麻奈先生のブログ~木下式の子育て論~
by k-onkan
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作者について
木下式音感教育法認定講師
  木下麻奈
     
 木下式の基本は、幼児期に「躾・規律」を教え、高度な音楽基礎教育を施すことです。詳しくは、ホームページをご覧ください。http://www.kinoshita-onkan.com

イラスト:「ケイ&シュート」
 By ケンイチ・シライ
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天知る、地知る、人ぞ知る

最近、合唱中に、モジモジしたり、話を聞かない子が増えたため、木下先生から子供たちに「大事な話」がありました。それは、木下先生が、通勤途中に通る東京駅の広場の話から始まりました。東京駅には、毎日、必ず、どこかの中学や高校の生徒が集まっる場所があります。たぶん、ディズニーランドに出かける学校や東京に修学旅行に来た子供たちが集合しているのでしょう。その子供たちを見るたびに木下先生は、「悲しいけれど、日本はもうおしまいだ」と思うそうです。なぜなら、先生がどんなに一生懸命、拡声器を使って注意事項を話していても、誰一人聞こうとしないからです。

e0143522_1263618.jpgところが、数日前、とても立派な生徒たちに出会ったそうです。先生がニコニコと注意事項を述べている中、生徒全員は、誰もおしゃべりせず、静かに先生に注目しています。木下先生はその珍しい光景に驚き、思わず「どこの学校ですか?」と先生に聞いたそうです。あまりに立派な子供たちに感激したので校長先生に手紙を書こうと思っていると、子供たちに話しました。

「誰も見ていないように思っていても、必ず、どこかで誰かが見ているものなのだ。この学校の子供たちも、誰にも見られていないと思っていても、木下先生にマナーの良さを気付かれたのだ。だから、合唱練習をする君たちも、「誰も見ていないから」と安心して、行儀悪くしている場合ではない。こういうことを「天知る、地知る、人ぞ知る」と言うのだ。「分からないと思っていても、天も見ている、地も見ている、そして、自分も、他の人も知っているのだ」と教えました。

最近、小学生の子供たちに緊張感や意欲が欠けているので、「こんなことではオペラはできない」と子供たちに発破をかけたのは先週のことでした。それを聞いた子供たちが、「木下先生がオペラをやらないと言った」と家に帰って報告したため、びっくりされた方からご連絡をいただきました。子供たちは「今年がオペラの年」だと思うと、何の努力をしなくても「オペラ公演ができるもの」と思ってしまいがちです。しかし、大勢の方の協力や、プロのスタッフの力を借りて行うオペラに、そんないい加減な気持ちで取り組ませるわけにはいきません。

恵まれた時代に暮らす子供たちは、物がなかった昔の子供に比べると、競争心も意欲も薄れています。「恵まれているから、自分で工夫したり、面白いことを探したりせずに、お仕着せのもので満足する今の子供は可愛そうだ」と木下先生はいいます。そんな時代に育った子供だと言っても、オペラを成功させるためには、個々の子供に意欲を持たせないとなりません。そういう意味で「(このままでは)オペラはできない」のです

ところが、子供というものは言葉どおりに受け取り、「木下先生がオペラをやらないといったから、ないのだ」と諦めがよいというか、納得してしまったりするから困りものです。本当は、「オペラができない」と言われたら、上手になって「オペラをやろう」と言わせてやろうという気概を持って欲しいのです。誰にでも楽にできることを表面的にこなしても、そこに自信は生まれませんが、難しいこと、たいへんなことに一生懸命、挑戦した時にこそ、自分に自信が備わるのですから・・・。
by k-onkan | 2011-01-22 23:53 | 児童 | Comments(0)
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