麻奈先生のブログ~木下式の子育て論~
by k-onkan
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作者について
木下式音感教育法認定講師
  木下麻奈
     
 木下式の基本は、幼児期に「躾・規律」を教え、高度な音楽基礎教育を施すことです。詳しくは、ホームページをご覧ください。http://www.kinoshita-onkan.com

イラスト:「ケイ&シュート」
 By ケンイチ・シライ
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時間をかけてコツコツと。

6歳のWくんは、とてもいい声をした男の子です。自分より小さな子と一緒に授業を受けていた時は、クラスの手本として、いつも頑張っていました。ですが、同級生の女の子たちと同じクラスになってから、身体をクネクネさせ、あまりにやる気を見せなくなってしまいました。

e0143522_18402290.jpg幼児期の女の子は男の子と比べ意欲があるので、勝てない自分にやる気を出ないのだろうと感じましたが、それ以外にも、頑張れない理由が身体にもあるのではないかと少し心配になり、コンディショニングの栗本先生に見ていただいたことがありました。

その時に、先生が言われたのが、「どんな身体であってもその子はその身体で生きていかなければならないから」ということでした。たとえ、左右の足の長さが違っても、首が曲がっていても、手指の関節が未発達でも、自分には自分の身体しかありません。それを使って生活できなければ、ならないのです。

それまで私は、「無理をできない理由が身体」にあると聞くと、頑張らせることが酷なのではないか、と少し神経質にもなっていました。ですが、「身体に問題があるから無理」ではなく「問題がある身体でも気長にコツコツ使い続けることが使える身体を作る」ことになるのでしょう。

以来、ご家庭でも親御さんに金魚運動をしていただいたり、苦手な鉛筆で、毎日、必ずなぞり書きの練習をしていただいたところ、最近、授業中に以前のような目の輝きが見られるようになりました。どんなにいい声を持ち、歌が好きでも、自分の身体を使いこなせないことで友だちに遅れを取ったらやる気を失うのが子供です。そんな時は原因を見つけて、隠れて努力することを教えることも大事だと感じます。

身体を動かすことが苦手な子は、なるべく、動かさずに暮らすことを好むものです。しかし、苦手だからと動かさなかったら、身体はもっと鈍感になるでしょう。苦手であっても苦手なりに、日々、鍛練を重ねれば、何年も経過すると別人のように進化する可能性はあるのです。

楽院には、4歳の頃、手指に力が入らず、スポンジを握ることさえ難しかった発達障害の男の子が通っています。それから6年が経過し、今では力強い音でピアノを弾けるようになりました。その手は、小さな頃の白魚のようはかなげな様子はありません。一本一本の節まで、鍛えられ、持ち主の言うことを聞く指になりました。

もし、小さい頃、「発達障害の子は手指が弱いのが特性だからピアノを弾かせることがかわいそう」と言ってピアノをさせていなかったら、今もその手指は白魚のように柔らかなままだったでしょう。そして、その指は単にピアノを弾くだけでなく、美しい文字を書いたり、いろいろなことができる指に成長しています。

身体を思い通りに動かせない時のストレスは相当なものです。しかし、使いこなすために努力をすることで、いつしかストレスなく、できることが増えていきます。その間に頑張る力も養われると感じます。やはり、何事も最初からあきらめないことが大事なのだと思うのです。
by k-onkan | 2015-07-10 23:39 | 幼児 | Comments(0)
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