麻奈先生のブログ~木下式の子育て論~
by k-onkan
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作者について
木下式音感教育法認定講師
  木下麻奈
     
 木下式の基本は、幼児期に「躾・規律」を教え、高度な音楽基礎教育を施すことです。詳しくは、ホームページをご覧ください。http://www.kinoshita-onkan.com

イラスト:「ケイ&シュート」
 By ケンイチ・シライ
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子供が聞いていないのではなく……

最近、「うちの子は、いうことを聞かないんです」というお母さまに多く出会います。しかし、よく観察すると、子どもがお母さんの指示に従う前に、大人が諦めてしまうような気がします。

e0143522_21183195.jpg先日もこんなことがありました。望クラスで運動をしているときに、絵カードが床に落ちてしまいました。お母さんは男の子に、「拾って」と言ったのですが、それに気づかずほかのことをしていたため、お母さんは自分で拾われました。

お母さんの立場で考えると、声をかけたのに振り向かなかったわが子の様子から、拾う気がないのだろう、と推測して、授業の妨げにならないように、気をきかせて拾ってくださった大人としての配慮であったと感じます。けれど、わが子の「言葉の教育」という面だけで考えると、このお母さんの行為はマイナスになってしまうのです。

一般的に、人が誰かに「拾ってください」というときは、相手が「言葉を理解できること」「拾う力がある」ことを前提に、その言葉を用いるはずです。そして、相手の目線を見て、何らかの反応を見たうえで、それができないと確認した後に、自分で次の方法を考えるだろうと思います。しかし、相手がわが子となると、お母さんの言葉に無反応でも、そのまま、お母さんが、跡形づけをしてしまいます。これが、子どもからの目線で、どのように映るか考えてみましょう。

お母さんが、「何か言ったかな?」と振り返った時には、もうお母さんが「拾って」と言ったものはなくなっているのです。これではお母さんが何を言ったのか、何をしてほしかったのか、どちらも見失ってしまいます。その上、お母さんが「~して」と言っても、放っておけば自分でどうにかすることまで覚えてしまうかもしれません。結果、その子は、「大人のいうことを聞けない子」になってしまいます。

私が、子供に「拾って」「手伝って」と言うときは、「相手が理解できる」と信じています。行動が遅くても「わからないから」ではなく、「気づいていなかった」「聞いていなかった」と思い、子どもの名前を呼び、視線を合わせて「カードを拾って」と言い直すかもしれません。「拾って」という意味が分からなくても、「カード」と言われれば、子どもは「カードをどうにかしてほしいのだろう」と推測するかもしれません。それでも、わからないなら、カードを指さして、両手を出して、「頂戴」というジェスチャーもしてみるでしょう。

こうしたことは、「音感教育」に関係ないと思われるかもしれません。しかし、幼児期に歌唱力と聴音能力を付けるためには、幼児に「聞き分けられるように」なってもらうことしかありません。好きなことを好きなときに好きなだけ、勝手にすることは、子供にとってちっとも難しいことではありません。けれど、大人の言葉から、まわりの都合や事情を理解して、時には自分の我を譲れる柔軟性がないと、特別な能力を伸ばす教育ができないからです。

お母さん方は忙しく、幼いお子さんが理解して、親御さんに協力するまで、待つ時間はないのかもしれませんが、面倒でも、最後まで丁寧に付き合って、わが子と意思疎通ができるようにしてほしいと、願っています。


by k-onkan | 2018-03-14 23:30 | 子育て | Comments(0)
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