麻奈先生のブログ~木下式の子育て論~
by k-onkan
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作者について
木下式音感教育法認定講師
  木下麻奈
     
 木下式の基本は、幼児期に「躾・規律」を教え、高度な音楽基礎教育を施すことです。詳しくは、ホームページをご覧ください。http://www.kinoshita-onkan.com

イラスト:「ケイ&シュート」
 By ケンイチ・シライ
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孫弟子の初挑戦!!

1週間後の成果報告会(学内の音楽会)のために、楽院長レッスンがありました。2歳と3歳の孫弟子たちには初めての経験です。大きなお兄さんやお姉さんがいる教室は、いつもレッスンをする部屋とは雰囲気が異なり、幼い子どもにとっては、抵抗を感じたのでしょう。

e0143522_1142676.jpg2歳9ヶ月のAちゃんは、「ママ、ママ」とロビーで涙ぐんで教室に入れません。3歳5ヶ月のSちゃんは、教室の中には入ったもののママの横にピタッとくっつき、「お母さんと一緒じゃなければ泣く!」と目で訴えていました。

私は「ママから離れられない人は、音楽会には出せません」と親子に宣言しました。リハーサルで涙ぐんだり、ぐずったりするのを放っておくと、本番でも同じことになることは、長年の経験から知っているからです。

「音楽会に出せない」と聞いた卒業生ママたちは、「楽院の先生の本気」を知っているため、すぐに部屋から出てくれました。Aちゃんママも「いってらっしゃい」と娘を信じて、送り出しました。

子供は、お母さんが「どうしたの? 大丈夫?」と心配すればするほど、もっと不安そうな様子を見せるものです。お母さんの心配に応えているのかもしれません。けれど、心の中はどんどん成長しています。お母さんもある時点で、母としてわが子を信じて「あなたなら、大丈夫、頑張りなさい」と言い切る強さも求められているのかもしれない、そんなことを感じた孫弟子の初めての「楽院長レッスン」だったのでした。
# by k-onkan | 2017-11-25 23:02 | 名誉団員・卒業生 | Comments(0)

最初の教えは涙のコントロール

0歳から楽院に通っているお子さんは、最初は抱っこで、クラスに参加していますが、1歳を過ぎると、ハイハイやアンヨで、「音感かるた」を取ってこられるようになり、大人の言葉もずいぶん、理解できるようになります。

e0143522_143349.jpgですが、同時に、この期に「自分の意思」が芽生え、お母さんやお父さんに従うより、自分で好きなことをしたくなるため、「わが子が自分勝手になった」「イヤイヤ期になった」と扱いにくいとも言えます。

楽院では1歳を過ぎて、大人の指示が理解できるようになったら、しばらく「個人レッスン」に切り換え、その子の様子を見ながら、「苦手なこと」や「したくない」ことも、「やってみる」という練習をして、満遍なく、いろいろな課題に取り組めるようにしています。

今日は、1歳5ヶ月の女の子のはじめての「一人のお稽古」がありました。とても賢いため、自分が苦手なことや、したくないことをよく知っています。そのため、瑠音先生は、「ボーロ」のご褒美で、「苦手なこと」も我慢して取り組ませたようです。

同じ1歳であっても、男児と女児では導き方が違うものです。男児は、女性の先生やお母さんが、「頑張って」と声をかけたり、「上手、上手」と励ましたり、少し手を貸すと、機嫌よくできるのですが、女児は同性のためか、変に機嫌を取ると、かえって「ぷん」としたり、バカにしたりしてしまうことがあると感じます。「自分でできるもん」という気持ちを傷つけられたように感じるのかもしれません。

1歳5ヶ月のこのお嬢さんも、「頑張りなさい」「最後までしっかり」という瑠音先生声の響きが、これまでの赤ちゃん扱いとは違うと気づいて、いろいろなことに取り組んでいたようですが、途中で、自分の思い通りに行動したくなり、泣きだしたそうです。

瑠音先生は、抱っこをして機嫌を取りながら、「泣くのを辞めてちょうだい。あとは、色塗りとちぎり絵で、おやつなんだから、頑張りなさい」と言われて、気分を変えることができたようです。

これから「何かを教えよう」という時期になって、一番、大事なことは、気分を害したり、思い通りにいかずに、泣いた後に、自分の心をコントロールできるようにすることではないかと思います。

もちろん新生児の頃のように、「泣くこと」でしか、「眠い」「寒い」「お腹がすいた」「のどが渇いた」と表現できない時期なら、「泣くこと」が言葉であり、無理に涙を止めることなど、できません。しかし、大人の言葉が理解できなり、ベビーサイン等で、自分の思いを大人に伝えられる時期になったら、「涙」を使って、大人を思い通りに操る時期は、そろそろ終わりにしていかなければ、と思うのです。
# by k-onkan | 2017-11-24 23:01 | のぞみクラス | Comments(0)

子育ても音楽も臨機応変が大事!

