麻奈先生のブログ~木下式の子育て論~
by k-onkan
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作者について
木下式音感教育法認定講師
  木下麻奈
     
 木下式の基本は、幼児期に「躾・規律」を教え、高度な音楽基礎教育を施すことです。詳しくは、ホームページをご覧ください。http://www.kinoshita-onkan.com

イラスト:「ケイ&シュート」
 By ケンイチ・シライ
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教えを与えられなくても・・・−インド旅行5−

インドでは宗教の話を聞く機会が多くありました。インドはヒンドゥー教が80パーセントを占めます。ヒンドゥー教のビシュヌ神が9番目に輪廻転生したのが、お釈迦様だそうで、ヒンドゥー教の寺院がたくさんありました。そこには、シヴァ神や象の神様ガネーシャなどが祀られていました。皆、それぞれに、自分の職業などによって、信仰する神様が違うそうです。また、見学した世界遺産のそれぞれは、皆、宗教色が濃く、その時、統治した王様が信じる宗教によって建物の造りが異なるのもたいへん興味深いものがありました。e0143522_0235321.jpg
インドでヒンドゥー教の次に信仰されているのがイスラム教で13パーセントを占めるそうです。ガイドのアシムさんはイスラム教徒だそうです。イスラム教というと「イスラム原理主義」や「テロ行為」を思い出すため、怖いイメージがありますが、「テロを起こしている人はイスラム教を身勝手なことに使っている人です。本当のイスラム教はもっと真摯なもの。1日5回、アラーの神にお祈りをする時は、手洗い、うがいだけでなく、顔を洗って鼻も耳も洗います。そして、全身を使ってお祈りをする。これはとても健康に良いことです。1年の12ヶ月の中で1ヶ月行なうラマダン(断食)は食べ過ぎた胃腸を休ませてくれます。これも体に良いことですが、ただ断食をして食べなければ良いという簡単なことではありません。食べ物や飲み物を体に入れないだけでなく、やましいものを見たり聞いたり、思うのもいけない。本当に体の中に何もいれないのがラマダンの時期なのです」。

アメリカで暮らした頃、中東から留学してきた友人は、皆、イスラム教であり、ラマダンやコーランについて多少の知識はありましたが、これほど真面目に説明を受けたのは初めてのことでした。何の宗教であっても、それを信じ修行に励み幸せだと感じられるなら、その人にとって宗教は必要なものであると感じます。

私はイスラム教徒に会ったら是非、ききたいと思っていることがありました。それは。イスラムの預言者の「教えは与えられない」という言葉についてです。最近、この「イスラムの預言」を理由に、幼児に教育を施すことを「いけないこと」「不自然なこと」「すべきではないこと」という考えを持つ人がいることを知りました。しかし、私には、どうしても『「教えを与えられない」と言って「教えるべきではない」にはつながらないのでは?』と感じていたので、その疑問をアシムさんに尋ねたのです。

「イスラム教には大勢の預言者がいて、それぞれ、神からの言葉を人々に伝えました。しかし、「教えを与えられないから教えない」というのは、その言葉を間違って解釈していると思います」と教えてくれました。アシムさんの宗教観を聞くと、宗教は他人に無理強いされ受け入れさせられるものではなく、自からが「全ての出来事や出会いは神の導きであり自分の修行である」といろいろな事柄を受け入れているのを見ると、預言者の言葉通り、教えは与えるものでなくて、自分から得るものであると分かります。しかし、アシムさんは、自分の子供には、いろいろなことを教えると言います。なぜなら、「教えを得る以前に、人間にしなければならないから」。良いことも悪いことも、何も知らなければ動物と同じで、まず、人間にするために教えなければならないことがある。この言葉に私は溜飲を下げる思いがしました。

最近、色々な場所で、「木下式とはどのような教育であるか」を伝える機会に恵まれています。しかし、私が熱弁をふるったとしても、受け入れる気持ちがある人にしか伝わらないものです。ですが、受け入れない人の存在があるからといって、伝えることをやめようとは思わないものです。異国で聞いた宗教の預言が、いろいろなことと通じると感じた日でありました。
by k-onkan | 2010-04-07 16:09 | 自分のこと | Comments(0)
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