麻奈先生のブログ~木下式の子育て論~
by k-onkan
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作者について
木下式音感教育法認定講師
  木下麻奈
     
 木下式の基本は、幼児期に「躾・規律」を教え、高度な音楽基礎教育を施すことです。詳しくは、ホームページをご覧ください。http://www.kinoshita-onkan.com

イラスト:「ケイ&シュート」
 By ケンイチ・シライ
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2008年 08月 15日 ( 1 )

モンスターにならないように

夏休みなので、本を読んでいます。「モンスターマザー」という題名に興味を持ち選んだ本には、「こんなお母さん本当にいるの?」と思う人がたくさん出てきます。子供の運動会にピザのデリバリーを頼む人、子供の保護者会にいって、自信のなさそうな先生の話を、わざと30分間、ママ友とおしゃべりをして聞かず、最後に「はぁ?聞こえなかったんですけど?」と反抗する。「うざい奴、いけていない奴は、子供に必要ない。子供のために、いいことをした」と自信を持つ母親。子供が失敗すると、「ざまぁみろ。だせぇ」と突っ込みを入れる・・・。突っ込みをいれる自分は面白くて「いけている」。無理して頑張るのは、自分らしくない。素のままの自分でいるために、母親としての努力は一切放棄する。それなりに、何もしなくても結構うまくいっている。自分に存在価値はないのでは・・・。(「モンスターマザー〜世界は「わたし」でまわっている」著:石川結貴)

e0143522_2351542.jpg楽院を選んで通われるお母さんは、「厳しいキノシタ」を選らんでいるところで、子供のために「何かしなければ」と感じ子育てをしている方が多いので、「身近にはいないタイプ」ですが、私たちの周り、子供たちの周りには、順調に増えていて、「関係ない」ではすまない様子です。数ヶ月前、「友達が妊娠して生むっていうんだよね。麻奈先生、どう思う?」と卒業生に聞かれました。自分の娘なら、血相を変えて「まさか、貴女のことではないの?」「どこの誰の話なの?ちゃんと話しなさい」と追求すべきところかもしれません。もちろん、その心配もしましたが、大人の階段を登りはじめた子に、根掘り葉掘り、聞き出そうとすると、何も教えてくれなくなってしまいます。お母さんは「自分の友達」を良く知っているので、その子のことを悪く思われたくないなど、私に話す理由は、いろいろあるようです。

私は、親ではない分、気が楽なのかもしれません。「そうなの。それで、貴女はどう思うの?」となるべく冷静に聞きます。「自分はまだ、子供で自分以外に責任を持つことなんてできない。だから、友達にも育てられないと思う。生まれてくる子供が可愛そうだと思う。でも、自分のことじゃないから、人に余計なこというと、うざいと思われるから言わない」。少なくとも卒業生は、「子供は、きちんと育ててもらうべきだ」という考えを、親御さんや、周囲の大人から知らされているようです。最後に、「まさか、友達の話って、あなたの話じゃないでしょうね・・・」。もちろん、よく知る子供のことなので、様子を観察すれば、そうでないことは一目で分かります。でも、あえて、「そんなことはないでしょうね?」と無言の圧力くらいはかけさせて欲しいものです。

「子供ができて就職できなくなった子がいる」、「学生時代に子供は生んで、相手の親御さんに育ててもらっている人がいる」などを、ふつうのお嬢さんから「よくある話」として聞かされると、自分が「古いの?」と耳を疑ってしまいます。何年か前に、「14歳」の子が妊娠するドラマもありました。断片的に見て、嫌になったのは、子供に「親に協力してもらえば生める。生命を大事にする自分はすばらしい」というメッセージだけを送っているような気がしたからです。命を大事にするのは、すばらしいけれど、それと同等に、「大人として」責任を果たせないのでは、結局、「親になる資格がない」命を大事にできないのだということをどうして、だれも教えないのだろうと思ったものです。ドラマの中で、「年若いのに、子供は育てられない。自分の未来を考えなさい」と正論を言ったお母さんが悪者扱いで、「子供の希望なら、かなえてやりたい」といった親が、娘の味方というイメージで描かれていました。でも、子育ては、生まれるところが始まりで、その後には、もっと大きなお仕事が待っているのです。

「育てられないこと」を想像もせず、モンスターマザーになる。そして、それはみんな自分を育てそこなった親のせい、大人のせい・・・。そんなことを言われないように、関わりあった子供たちには、嫌われても正論を忘れず、接していきたいと思っています。私たちは、「○歳になったから」「子供が出来たから」と、いきなり立派な人間にはなりません。子供も大人も努力して、自分に打ち勝てる人間が「大人」になれるのだと、この本を読み思いました。自動車の運転は、ルールを守らないと自分にも、他人にも危険があり迷惑がかかる。だから、免許があるのです。大人になるため、母親になるための免許はないけれど、いつも、向上心を持っていたいと思います。夏休みは、ふだんできない勉強をしようと反省させられる一冊でした。
by k-onkan | 2008-08-15 10:01 | しつけ | Comments(0)