麻奈先生のブログ~木下式の子育て論~
by k-onkan
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作者について
木下式音感教育法認定講師
  木下麻奈
     
 木下式の基本は、幼児期に「躾・規律」を教え、高度な音楽基礎教育を施すことです。詳しくは、ホームページをご覧ください。http://www.kinoshita-onkan.com

イラスト:「ケイ&シュート」
 By ケンイチ・シライ
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聴覚を鍛えないと正しく歌えない!

最近、幼稚園も、保育園のように長い時間、預からないと存続できないことから、2歳児から預かる園が増えています。楽院にも2歳児から幼稚園に通い始める生徒もいます。「ママと一緒じゃなくちゃイヤ」と人見知りだった子どもが、お母さんから離れて、幼稚園で集団行動ができるようになったことは、人間としての成長を感じます。

e0143522_19142633.jpgその一方で、とても気になることがあるのです。それは、あまりに幼い時期から大人数の中にはいると、なんとなくまわりを見て、友達と同じことはできるようになりますが、「目を見て、きちんと、大人の話を聞く」習慣が薄れていくことがあるからです。集団生活に入ったら、その分、家庭で気を付けて目を見て話す機会を持ちたいものです。

数週間前から、幼稚園に通い始めた子が、毎週、目を見て話を聞くことができなくなり、心配しています。常に、目がいろいろな方向へ泳ぎ、定まらないのです。子どもの視線や手指が動き続けるのは、その子が気分散漫になって集中していないことを意味しています。そうした状態で、歌を歌うと、指導者の注意は耳に入らず、音程は、どんどん外れてしまいます。

多くの幼稚園、保育園では、子どもたちが、大きな声で元気に歌うことを「元気があっていい」と推奨していることもあります。しかし、歌は、「大きな声で歌えること」よりも、「自分の耳を使いこなせること」、そして、「まわりの音を聞いて、調和を取れること」がもっと大事です。しかし、このことを知らないまま、子どもの好き勝手に任せてしまうことは、聴覚の破壊につながると、とても心配です。

残念ながら、多くの教育現場では、子供のいいなりになることが、「子どものため」と思われているような雰囲気を感じます。たとえば、幼稚園や保育園といえば、歌を歌ったりしますが、子どもが元気に楽しく歌っていれば、違う声で怒鳴って、他の子の耳に悪いような状態でも放任されることも多いのです。

また、子どもが、大声をあげて泣いていても、「泣きたいだけ、泣かせておくことがいいこと」と言わんばかりに、誰もなだめたり、機嫌を取ったりせずに放置していることもあります。

そんな中で、生活する子どもたちの「聴覚」を正しく発達させるには、子どもにも、指導者にも、大きな苦労があります。とりあえず、楽院では、言いにくいことですが「たとえ、幼稚園や保育園のお友達が違う声で歌っていても、あなたは絶対に違う声を出して歌ってはいけない。なぜなら、毎週、楽院に通って、先生たちは一生懸命、教えて、耳の訓練をしているのだから……」と教えています。この一言を知らせることで、違う声を出す集団に入っても、幼児自身が意識を持って、気を付けてくれることを願っています。但し、あまりに、小さいと「朱に交われば赤くなる」。他の子と一緒の声を出すのは、致し方ないので、長い時間をかけて、正しい音程を刻み付けていくしかないと思っています。
# by k-onkan | 2017-10-05 23:12 | 音楽 | Comments(0)

無意識も大事に育てたい

東京では日中に外出すると何度も保育園に通う子どもたちの団体に出合います。一列に並んで保育士の先生と共に集団行動する10数人の子どもたちに、引率の保育士が2~3人。特に身体が小さい子たちは「避難車」での移動です。きっと、2歳児クラスの子どもたちが近所の公園にでも行くのでしょう。でも、子どもたちの顔つきは、私が知る2~3歳の子どもより、かなり幼いと感じます。

e0143522_18585977.jpgその姿を見ると、「もっと保育園を増やして待機児童をなくすこと」が政治家の公約になることを不安に感じます。これをいうと、「保育園に預けてでも、働かなければいけない女性の事情が分かっていない」とお叱りを受けることは、百も承知していますが、預けられる子どもの弊害は、親御さんも理解し、家庭で補えることを補わないと、大切な乳幼児期の発達を妨げ可能性も忘れてはならないと感じます。

テレビなどでは、家庭で躾ができないお母さんが、「小さい頃から集団生活に馴染めるから保育園がいい」というのを見かけます。確かに、初めての子どもを持つお母さんには子育ては難しく、頼れるものには、なんでも頼りたいと思う気持ちも理解できます。それでも、子どもは親御さんの子なので、保育園に支援していただいても、親御さん自身も、自分から学び、考えて、子育てをしなければと思います。

