麻奈先生のブログ~木下式の子育て論~
by k-onkan
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作者について
木下式音感教育法認定講師
  木下麻奈
     
 木下式の基本は、幼児期に「躾・規律」を教え、高度な音楽基礎教育を施すことです。詳しくは、ホームページをご覧ください。http://www.kinoshita-onkan.com

イラスト:「ケイ&シュート」
 By ケンイチ・シライ
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別人のように成長した!

恒例の津市の教室でレッスンがありました。その中で1年前に木下式のレッスンをはじめた年長児の女の子の指導をさせていただきました。一生懸命、集中して音感を学ぶその女の子の姿に、「木下式の効果はすごい」と、手前味噌ですが、思いました。

e0143522_20463339.jpgなぜなら、1年前、はじめて、この女の子とこの教室で出会ったときは、教室の前の路上で気が違ったかのようにギャーギャー泣き、凸凹の傾向を持つお子さん特有の「こだわり」を激しく見せたからでした。私自身、「こんな状態で木下式が教えられるのだろうか。音感教育よりも、まず療育などの専門家に救っていただいた方がよいのではないか」と、心配になるほど、それまでに出会ったことがないタイプの凸凹のお子さんでした。

1年経った今、当事の姿は別人のように、おだやかに音感のカリキュラムをこなしています。音楽を教える上での「意思疎通」には全然問題がありません。もしかすると、木下式の白黒はっきりした物言い、明確な指示、手順通りに進むレッスンなど、木下式ゆえの教え方が凸凹の特性でも学べる理由であり、もしかすると、幼稚園や他の教室ではまだ問題行動があるのかもしれませんが、少なくとも、音感を教える上では手間がかかりません。

以前、「木下式のように厳しいルールがある学習は、凸凹の特性を持つ子どもには、つらいだけなのではないか」と療育士の先生に言われたことがあります。しかし、長年、大勢の凸凹の特性を持つお子さんとおつきあいして思うことは、「規律がある」「善悪が分かりやすい
」ことで、凸凹の特性を持つ子は自分自身を守れているのかもしれないと思います。

もちろん、最初は「音感のルール」である「先生のペースで物事が進むこと」に慣れるまでは、泣いたり、嫌がったり、抵抗は示すものですが、一度、「そういうものだ」と受け入れられると手順通りに進むことは、かえって分かりやすいようです。

一つの場所で先生や友達と一緒に行動できるようになれば、他人と言葉で通じあえるきっかけになると感じます。特に、音楽が好きなお子さんは、それをどんどん伸ばすことで、他の科目や他の課題も連動して成長することがあると感じます。

木下式を学ぶ前は、言葉もなかったお子さんが、音感かるたを覚え、カラー五線譜に丸を書いたりする訓練をしている内に、ひらがなや数字を覚えられるようになったという例もあります。「音楽では生きていくための知識としてプラスにもならない」と思う方もいるかもしれませんが、音楽だからこそ、凸凹のある人の心が癒され、発達しやすいということもあるのではないか、と最近、つよく感じています。
# by k-onkan | 2017-06-04 20:45 | 発達障害 | Comments(0)

パパは私の彼だから・・・・・

2歳4ヶ月の娘から「ママよりパパが好き」といわれると、「あれほど、お腹を痛めて生んだのにと思って冷静でいられない」と悩む保護者であり卒業生のお母さんがいます。夫婦ともに楽院の卒業生で、お父さんは若いころから年少者の面倒を見るのが得意で、学生時代は、よく合宿の引率も手伝ってくれていました。

e0143522_207168.jpg
そんな男性の娘として、可愛がられていたら、「パパが好き」というのも当然ですが、お母さんは、やはり心おだやかではいられないようです。瑠音先生が一生懸命、「女の子は、みんなそんなところはあるから、あまり、真剣に受け取り過ぎないで……」と慰めている姿を見かけました。

実は、私も以前、「私も母より父が好きだったから、その気持ちは分かる。女の子にとって可愛がってくれる父親は口うるさい母親より近しい。時にお母さんの気持ちを逆なですると分かっていても『ママよりパパが好き』と言ってしまうこともある。優しいお母さんに対する甘えもあるし、自分も方がパパの気持ちが分かると感じたりもするし……」と、慰めにもならないことを言ったことがありました。

でも、瑠音先生の解説の方がもっと現実的でした。「私も子どもの頃、『パパとママと、どっちが好きだ?』と聞かれたら、『パパ』と答えていたよ。だってパパに『パパ』と言わないと悪いような気がしたし、そう言ったらパパが喜ぶのも知っていたもの。でも、ママはそんなことを言わなくても平気だと思っていたわ」。

私と瑠音先生は、子ども時代に「パパとママ、どっちが好きだ?」という質問に、「パパ」と同じ答えをしていたようですが、その中身は少し違ったようです。私は心底「パパの方が好き」と思っていたのですが、妹は「そう言った方が喜ぶ。ママは言わなくても大丈夫。でも、本当は両方!」と思っていたということなのでしょう。

どおりで私より瑠音先生の方が女子力が高いはずです。そして、こんなことをいう娘に母は「私の彼ってパパなのよ」という歌詞を作り、父が作曲して、今でも、子供たちに歌いつがれている童謡が「パパは私の彼」なのです。この2歳4か月の女の子にも、いつか、「わたしの彼ってパパなのよ」と歌わせて、お父さんを感激の涙に濡らしてみたいと、願っている私たちなのでした。
# by k-onkan | 2017-06-03 20:19 | のぞみクラス | Comments(0)

0歳、1歳、2歳のしつけは異なる!