「ぎんなんの色分け」や「型はめ」「ひも通し」などの知育教材に時間をかけて取り組む1歳11ヶ月の男児がいます。その様子を見ながら、「あぁ、この子はじっくり腰を据えて物事に取り組むのが得意なのだな……」と思いつつ、「さぁ、頑張って早く!」と仕向けています。

e0143522_18443762.jpgお母さんから、「どうしても、急がせなければいけないものですか?」との質問がありました。家庭で時間に余裕があるなら、好きなだけゆっくり取り組む時間があってもいいと思います。ですが、お稽古ごとや幼稚園など集団の中では、まわりのリズムに乗れないと困ることもあるため、臨機応変に対応する必要があると思います。

物事にはじっくり取り組むべき課題もあれば、瞬間的に処理しなければいけない課題もあるものですが、幼児期に瞬間的に理解できることに、時間をかける習慣を持つと、急ぐ必要がある時に速く処理をできなかったり、集中できなくなることもあります。

私たちは、大きく分けると、じっくり取り組むタイプと素早く処理するタイプがいると感じます。どちらが、いい悪いというわけではありませんが、どちらか一方の「得意なところ」だけを伸ばし過ぎることで、苦手なことから遠ざかる結果になることもあると感じています。

木下式は音楽の教育なので、その両方が求められます。たとえば、音は演奏した途端に、どんどん消えていくものです。その音を聴き分け、書き取るためには、感覚的な能力が求められます。しかし、同時に音は丁寧に扱うことも求められます。素早く、でも丁寧!

音楽を演奏する時には、「自分が誰より一番、上手」という自己主張や自信が必要ですが、合唱やアンサンブルなどでは自分ばかりで過ぎず、他者との協調も大事になります。一見、反対に見える感覚のどちらもが求められるのが、音楽といえるかもしれません。

そのため、木下式は「得意なこと」だけを伸ばすのではなく、自分が「やろう」と思えば、苦手なことでも、できなくはない」ところまで「苦手」を伸ばしていきます。そして、それが脳や心の修行になっていると感じます。乳幼児期の習慣は、その人の土台になるものです。「苦手だから」「嫌いだから」ではなく、いろいろと挑戦する柔軟性を育てたいと思います。
# by k-onkan | 2017-11-23 23:43 | 木下式音感教育法 | Comments(0)

楽院で音感教育を受けるにあたって

木下式音感教育法は、子供同士が真似たり、友達と競う中で、互いに学び合うように考案されています。そのため、個人レッスンより複数で勉強する方が、効果があり、これが幼稚園や保育園で、木下式が採用されている理由です。

e0143522_145144.jpg楽院は、音楽を専門に教える教室なので少人数ですが、それでも、年齢が上がるに従って少しずつ人数が増えるよう、クラス編成を試みています。お母様の中には、人数が増えたり、クラスメートが変わることに、不安を感じる方もあるようです。

わが子が持っている気質によって、問題を解決する手段は変わります。クラスの人数が多いと、いろいろな気質を持つ存在が増えて、友達の言動や行動を見て「こういうことを言うと、先生から叱られるのだな」とか「こんな言葉がつかえたら格好いいな」などの疑似体験ができるのです。

大人数の中でレッスンを受ける体験は、近い将来、幼稚園や小学校等の集団に入った時の友達と関わり方や他人に惑わされない練習となります。一つのクラスに、いろいろなお子さんを入れることは指導の手抜きのためではないことは、知っていただきたいものです。

木下式の授業は「集団の中の『個』として力を発揮するグループ訓練」と、「個々の短所を補う個人訓練」の双方を重視しています。そのため、お稽古の始まりは一人ずつ発声指導を行ない、その間、他のお子さんははさみ、運筆、パズルなどの知育教材、運動や音符書き、ピアノのレッスンなどをしつつ、耳から自然に他のお子さんの歌声を吸収するように仕向けています。