お母さんたちが喜ぶ0-1歳からの「集団生活」ですが、子どもたちは、それと引き換えに犠牲にしているものがあります。それは、子ども自身が持つ好奇心や目の輝きなど、「無意識」を高めるための活動です。

本来、乳児期の子どもは、大人が「アーン」と口を開ければ、口を大きく開きます。大人が「オ?」と口をすぼめると、子どもも同じように口を丸めます。誰に習ったわけではないのに、自然に真似るのは、真似ることこそが、生きるための学びになると、生得的に知っているはずなのですが、集団生活では、そうしたことをする機会はありません。

大人は、赤ちゃんが「大人の真似を自然にするか、しないか」がどれほど、重要かを知らないため、「真似などしなくても、たいしたことではない。成長して、頭で考えてできるようになれば、問題ない」と、考えるかもしれません。しかし、それこそが、「無意識の賢さ」であり、その人が将来、物事を考えたり、行動する土台となるものですが、それが、軽視されていることが、心配でたまらないのです。


乳幼児期に、大人の真似をする機会がなかった子どもたちは、音感教育をはじめると、すぐにわかります。なぜなら、どんなに正しい口型や手本を見せても、自分から自然に真似をすることがないからです。

赤ちゃんの頃なら自然に感じて、簡単に真似ができたことを、大人が必死になって教え込み、どうにか、できるようになる、これは、なんだか、とてもおかしいことだと思うのです。

これが、どんなことに影響があるか、これから、この子たちを育てながら、「何かかが違ってきている」と感じるのは、もしかすると、10年後、20年後のことかもしれません。しかし、できれば、その前に、少しでも、できることをしておきたいと思うのです。
# by k-onkan | 2017-10-04 18:52 | 乳児 | Comments(0)

一番、好きなのはお母さんだから!

4年前、はじめて、ある保育園に指導に通い始めた時に、スキンシップを求めてくる園児があまりに多く、とても不憫で、深刻な気持ちになったものでした。当事、母になったばかりの卒業生にその話をしたのですが、その時は「毎週、教えにくる音感の先生だから、子どもが懐くのでしょう?」と思ったようです。

e0143522_18512044.jpg卒業生がお母さんになって3年。最近、たまに公園で会うわが子とだ同年代の子どもから、「手をつないで」と言われたり、スキンシップを求められることが、かわいそうで扱いに困っているようです。そして、「初めて、あの時の先生の気持ちが分かった」と打ち明けてくれました。

子どもは、本当はよそのお母さんや音感の先生とスキンシップがしたいわけではないと思います。ただ、自分のお母さんがあまりに忙しかったり、心に余裕がなかったり、子どもに無関心であったりすると、子どもは、「誰でもいい」から構ってくれそうな人と関わりを持とうとするのかもしれません。

特に、「月に数回、通ってくる音感の先生」は、本来は緊張する相手であり、スキンシップを持ちたい相手ではないはずです。それでも、音感を教える際に、個々の人格を認め、一人ずつに向き合っているため、「構ってくれるだろう」と感じて、私の手に触れてきたり、足や身体にしがみついてきていたのかもしれません。

保育園に通うようになって4年。私も園児たちからスキンシップを求められることに、さほど、抵抗がなくなったように思います。それでも、日々、保育園で頑張る子どもたちには、親御さんやご親戚に愛情をかけられていて欲しいと願います。親御さんが不在の際には、日々の保育を担う先生たちと、十分に関わっていただき、たまに来る「口うるさい音感の先生」が子どもを抱いたりする必要がない方が、教育はしやすかったりするのです。
# by k-onkan | 2017-10-03 23:19 | 子育て | Comments(0)

親が鬼より下ではいけない!

3歳の男児を持つ卒業生が、面白いことを教えてくれました。それは、スマホには「鬼から電話」という無料アプリがあり、「男児を持つお母さんはぜひ、持っていた方がいい」とママ友から勧められたという話でした。

e0143522_16391738.jpg男の子が1歳後半だった頃は、絵カードにもあまり興味を示さず、言葉も遅く、卒業生はとても心配したようです。言葉を話さなくても、絵カードを教え絵本を読み、たくさん話しかけ続けたら貯めていた言葉を文章で話すようになったと言います。今では2歳の男の子にしてはよく話し、お母さんの口調にそっくりに、少々、生意気なことも言えるようになったようです。

「絵カードは全然、聞かないし、何を聞いても答えなかったけれど、諦めずに続けていたら、結構、覚えていたんだと、話せるようになってから、分かった」とお母さん。「麻奈先生のアドバイスと『折れない子ども……』の本を参考にしていなかったら、とんでもない子育てをしていたかも」というメッセージが届きました。