2歳児の女の子と戦った直後に、1歳半の男児を持つ卒業生ママから、「いつになったら、「ダメなことはダメ」を教え始められるの?」という質問を受けました。私の答えは「人間らしくなったら!」です。では、何をもって「人間らしい」というのでしょうか。それは、子どもが自分のやりたいことや言いたいことを、自分の言葉で伝えられるようになって、まわりの人間の上下関係も理解していると確信できたら、と、個人的には感じています。

e0143522_20371495.jpgたとえば、「落としたら、ママ、怒るよね~」と言いながら、物を落としたり、「パパに言っちゃうよ」とか、「ママ、今日、泣いたんだよ。それで、赤ちゃんがびっくりして、もっと泣いた」等など、2歳であってもこれだけのことを言えたりするのです。それだけ、いろいろなことに気付き、表現できるなら、「ダメなことをダメ」といった後に、叱られた理由を説明しても理解はできるはずです。

たくさん話しかけ、絵本を読み、意思疎通ができるようになった1歳の子どもは、それなりに話が通じるようになっているものですが、それは、大切に飼っているワンちゃん、猫ちゃんと飼い主が、分かり合えている程度の意思疎通ではないでしょうか。

0-1歳の子の表現は、喉がかわいた時に、哺乳瓶をギュギュとにぎる仕草で知らせたり、帰り際に「バイバイ」という声に手を振ったり、人間に近づいてきているといっても、まだまだ、一方通行です。何より、「暑い、眠い、お腹がすいた、疲れた」など生理的現象はすべてを「ホギャー」と泣いて表現しているうちは、赤ちゃんなので、「ダメなものはダメ」と言っても、かえって泣き方が増すだけのように思います。

人間の赤ちゃんも、ペットの犬や猫のように、大人が全面的に世話をしている間は、まだ、発展途上といえるかもしれません。そして、その時期は、子ども生活を心地よくするために、大人が心をくだいたり、十分に、手をかけることは、決して、甘やかしではなく、それをしないと、命の危険があるということです。

ただし、0歳には0歳。1歳には1歳。2歳には2歳と、それぞれの時期に外せないしつけはあると思います。たとえば、動物の親なら、子がおっぱいを噛んだら、噛み返して痛みを教えます。とても動物的ですが、人間も髪をひっぱったり、たたいたりしたら、それが、故意でなくても、「痛い、ダメ」と教えることはできるはずです。

また、赤ちゃんでも、「人間の上下関係」を教えることは、大事だと感じます。赤ちゃんだからといって、なんでも赤ちゃんの都合を中心に生活をまわす必要はないと思います。時に、泣いている赤ちゃんを少しだけ待たせ、お父さんの用事を優先することがあるのも大事な経験です。ペットと同じで、家庭内の順列知らせることは、重要です。

そして、大事なことは、しつけは、わが子を親が意のままに操るのではなく、お互いに、受け入れ、赦し、共存するために、相互に良好な信頼関係を築く必要があると思うのです。そこには、親だからと一方的に絶対服従を強制したり、子どもだからとなんでもわがまま放題を許されたりという不自然なことは、あってはいけないように思うのです。
# by k-onkan | 2017-06-02 20:17 | のぞみクラス | Comments(0)

2歳児だって賢くてよく分かる!

今朝は2歳7ヶ月の女の子と本気で向き合う機会がありました。そのお嬢さんは、先週からお母さんと離れて、音感のレッスンを始めたばかり。実は、最近、レッスンが始まるとお母さんに「やりたくない」「やだ」と駄々をこねて、それまでできたことも、「やらないで済ませる」ことが増えてきたのです。このまま、本人の「いや」を受け入れると、今後、一切、気分が乗らないことは、やらないでいいことになってしまうでしょう。

e0143522_207281.jpgそこで、先週から、お母さんにはロビーから見学していただき、先生と生徒の二人でレッスンをはじめたのです。初回は、お母さんが部屋を出られると、すぐに気分を変えて頑張りましたが、二回目の今日は、「いかにたいへんか」を知っている分、どうにかお母さんを部屋に引き留めようと、2歳児なりに知恵を絞ったようです。

最初は、ふだん苦手な「運動」を「ママとやる」とたいへん熱心に取り組みました。体操が終わり、お母さんが退出して、「音感のお稽古」を始めようとすると、本人が「暗い部屋に行く」と言い出しました。最初は「なぜ、いきなり暗い部屋に行きたがるのだろう」と不思議でしたが、これまで、駄々をこねて暗い部屋に行っても「ちゃんとやる」と約束すると、教室にママが待っていたため、「暗い部屋に行けばママが部屋にくる」と思ったのかもしれません。

