嬉しいことはないのです。
# by k-onkan | 2017-06-14 23:39 | 木下式音感教育法 | Comments(0)

2位じゃダメ、1位をねらって!!

卒業生で社会人の男性から、「発声練習をしてほしい」という連絡がありました。最近、パソコン修理でとてもお世話になっているZくんからものでした。勤務先の大手家電メーカーでは、年1回「接客コンテスト」があるそうです。予選を通過し、次は会社の偉い方の前で接客の様子を発表するということで、「その準備のために発声をしたい」とのことでした。

e0143522_16344492.jpg卒業から15年以上経過した大人の男性をピアノの前に立たせ、発声のお相手をするのは、私もかなり気恥ずかしいものがありましたが、かつて生徒であった相手は、子ども時代と同じ特徴で歌うため、いつの間にか、昔のように「一番、大事なところで気を抜いている」とか、「力を出し切っていいのよ」と、いろいろ指摘したくなってしまいました。

思いがけず、一つ再認識できたことがありました。それは、子ども時代も今も彼が「男性としてとても高く美しい声」を持っていることです。また、その声ゆえに木下先生が、「なんとか奮起させてやる気を引き出そう」と自宅で預かったり、特に厳しくしていたことを思い出しました。

わざわざ遠くから来られたので、ピアノを使った発声練習だけでは申し訳ないので、実際に、接客する様子も聞かせていただき、美しい声が、もっと相手に聴き取り易くなるように、いくつかヒントも出させていただきました。

それは、私たちが幼児に木下式を指導する時のように「母音」を意識して話すことです。中でも、一般の方があまり意識しない「オ」の口型に気を付けると、よりはっきり聴こえます。また、大事な言葉―PC用語や専門用語―は一度で相手が記憶できるように、前後に間を開けてはっきりいうこと、などを伝えました。木下式の「相手が幼児でも伝わる話し方」は、大人相手でも耳に残り印象深く記憶しやすくなるはずです。

子どもの頃から人の後ろに隠れ、あまり自己顕示欲を見せなかったZくんなので「やるからには2位でなく、1位をねらってね」と送り出しました。ご本人も「せっかくなので、本気でいきます」という言葉が返ってきたので、「子どもの頃、その気概を見せてくれたら、木下先生が、さぞかし、喜んだのに」とお伝えしました。ですが、たとえ、大人になってからでも、自分の意思で「本気になれる」のもまた、楽院に10年間、通って名誉団員になった生徒の特徴かもしれないと、思ったのでした。
# by k-onkan | 2017-06-13 23:32 | 名誉団員・卒業生 | Comments(0)

個性を大事にするということ

30年近く、幼児児童の音楽教室の運営に携わり、現代の子どもを見て、心配に感じていることがあります。それは、「女の子の能力が下がっていること」そして「男児は能力差が大きくなっていること」です。

e0143522_163175.jpg30年前、音楽を学ぶ女の子たちは、親元で手をかけられて、レッスンに通ってきたものです。たとえば、宿題を与えたら、自分できちんと消化できるのが女の子の特長でした。万が一、問題が解決できなくても、近くにいるお母さんが困難を乗り越える手助けをして、いつしか、自分でできるようになっていったものでした。

反して、子ども時代に、楽院のような厳しい音楽教室に通ってきた男児は、幼児期は一般のお子さんより、かなり手間がかかりましたが、男児は10歳を過ぎてから、自分の意思で学ぼうとする「伸び幅」のようなものがあり、結果的には立派な大人に成長したと感じています。

今は早い時期から集団生活に入ることで、男女ともに、特有の個性が引き出されていないように感じるのです。女児は、男児に比べて、脳の発達が早い分、幼い頃に賢さやおしゃまな様子、おしゃべり上手で社交的なところがあったはずです。

男児は幼い頃、わからんちんな面があっても、真面目なところ、何か一つのことに熱中する面が、10歳以降に開花したのですが、そうした男女の個性が分からないまま、育つことの弊害は、これから少しずつ、教育の現場や就職時に出てくることかもしれません。

これも、「時代の流れ」で致し方ないこと、といったら、それまでですが、本来、子どもが持っている能力はできるだけ、引き出したいと思っています。それは、音楽を学ぶ上で何より大切になる、自分らしさ、個性になるはずですから――。
# by k-onkan | 2017-06-12 23:30 | お稽古事 | Comments(0)

意見を聞いても自分を失わないこと!