楽院の2歳児もそうですが、親御さんに愛されている自信を持ち、言葉を話すようになって、自信が芽生えたら、次にしなければいけないことが「しつけ」です。「いいことはいい、ダメなことはダメ」をきちんと、教えること。ですが、子どもというものは、毎日、一緒にいるお母さんの言葉には少しずつ慣れて、軽んじてしまう傾向があります。

絶対に、「これだけは言うことを聞かせなければ」という時には、東北地方の「やまんば」のような存在が必要で、「鬼から電話アプリ」もその一つの手法なのでしょう。但し、乱発は禁物、だと思います。小さいことで、すぐに「鬼から電話」が来ていたら、子どもは怖くなくなり、何も言うことをきかなくなってしまうでしょう。

卒業生も一度だけ、「歯磨きをしなさい」と言っても、男の子が言うことをきかなかった時に、「鬼から電話」に頼ったそうです。しかし、その晩はトラウマのようになり、スマホに触れることもできなくなり、お母さんが心配になるほどだったそうですが、翌日から、「歯磨きしないと、鬼がきちゃうもんね」と自分で歯磨きをするほど効果的だったようです。

幼い子どもがどうしても、心を決められなかったり、わがままを抑制できない時の最後の手段としては、「鬼から電話」や「ライオンの部屋」、「なまはげ」、「肝試し」は有効だと感じます。ですが、すべてを「怖いもの」に頼り親はしつけをしなくていい、ということではありません。

なぜなら、本来、「しつけ」は、「鬼」や「怖い人」にしてもらうものではなく、家庭で両親や祖父母などがするものだからです。

子どもが悪いことをしたら、「鬼」のように怖くなるのは、「スマホ」ではなく、親や親族であってほしいと思うのです。

子どもはやがて「鬼から電話」も「ライオンの部屋」も架空のものだということに、気づくはずです。その時になって、「鬼なんて、本当はいないじゃん」と、悪い行動に歯止めがきかなくなったら、善悪の区別も社会のルールを反しても、平気に思うかもしれません。

「鬼がくるから、やめて」ではなく、「お母さんの子どもは、そんなことをしてはいけない」という言葉で、自己を抑制できるように、少しずつ、諦めずに育ていきたいものです。

# by k-onkan | 2017-10-02 23:37 | しつけ | Comments(0)

素直さは基本!!

最近、「うちの子は、家で練習した時には、自分の名前を答えられたのに、幼稚園の面接の時には、すべて『教えてあげない』と言って、どうしようかと思いました」というお母さんの話を聞きました。

e0143522_12335996.jpg幼稚園の面接で「お名前は?」と質問する理由は、その子どもが、言葉でどれくらい意思疎通ができるか、子どもが回りのことをどれだけ理解しているかなどを推し量る意味もあると思いますが、一番、はっきり分かるのは、よその人の言葉をどれほど、素直に受け止め対応できるか、だと感じます。

たとえば、「みんなで、~をしましょう」と先生が優しい声で言った時に、「やってあげない」「いやだ」というお子さんがいると、集団生活は滞ってしまいます。もちろん、なんでもかんでも、大人の言いなりが正しいわけではありませんが、経験が浅い3歳の頃は、素直に大人の話を聞いて、受け止められることが、集団生活の基礎ではないでしょうか。

「家庭ではできていたのに、なぜ?」というお母さんに、私は少しだけ、心当たりがありました。それは、そのお子さんが、家庭では、したいことをしたいだけする生活をしていたことでした。唯一、大人のルールに従っていたのは、楽院のレッスンだけだったはずです。「楽院のルール」があり、それに外れると、先生が怖い声で「ダメ」と取り締まるから、従っていたにすぎません。

これまで、大人の都合に合わせたり、欲求を抑制したりは一切したことがないまま、優しい先生に穏やかな声で「お名前は?」と聞かれたら、調子にのって「教えてあげない」と言いたくなる子どもの気持ちも、分からなくはありません。

また、初めて出合った人から「お名前は?」と聞かれて警戒心が生まれて、「教えてあげない」と意地悪を言ったつもりだったのかもしれません。実際は、どちらかは、想像の域を超えませんが、「入学願書」を提出した園の先生に、「教えてあーげない」と言い子どもは、集団生活で、手がかかることが想像できます。

子どもが「食べたい」と言ったら食べさせ、「喉がかわいた」と言ったら飲み物を与えていいのは、言葉による意思疎通ができない、乳幼児までの間です。言葉を話すようになったら、少しづつ、「ちょっと待ってね」「あとでね」「これ以上は、食べ過ぎだからダメ」など、他人の都合にも合わせる練習をはじめ、躾をする必要を感じます。そして、集団生活に入る前のしつけを家庭で行っておいた方が、集団生活で、子どもの戸惑いは、少ないように思うのです。
# by k-onkan | 2017-10-01 23:32 | 幼児 | Comments(0)