しかし、暗い部屋から帰ってもお母さんは出てきません。「ママ、ママ」と泣きはじめたので、「頑張ったら、ママを呼ぶから、とりあえず、やることをやろう」と促しましたが気分は変えられません。そこで、抱っこして長い廊下を歩いてみました。ちょうど職員室には木下先生もいたので、普段、入ったことがない職員室に入ったところ、突然、火がついたように泣き始めました。

これまで、大勢の子どもを、「ライオンの部屋」と称して、職員室に連れていきましたが、これほど大人を威嚇する泣き声を出した子は数名しかいません。それほど、自分をさらけさせるのは、何をしても親御さんに絶対的に愛されていると確信が持てる幸せなお子さんでもあります。

ですが、ここで負けるわけにはいかないので、「楽院は泣いても、威嚇しても、やることをやらないなら終わらないこと」を教えるために、「落ち着きなさい。泣いてもどうにもならない。やると、約束したのだから、やりなさい」と、厳しい声で言い聞かせました。

一般の方は、「2歳児にひどい!」と思われるかもしれませんが、1歳から母子同伴で幼児教育を受け、愛着も十分に育っている2歳半の子どもは、一般の年中児なみに言葉が発達しています。自分の意思もちゃんと表明できる子が、いくら、願いがかなわらないからといって気が違ったように泣き叫び、威嚇するのは受け入れられません。

年齢が小さくても、ときに「自分の意に沿わないことでも、ときに受け入れるべき時があること」、そして、「やりたくなくても、やらなければいけないことがあること」を教えるべきなのは、その経験が自分を律し、その子の前頭前野を鍛えることになるからです。

一般には、幼児を叱らずに、上手に気分を変えさせ大人の望む方向へと導くお母さんも多くいらっしゃいます。子どもを叱る必要がなく、お母さんのストレスが少ないように見えますが、その方法はいつか壁にぶつかってしまいます。なぜなら、親であっても、「子どもの意に添わぬこと」をいつでも取り除けるわけではないからです。

叱られることなく、常に親御さんが状況を整えたり、気分を変えてプラスに転じてもらうのが当たり前に育った子どもは、大人になっても、それを親に求め続けます。時に、子どもの意に添わないことが起きると、その責任を親や社会に転嫁してしまうこともあるでしょう。また、思春期にの難しい時期だと、精神的に追い詰められてしまうこともあります。できれば、身体が小さいうちに、「自分のわがままがいつも通るわけではない」「親でもどうしてやることもできないことがある」と教えておきたいものです。

職員室で大泣きして、それでも私が負けないと分かり、どうにか、最後まで授業を行うことができました。途中で、「私」との力関係は、自分が上ではないと気づくと、一生懸命、私に「もう泣いていないからね」「これが終わったら、おやつ食べようね」と私の機嫌をよくしようと、一生懸命、言ってくれます。きっと、お母さんがしてくれるように、私の気分を直してくれているのでしょう。

子どもが「わがまま」を出した時に、大人が笑って受け入れるのか、絶対に何があっても、「ダメ」を貫くのか、その心意気は、2歳児でも見ています。だからこそ、「この相手なら、大丈夫」と足元を見られないように、しなければと思うのです。
# by k-onkan | 2017-06-01 23:06 | のぞみクラス | Comments(0)

ピアニカだって、吹ける!

定期的に指導にいく保育園で、保育士の先生からこんなメッセージをいただきました。それは、年長児のクラスでピアニカを吹かせた際に、ほぼ全員が歌っただけで、メロディーを記憶して、間違わずに吹いていたことに感動した、ということでした。

e0143522_18585088.jpgこれまで2年かけて、木下式を学んできた幼児はメロディーを音名で記憶する力がついています。また、ピアニカの鍵盤には、「低いシから高いファ」まで「音感かるたのシール」が貼ってあるので、難しくないのです。

幼児たちには、最初に、読譜教材を歌うように、「ドドソソララソ」と音程正しく歌わせます。その後、同じメロディーをピアニカの鍵盤にある音感かるたシールを探りながら、弾かせると、どの子も間違いなく吹けるのです。

中でも「きらきら星」のメロディーは「ドドソソララソ」「ファファミミレレド」「ソソファファミミレ」という3つのパターンを覚えたら、後はその繰り返しです。そのため、なんどか、反復していれば、誰も間違わなくなるのです。

幼児たちに、「ピアニカも吹ける!」という喜びが生まれたためか、私の顔を見るたびに、「今日はピアニカする?」と尋ねる声があがりますが、本来、音感の時間にグループで鍵盤楽器をするカリキュラムにはなっていません。それでも、ピアニカに触れさせるのは、保育園で学んだ音感教育が、少しでも、小学校で、子どもたちの自信につながることを祈っているからです。
# by k-onkan | 2017-05-31 23:57 | 保育園 | Comments(0)