麻奈先生のブログ~木下式の子育て論~
by k-onkan
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作者について
木下式音感教育法認定講師
  木下麻奈
     
 木下式の基本は、幼児期に「躾・規律」を教え、高度な音楽基礎教育を施すことです。詳しくは、ホームページをご覧ください。http://www.kinoshita-onkan.com

イラスト:「ケイ&シュート」
 By ケンイチ・シライ
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2008年 08月 21日 ( 1 )

音楽を心で聴く幸せ

私が、子供のころ、音楽は情緒教育のため!と言われ、小学1年生のときには、女の子のほとんどがピアノかエレクトーン、オルガン、などを習っていたものです。けれど、強い信念がないと継続することが難しいのが音楽勉強、「練習が嫌い」「なかなか上手にならない」「難しくなってきた」「自分が弾きたいものが弾けない」などの理由から、6年になると、クラスの数人だけしかピアノを弾く子はいませんでした。いつしか、「情緒教育」というより、「音楽を勉強すると賢くなる」という理由から、女の子だけでなく、男の子も音楽を学ぶ子が増えました。

e0143522_2235534.jpgどんな理由であっても、音楽を勉強する人がいることは、理解者が増えることで、ありがたいことです。けれど、他の能力を育むためだけに「音楽」を求めるのは「何かが違うのではないか??」と考えてしまうこともあります。「音楽の素晴らしさ」は言葉や数値、論理で表せるものではないからかもしれません。いい演奏を聞いたり、いい音楽を耳にすると心が震える。それは理屈ではないのだと思います。

「知能を高めるため」「受験を有利にするため」「小学校にあがる前に、ひと時情緒を豊かにするため」。確かに必要なことでしょう、でも、それだけではとても残念です。昔から、文化があるところには、必ず、言葉があり音楽があったものです。学校教育などでは、音楽は必要ない教科にされがちですが、本当は、私たちが生きる上で、求めずにはいられないものかもしれないと思っていました。そんな時、脳科学者の茂木健一郎氏の「すべては音楽から生まれる」を読みました。

お母さんのお腹にいる胎児は、母国語とそうでない言葉を聴き分け、それぞれに反応している。言葉の響きや調子、勢いなどを「音楽」として聴きながら、脳内にある一千億個の神経細胞が、活動して、お互いに作用して意識を創る様子は、オーケストラの多種の楽器が一つの音楽を生んでいく経過に似ている。音楽を聞いた時の脳の状態は、飲食する時と似て、生物としての基本的、本能的な歓喜、そのもの・・・。(「すべては音楽から生まれる~脳とシューベルト~著:茂木健一郎)

茂木先生は本の中で、自分がかつて、演奏会の後に必ず、「どうだったか?」を論じるリスナーだったと書かれていました。そして、それは「音楽を本当に聴いていたのではなかった。聴こうともせずに、もっと説明や理解を求めていた。それに気づいてから、音楽との接し方が変わったそうです。子供たちにも、「頭が良くなるから」だけでなく、音楽を心で感じられる人になって欲しい。そんな風に感じた1冊でした。
by k-onkan | 2008-08-21 23:27 | 音楽 | Comments(1)