麻奈先生のブログ~木下式の子育て論~
by k-onkan
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作者について
木下式音感教育法認定講師
  木下麻奈
     
 木下式の基本は、幼児期に「躾・規律」を教え、高度な音楽基礎教育を施すことです。詳しくは、ホームページをご覧ください。http://www.kinoshita-onkan.com

イラスト:「ケイ&シュート」
 By ケンイチ・シライ
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幼児教育に警鐘!?

幼児教育がブームになると、必ず、それに警鐘を鳴らす記事が出てきます。インターネットで見つけた週刊誌の記事に、「幼児教育に警鐘!」というものがありました。英語のDVDを1歳児に一日、見せっぱなしにして、その上、毎日、英語のフラッシュカードを必ず見せる。子供が嫌がったら、頭を押さえつけて毎日、見せたら、目をうつろで話しかけても反応しなくなってしまった・・・。おけいこをやめたら、子どもが生き生きとして、会話もできるようになった・・・」。確かにこんな教育を「幼児教育」と称して与えたら、どんな賢い子供もおかしくなってしまうでしょう。だからといって、「全ての幼児教育」を否定されたのでは、たまったものではないとも感じます。

e0143522_2233769.jpg「幼児教育」というと、一言で全てを同じ括りにされがちですが、0歳から3歳までの教育と、3歳から6歳までの教育は異なります。0歳から3歳までは、幼児がどんなことも「面白い遊び」として捕らえ、大人も子供も教えるのが楽しい時期です。一緒にいるお母さんが穏やかな気持ちで、「これは○○よ」「あれは何の声かしら?」と語りかけることが大事です。高価なDVDも英語教材も必要ありません。手近なところにある写真や絵本の動物を指差して語りかけるだけで十分に賢くなります。たとえ、相手がまだ口をきかなくても、大人の語り掛けによって語彙が増え、口をきく準備になるのです。この時期の子供の理解力は、大人の働きかけ次第です。また、微笑ましい時期ではありますが、「してはいけないこと」「あぶないこと」をしたら「メ!」と注意することも必要です。それを「しなくなったら、これを褒め、乳児にも、「いいこと」「いけないこと」の存在を知らせるのです。3歳までは、これが一番、大切な家庭教育であり、子供を持つ親ごさんには絶対にしておいていただきたい幼児教育です。

最近、出会った4歳の女の子はとても美しい声を持っていますが、挨拶や返事などは蚊のなくような声しか出しません。しかし、音感の授業が始まれば、私の模範口語(手本)「しかられ・たーの・シ!ハイ!」を真似て、一生懸命、大きな声で模倣します。ところが、「今日は幼稚園で何をしたの?」と話しかけた途端、「忘れた・・・」「分からない」と会話のキャッチボールが成立しないのです。私が困った顔をすると、ニヤッと笑みをうかべます。最初は申し訳ないのですが、発達障害を心配したほどでした。

ところが、何回かレッスンする内に、理解力も記憶力も年齢相応であることが分かってきました。但し、日本人の両親を持つ子でありながら、大人の語りかけに答えられないほど、言語力が未熟であるようなのです。そこで、授業の前後に、絵本の読み聞かせして、文を真似させて言わせたりしてみました。お母様は、「よその子の中には、大人と対等に会話する子もいるのに、うちの子は話かけられても決して口を聞こうとせず、園でもいつも一人で遊んでいて、誰とも話さないのでなぜかと思っていました。外で口をきけるようにするために、家で会話をしなければならないなんて、思いもよりませんでした」。この答えに私は驚いてしまいました。子供はまわりの大人が言うことを真似して、口達者になっていくものだからです。

「赤ちゃんの時はどんな風に接してきましたか? お母さまは、語りかけとか、されませんでしたか?」と聞くと、「口を聞くようになってからは話しかけましたが、それまではあまり話しかけたりはしていません」。これはたいへんなことです。幼児は遅くとも2歳におしゃべりを始めると考えると、この子には、2年分の語りかけが不足しているのです。自信なさそうな様子も、分からないことや困ったことに遭遇して、ただ笑みを浮かべるのも、他にはなす術がないだけだったのかもしれません。

一日も早く4歳児並みの言語力を備えさせるために、お母様には、意識して話しかけること。分からない時は、正しい言い方を教えて口真似させて、自分の意思を言葉で表現できるようにすること。そして、毎晩、必ず、寝る前には絵本を1冊、読み聞かせてあげること。そして、1ページ読むたびに、「~はどうしたの?」「どこへいったのかしら?」と質問をして、わが子が「何を理解し、何を理解していないか」を把握して、毎日、メモをとることをお母さんの宿題にしました。

「幼児教育」は必要ない、無用なものと言うことは簡単です。間違った幼児教育が子供の心のストレスになるでしょうが、成長する上で必要な教育を与えないことからも、幼児のストレスは生じるのです。世の中には、いろいろな情報があります。その中で、何が必要で何が不要かを見極める目を養わなければと強く感じるのです。
by k-onkan | 2010-04-26 22:02 | 教育 | Comments(0)
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