子育ての話や教育について他人の話を参考にするなら、「考え方」や方向性が近い人の言葉に耳を傾けた方がいいと感じます。たとえば、専業主婦で朝から晩まで子どもと一緒にいるお母さんと、朝から晩まで長時間、子どもを預けて働くお母さんでは、「子どもに対する気持ち」「教育に対する考え方」は同じでないと感じます。、同じ時期に生まれた仲良いお友達母子だから、といって、そのことを忘れて同じ回答を求めると、後で無理が生じるかもしれません。

e0143522_20482887.jpg学生時代からの友達が同時期に赤ちゃんを授かり、一緒に良く過ごした2組の親子がいました。一方のお母さんは、子どもの頃、仕事が忙しいお母さんに育てられたので、自分はなるべく、子どもと過ごしたいと復職時期を延長して、日々、一緒に過ごしています。もう一方のお母さんは早期に復職して、子どもは1歳のころから保育園に通い始めました。

久しぶりに会った親子は、子どももお母さんもそれぞれが何か変わっていて、以前ほどは楽しくは遊べなかったといいます。その一番の原因は、「わが子が悪いことをした時の対応」が異なった点にあったようです。

普段、子どもと一緒に過ごすお母さんは、わが子が悪いことをしたら「ダメよ」と言って止めて「なぜ、いけないか」の理由を説明しています。反して、保育園に預けているお母さんは、「子どもは褒めて伸ばしたい。いいことをした時に褒めて、悪いことをしないようにさせたい」との考えでした。子どもが一緒に遊べば、いろいろな行動をします。このときの対応や考え方が異なったことから、子どもにも戸惑いが生じたのかもしれません。

幼い子どもは、何が「していいこと」で何が「いけないこと」かはっきり明確には分かっていません。まわりの大人が「ダメ」という姿から、「これは、してはいけないことなのだ」とか、「これは何も言われなかったから、また、やってみよう」と経験の中で、「善悪の区別」を身に付けています。

「いいことをしたら、褒めて気づかせる」ことも、「いいことをするように、仕向けること」も大切なのですが、自分が悪いことをした時に、何も指摘されない子どもは、「何が悪いことなのか」を分かるまでにとても、時間がかかり、子どもの社会で、友達と関われるようになるまで、試行錯誤があり、たいへんだろうと感じます。

長時間、お子さんと離れて過ごすお母さんにとって、やっと出会えたわが子には、なるべく、厳しいことや、いやなことを言わずに、平穏で幸せな時間を過ごしたいと言う気持ちも分かります。

でも本当は、「悪いことを、その場で悪いということ」も「褒めて伸ばすこと」も、どちらもバランスよくされることで、子どもの中に、基準が育っていくと感じます。乳幼児期に親子で一緒に生活しても、離れて生活しても、どちらにしても、将来、わが子が親から離れた時に困らないようには、育てておきたいものだと思うのです。

そして、わが子に対して、丁寧に注意したり説明したりする余裕があるお母さんは、異なる環境で生活するお母さんの子育てを、見習おうとする必要はないと感じます。なぜなら、それぞれの環境の違いによって考えは変わるものだと思うからです。そして、何より大事なことは、他人の話を聞いた時に、自分を見失うほど、親御さんが、惑わされないようにすることかもしれません。
# by k-onkan | 2017-06-11 23:45 | 子育て | Comments(0)

中国語を習っています!

来月のおわりに中国から少年合唱団が楽院に来て、木下先生より日本語の歌の指導を受けることになりました。その際には、木下式の発声の手本として、楽院の合唱団も歌声を披露することになりました。

e0143522_16451897.jpg何分、1学期の終わりの平日なので、学校の合宿と重なり不在な生徒や家族旅行で参加できない子もいますが、中学生の名誉団員の力を借りて、参加できるメンバーを鍛え、中国の合唱団に負けないようにしたいと考えています。

言葉がなくても、音楽があれば交流できる、とよく言われますが、せっかくの機会なので、簡単なことは言えるようにしたいと考え、中国で生まれ育った先生から、中国語講座を受けることになりました。

今日は、その1回目のレッスンが合唱が終わってからありました。子どもたちは、中国語の挨拶や自己紹介を教えていただきました。先生からは「発音がいい」と言っていただいていますが、私たちは、「本当に?」「こんなんで大丈夫?」と思いますが、年齢が低く、既成概念が何もない、「わからんちん」の方が、素直に真似るため、上手のようです。

反対に中学生になると、「英語みたいな発音になっている」と指摘されて、恥ずかしそうに直しています。それでも、何度か、考え考え直すことで、身につくのが、「音楽を勉強した人」の耳、かもしれません。

せっかく、中国語を教えていただいたので、「中国語の歌」も歌えるように、「茉莉花」という謳を勉強しています。ちょうど、今から7年ほど前に、中国公演に北京に出かけた時にも、覚えた歌なので、私の記憶も蘇ってきました。

子どもたちは、音楽を通して、国際交流の体験もしています。卒業生の中には、合唱団で海外公演に出かけたことによって商社に務めることにした人もいます。子ども時代の何気ない体験が、子どもたちの未来に、何かのきっかけを与えてくれればと願っています。
# by k-onkan | 2017-06-10 23:44 | 児童 | Comments(0)