麻奈先生のブログ~木下式の子育て論~
by k-onkan
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作者について
木下式音感教育法認定講師
  木下麻奈
     
 木下式の基本は、幼児期に「躾・規律」を教え、高度な音楽基礎教育を施すことです。詳しくは、ホームページをご覧ください。http://www.kinoshita-onkan.com

イラスト:「ケイ&シュート」
 By ケンイチ・シライ
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女が怖いのは、賢いから?

女の子の声のピークは、3年生から4年生で、その後、少しづつ、声が出にくくなっていきます。体の成長と変化によって、体内の何かが変わることで起きる「女の子の変声期」と言えるかもしれません。男の子のように可愛いボーイソプラノがいきなり、大人の男性の声になったりはしないのですが、女の子の声も、子供から大人の声に変わっていきます。子供の頃には深く考えなくても、元気にのびのびとした声で歌えていたのに、この期に入るとそうはいきません。簡単に「できたこと」が、ある日、突然、できなくなる。一番、ショックなのは本人です。私たちが子供の頃は、女の子の声が出にくくなるのは5~6年生になってからでしたが、今は体の成長が早いのが、その時期はずいぶん、前倒しされてきたと感じています。

e0143522_055985.jpgとはいっても、全く声が出なくなるわけではありません。意識してブレス(息)を取り、腹筋を使った腹式呼吸で歌うことができれば、自分の成長に合わせた、新しい声を見つけることができます。ところが、それが、なかなか、難しいのです。そのため、4年くらいになると「思うように声が出ない」と涙を流したりするのです。さて受験で長く休んだ中学生の先輩たちも、変声期の時と同様、自分の声とのつきあい方に戸惑っています。解決方法は、意識的に腹式に切り替えて、頭脳的に口型や口を動かすしかないのですが、合唱団の重鎮だった子ほど、年若い後輩がいとも簡単に美しい声で歌うと、辛いようです。

楽院は縦割りなので、能力があれば、先輩に声の手本を聞かせる機会があります。つまり、第一声部にいた子なら、誰でも一度は、先輩にお手本を聞かせ、内心、不愉快に思われた経験があり、お互い様のです。しかし、中学生といっても、まだ子供。そんなに物分りよくはなれないものです。

「出るくいは打たれる」ではありませんが、絶好調の後輩が、生意気な態度をしたり、悪い態度をすると、女の先輩は黙っていません。「その言い方は感じが悪い」とピシャリとやりこめます。先輩たちも、そのまた先輩から、ピシャリとやられた経験があるのです。

もちろん、私たちもただ見ているだけではありません。後輩がやり込められ過ぎていると感じれば、その子に加勢して助け舟を出すこともあります。反対に、先輩の言うことが正しい時には、「先輩の言うとおり。それは、やめなさい」と教えます。大勢子供がいれば、それぞれの我のぶつかりあいは、存在します。時に「良いものは良い。悪いものは悪い」と判断する大人の存在は欠かせません。

さて、どんなに良い声であっても、一生、合唱団の重鎮でいることはできません。必ず、後輩に道を譲り、サポートする側に回る時期がきます。皆をリードした立場から、人を支え、面倒を見るという役割まで経験すれば、社会に出て、いろいろな場で対応できるのではないかと思います。巷では、「大人になってもニートにならないために」と小学校でキャリア教育を施すとのニュースが流れています。小さな所帯の楽院では、合唱活動を通して、将来のキャリア教育を与える結果になっているのかもしれません。諍いは周りの人を嫌な気持ちにさせますが、それも、子供たちにとっては、無駄な経験ではないのかもしれません。
by k-onkan | 2011-01-29 23:48 | 名誉団員・卒業生 | Comments(0)
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