子供たちは幼稚園や保育園などがあると、レッスンに遅れることは致し方ないことなのですが、その分の差は積み重なっているため、「一緒のクラスで勉強しているのに、○○くんの方が、進歩が早い」などは、考えないでいただけたらと思うのです。

楽院の音感クラスは能力別編成です。音感教育を受けた期間や音楽環境、発声能力を重視しています。そのため、上級生と同じクラスになることもあれば、下級生と一緒に勉強することもあります。また、発達障害を持つお子さんでも、同じ課題がこなせる際には共に勉強します。これは発達障害を持つお子さんが音楽能力や言語面にたいへん優れた面を持ち、互いに学び合うことができることを長年の経験から楽院が熟知しているためです。

但し、支援が必要な際には、補助講師を増員するなど、他のお子さんのレッスンに支障がないように楽院が責任を持って行ないますので、「○○くんと同じクラスになりたくない」「事前に他児の情報を開示してほしい」等のご要望にはお応えできません。

最後に、これは、楽院だけのことではなく、すべてのお稽古ごとに共通することですが、わが子が教室内に入ったら、指導は講師が責任をもって行ないます。親御さんが教室内まで入って、世話を焼いたり、アドバイスを与えたりすることはできません。もし、親御さんが指導できる事柄であるなら、授業料を払って先生から習う意味はありません。お子さんに助言をしたくなったり、挨拶や返事などの躾はご家庭でしていただきたいとお願いしています。
# by k-onkan | 2017-11-22 23:03 | 木下式音感教育法 | Comments(0)

泣いたときの対応は?

最近はお稽古ごとや幼稚園なども入学前に、さまざまな可能性を考慮して、いろいろな説明をした上で、同意書や念書を書いたりする教育機関もあるようです。しかし、音楽は臨機応変な対応や咄嗟の判断力が求められます。何でも子どもが納得できるように事前説明することで、かえって想像力や判断力が乏しくさせてしまう面もあるため、長年、楽院は事前に説明するという習慣がありませんでした。e0143522_13425543.jpg

楽院が説明をしなくても、必ず、世話好きのお母さんがいらして、新しく入学されたお母さんのわからないことや困ったことを教えてくださったりもする状態を、お母様方が作ってくださっていたのかもしれません。そのため、木下先生は、音感教育だけ、信念をもって取り組み、子供たちの能力を引きだしていれば、問題はありませんでした。しかし、最近は、何事も「説明責任」があること、また、20~30年前に比べると、お母さん同士が情報を共有しあうのも難しいことから、楽院でも事前にいろいろなことを説明する努力をしなければならないと思っています。

まず、最初は、子供が泣いた時の対応です。望クラスから音感クラスに進級すると子供が戸惑って泣いたりすることがあります。その際はお母様に教室の中で見学していただきますが、徐々に母子分離を試みますのでお母さんにも、ご協力をいただきたいと思っています。

お子さんがお稽古を嫌がって泣いたり、わがままを注意されて泣いたりした際には、講師がお子さんを抱いて別の部屋で言い聞かせます。お母さんから離れて、部屋を一歩出ただけで、すぐに気持ちを切り替える子もいれば、暗い部屋で先生と抱き合ってはじめて気持ちが落ち着く子もいます。怖い声を出す方がいい子もいれば、優しく言い聞かせる子どももいて、実際は、事前に説明しても、その対応は、その時々、みんな異なるものです。ですが、誰かが泣くと、他の子も泣きたくなりますし、授業を意欲的に受けようと思っている他のお子さんの迷惑になるため、気にいならいことで涙しても、それを、自分で止めさせることを教えています。

自分の感情をコントロールできるようにならないと、どんなに、早期にいい教育をしても、あまりいい結果にはならないことは、長年の実践を通して知っていることです。物を習うに際しては、気にいらないことがあっても、怒ったり、泣いたりしないで、とりあえず、先生のいうことに耳を傾ける、という柔軟性がないと、本人もまわりも、楽しくはならない、そのことを、親御さんにも理解していただかにと、お稽古ごとは、長く続けられないものかもしれません
# by k-onkan | 2017-11-21 23:32 | しつけ | Comments(0)