麻奈先生のブログ~木下式の子育て論~
by k-onkan
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作者について
木下式音感教育法認定講師
  木下麻奈
     
 木下式の基本は、幼児期に「躾・規律」を教え、高度な音楽基礎教育を施すことです。詳しくは、ホームページをご覧ください。http://www.kinoshita-onkan.com

イラスト:「ケイ&シュート」
 By ケンイチ・シライ
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2018年 03月 13日 ( 1 )

ありがとう さようなら 子供たち

3年間、木下式を勉強した保育園の園児と、最後のお稽古を行なってきました。「音感かるたの説明と歌唱曲「ドレミはみんなの仲良しさん」、そして、音符読み書き教材や聴音書き取りなど、毎回、恒例になっている課題を終えて、特別に「ピアニカ」を吹かせてみました。

e0143522_182228.jpgここの園のピアニカの鍵盤には「音感かるたシール」が貼ってあります。子どもたちは、このシールがあれば、指で読譜教本を読みながら、メロディーを弾くことができるのです。保育園で学んだ音感教育によって、鍵盤楽器の心得が身に付けば、小学校の音楽の時間に何かの役に立つかもしれないからです。

最後に、卒園式のために練習しているという童謡を2曲、聴かせていただきました。これまで、この卒園式で披露する曲は、私に指導する時間的余裕がないことから、担任の先生が教えられる方法で指導していただいてきました。簡単にいうと、裏声の柔らかい声です。音程が取れないのに木下式の発声で歌わせると凄まじい雑音を生むことになるからです。

今年も担任の先生に、「自分が歌える歌い方で教えてくださいね」とお話してあったのですが、子どもたちは、新しい歌を習うと、木下式の発声でお腹の底から力いっぱい声を出して歌ったようです。担任の先生は、「歌い方が戻せない」と嘆いていましたが、この歌い方でも、情感あふれる曲が歌えるようになったのは大進歩なのです。元幼稚園教諭だったという担任の先生も、上手にピアノの伴奏を弾いていました。これなら、卒園式で「3年間、音感を学んだ」と言っても、恥ずかしくない、と思えました。

私自身、子どもの頃に経験したことですが、一度、木下式の歌い方を習得すると、それ以外の歌い方は声を抑えるため、力を十分に発揮できず、なんだか、不完全燃焼な気持ちがするのです。知らず知らずのうちに、自ら木下式の歌い方をする子どもたちが、なんだか、とても頼もしく思えました。

お稽古が終わって、子どもたちにご褒美のキャンディーを手渡すと、子どもたちからも素敵なものをプレゼントされました。それは、一人ひとりの絵やメッセージを綴じた帳面でした。保育園の多忙な生活の中で、こんなに手の込んだものを作って渡してくださった担任の心遣いが嬉しくなりました。

頁の表紙には、子どもたちと一緒に撮影した写真、そして、中には、「3ねんかん おんかんありがととうございました」「かようびに おんかんおしえてくれてありがとう」「まなせんせい いっぱいおうたおしえてくれてありがとうございました」等々、可愛い絵と文字であふれていました。

そのなかで、一番、嬉しかったのはJくんからのメッセージでした。「まなせんせい うたをおしえてくれてありがとう。わすれない」。ぶっきらぼうな文章のなかに、「強い感謝」を感じました。

この男の子は、開始当初は人の後ろに隠れ、決して目立つタイプの子でありませんでした。しかし、3年の反復は「このクラスで自分が一番、音感を頑張っている」という自負のようなものが芽生え、クラスに数人いる「ピアノを習っている子」と対等に、ピアニカを吹いたり、音の聴き分けができるようになっていたのです。これだけ、大人の話を聞いたり、我慢したり、協調することが、できるようになれば、小学校の勉強でも、きっと頑張れるはずと、期待しています。

子どもたちはそれぞれ、音感を始めた頃には、できないことがたくさんありました。しかし、それぞれの課題を乗り越えて、卒園していきます。子どもたちが、いつか「保育園で学んだ音感が役に立った」と思い出してくれることを願いながら、子どもたちとお別れしました。
by k-onkan | 2018-03-13 18:20 | 保育園 | Comments(0)