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木下式音感教育法認定講師
木下麻奈 木下式の基本は、幼児期に「躾・規律」を教え、高度な音楽基礎教育を施すことです。詳しくは、ホームページをご覧ください。http://www.kinoshita-onkan.com イラスト:「ケイ&シュート」 By ケンイチ・シライ ブログパーツ
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1 父親の愛とコーチの真意と
巷では、サッカーのアジアカップに興奮しているようです。そんな中、以前、友人から聞いたある話を思い出しました。それは、彼の息子が中学生の時、学校のサッカー部にJリーグのコーチが指導に来て、「リフティング200回できない人は、部から去るように・・・」と言ったことがあったという話です。小さな頃から、サッカーが大好きだったので「辞めさせられてはたいへん」と息子から相談され、友人は出勤前の早朝6時より、毎朝、わが子のリフティングの練習に付き合ったといいます。
![]() さて、友人が子育てに関わったのは20年前。サッカーの話は、10年以上前の話ですが、最近の教育の実態を考えると、この話にはもっと深い意味があると気付いたのです。なぜなら、今の時代、コーチや先生が、「200回できない子は退部」などと口にしたら、まず、保護者からクレームがくるのは間違いないでしょう。「そんなことは無理」「練習する時間がない」「リフティングとサッカー技術は関係ないではないか」「できない子がかわいそう」「そんな理不尽な要求をするコーチを替えて」「やらせたかったら、コーチが時間を作って、練習を見るべき」。保護者から言われそうなことも想像できます。そして、学校側も「無理な要求をせずに、妥協するように」とコーチを指導するかもしれません。 さて、プロとして活躍した人には、彼らにしか理解できない訓練の重要性があるのだろうと思います。そして、コーチに「200回できなければ退部」と言われた時に、「ボクはできない」と諦める子供は、どんな技術を持っていても、試合中に闘争心に欠けるだろうと思います。反対に、最初はできなくても「絶対に200回できるようになってやる」という子、「やりたいこと」のために最大限の努力をして期間内に結果を出す子供こそ、コーチが求めた部員であっただろうと思うのです。 これは、物を習得する上で、素直に師の言葉に従えるかの「踏み絵」でもあると感じます。先生(コーチ)に「これをしなさい」と言われた時に、疑問を持たずに素直に練習する人と、「こんなことをやって何の意味があるの?」と疑問に思いながら、取り組むのでは、その成果はまったく違うものになるということです。物を教えてもらうということは、技術を盗ませてもらうということです。真剣に物を学ぶための奥義は、その方法を真摯に身につけるしかありません。これは、「先生と生徒」が平等になったことで、日本の教育現場に一番、失われてしまったことでもあるのです。 ▲
by k-onkan
| 2011-01-26 22:42
| 教育
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